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エマルションフローによるリチウムイオン電池 (LIB) の水平リサイクル

エマルションフローによるリチウムイオン電池 (LIB) の水平リサイクル

オンライン 開催

視聴期間は2025年3月11日〜25日を予定しております。
お申し込みは2025年3月21日まで承ります。

概要

本セミナーでは、新しい溶媒抽出の方法「エマルションフロー法」について基礎から解説し、エマルションフローをレアメタルのリサイクルや有害物質の回収・除去に適用した例を紹介いたします。

配信期間

  • 2025年3月21日(金) 13時00分2025年3月25日(火) 16時00分

お申し込みの締切日

  • 2025年3月21日(金) 13時00分

受講対象者

  • リチウムイオン電池のリサイクルに関連する技術者
    • 金属リサイクル
    • 金属製錬
    • 電池
    • 正極材
    • 自動車OEM
    • フッ素系化学品
    • 半導体
    • 繊維 等

修得知識

  • 廃棄されたリチウムイオン電池 (LIB) などからのレアメタルの水平リサイクル
    (廃LIBから回収された材料を使って、再度、LIBを製造)
  • PFAS (有機フッ素化合物) などの有害有機化合物の回収・除去

プログラム

 本セミナーの趣旨は、新しい溶媒抽出の方法“エマルションフロー法”を知っていただくとともに、エマルションフローをレアメタルのリサイクルや有害物質の回収・除去に適用した例を紹介すること。溶媒抽出は、他の湿式処理と比較して、目的成分に対する抽出・回収の容量が大きく、大量の水溶液 (溶解液、浸出液など) をより迅速に処理して高度に分離できる点が特徴である。一方で、溶媒抽出は、処理後の排水に多量の油分が混入するため、環境を汚染する技術の代表のように言われている。それに対して、エマルションフローは、従来の溶媒抽出に対する「常識」をくつがえし、油汚染された水を浄化する技術として水処理分野で注目されている。また、従来装置として最も普及しているミキサーセトラーの4倍から10倍の処理能力を持つので、装置サイズを1/4から1/10に小型化できる。さらに、もともと濃縮装置として開発された経緯から従来装置では実現できない高濃縮を可能とし、加えて、高いフレキシビリティも特徴である。

  1. エマルションフローの紹介
    • 原理
    • 特徴
    • 従来法との比較など
  2. レアメタルリサイクルへの適用
    • リチウムイオン電池の水平リサイクル
    • レアアースの分離精製・リサイクル
  3. 環境ソリューション
    • PFAS (有機フッ素化合物) の回収・除去
    • 油水分離
  4. その他

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年3月11日〜25日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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