技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向

新規参入・初心者のための

動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向

~ヒト用医薬品との比較・動物用医薬品ならではの留意点~
オンライン 開催

視聴期間は2024年12月11日〜24日を予定しております。
お申し込みは2024年12月11日まで承ります。

概要

本セミナーでは、動物用医薬品・体外診断用医薬品について取り上げ、動物用医薬品・体外診断医薬品の市場動向、法規制と申請時の留意点について、ヒト用との違いを交えながら解説いたします。

開催日

  • 2024年12月11日(水) 13時00分 2024年12月24日(火) 16時30分

修得知識

  • 動物用医薬品及び体外診断用医薬品の製造販売に必要な各種法規制の知識とその対応
  • 動物用医薬品・体外診断薬特有の規制、特に人用との違い
  • 動物用体外診断薬の承認申請とGMP適合性調査を理解するための各種お役立ち情報
  • 製造販売承認申請書作成のためのガイダンス
  • 動物用医薬品及び体外診断用医薬品市場についての概要
  • 動物用医薬品のニーズと売れ筋製品に関する知識

プログラム

 人用医薬品、人用体外診断用医薬品の開発には長年の経験があるけれど、動物用はよくわからない。人用医薬品の場合は通知が出ていて規制の範囲が明確なのに、動物用は全然検索にヒットしない。コンサルタントをやっていると、そのようなお悩みをよく耳にします。
 本セミナーでは、これから開発を担当される方のために、動物用医薬品と動物用体外診断医薬品の市場動向、法規制と申請時の留意点などについて、人用との違いを交えながら解説いたします。

  1. 動物用としてニーズのある医薬品とは
    1. 日本の動物薬市場とその動物種別・領域別成長
      • 動物用医薬品関連市場の概要
      • 動物用医薬品の市場全体の推移
      • 動物種別市場規模とその推移
      • 薬効別・領域別市場の推移
      • CA診断検査キット市場推移
    2. 犬及び猫の疾病統計
    3. 愛玩動物用医薬品の領域別ヒット製品ベスト5
      • CA動物用医薬品領域別ベスト5
      • CA動物用体外診断薬製品別売上金額
    4. このような薬の種は眠っていませんか
  2. 動物用医薬品・体外診断用医薬品の製造販売に係る各種法規制
    1. アニマルヘルス関連資材に係る主な法規制
      1. 動物用医薬品の申請に必要な文書及び業態
      2. 動物用体外診断用医薬品の申請に必要な文書及び業態
    2. 承認取得に係る規制、上市後、販売流通に係る規制
      • 動物用医薬品 (一般医薬品)
      • 動物用医薬品 (生物学的製剤)
      • 動物用体外診断用医薬品
    3. 動物用医薬品・体外診断用医薬品製造販売業
      1. 定義と権限
      2. 責務
      3. 三役体制
      4. GQP省令の適用範囲
      5. 体外診断用医薬品はGQP体制省令
      6. GVP省令の適用範囲
      7. 許可申請の注意事項
    4. 動物用医薬品・体外診断用医薬品製造業
      1. 製造業の許可区分
      2. 機器と体診の製造業はGMPとGQP体制省令でカバー
      3. 製造業の許可と登録
      4. 機器と体診において登録の対象となる製造所の範囲
      5. 製造業の三役体制
      6. 責任者の兼務の可否
      7. 許可申請の注意事項
    5. 動物用医薬品外国製造業者認定/登録
      • 許可/登録申請の注意事項
    6. 用語の整理
  3. 有効成分の発見から申請までに必要なこと
    1. 承認申請までの開発スケジュール
    2. 動物用医薬品の分類と区分
      • 動物用医薬品の分類と注意事項
      • 動物用医薬品の区分表はどこにあるのか
    3. 区分表と求められる添付資料 区分表の読み方
      • 一般医薬品のうち食用動物用医薬品の場合
      • 一般医薬品のうち愛玩動物用医薬品の場合
      • 生物学的製剤の場合
      • 体外診断用医薬品の場合
    4. 動物用医薬品の添付資料作成上の留意点
      • 次の申請品目の添付資料を作成する場合の留意点
        • ジェネリック品、動物用医薬品としての新規物質、フルオロキノロン系等、既承認ワクチンから一部の成分を抜いた新規ワクチン
    5. 体外診断用医薬品の添付資料に関するお役立ち情報
    6. 開発に要する時間を短縮するために
  4. 動物用医薬品特有の規制事項と申請から承認までの流れ
    1. 監督官庁が農林水産省であることによる違い
    2. 動物用医薬品に特有の規制
    3. 製造と申請資料に求められる品質
    4. 概要や添付資料の定義の違い
    5. 薬事・食品衛生審議会(薬食審)だけでない、食品安全委員会(食安委)、消費者庁への諮問
  5. 動物用医薬品の申請書作成ノウハウ、申請時の留意点
    1. 動物用体外診断用医薬品について
      • 人用体外診断用医薬品との違い
      • 届出だけで製造販売できる動物用体外診断薬
      • お役立ち情報
    2. 申請書はなぜ製造業者の情報から始まるのか
    3. 成分及び分量、製造方法はどこまで記載するか
    4. 規格及び検査方法は現状に即して
    5. 参考事項欄は大きく変わった
  6. 動物用医薬品開発における注意点
    1. 獣医師の特例
    2. 費用対効果
    • 質疑応答

講師

  • 川田 淑子
    株式会社 アルビス 動物用医薬品開発部
    開発・薬事スペシャリスト

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 32,400円 (税別) / 35,640円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 32,400円(税別) / 35,640円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2024年12月11日〜24日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/28 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (実践編) オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (抗体医薬品) の特性解析・構造決定と得られたデータの品質管理への活用 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品の不純物管理 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における各種試験方法の適切な精度管理と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品のCTD (CMC) :妥当性の根拠とまとめ方 (2日間) オンライン
2025/5/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン
2025/5/29 製品品質照査の活用による製造工程、原料・資材及び製品規格の妥当性検証 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (CMC) マスターコース (全6コース) オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における製法・試験法変更と担保すべき同等性/同質性評価 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における規格及び試験方法の設定と安定性試験 (長期保存試験) による有効期間の設定 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)