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入門者のための熱力学・伝熱工学の基礎

省エネルギー化・高性能化を実現する

入門者のための熱力学・伝熱工学の基礎

~電子機器、エネルギー機器等の熱設計・熱マネジメント等に必須の熱工学を1日で習得~
オンライン 開催
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2024年12月5日〜11日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、これまでに熱力学や伝熱工学を学んだことがない (機械系以外出身者の方) 、あるいは機械系でもしばらく熱工学を使用する業務に携わっていなかった方を対象に、工業熱力学及び伝熱工学の基本事項を基礎から丁寧に説明いたします。
このセミナーで熱工学の基盤を身に着けていただくことで、各分野の専門的・応用的事項に対して熱工学を活用できるようになることを狙いとします。

開催日

  • 2024年11月28日(木) 10時00分 16時00分

受講対象者

  • 熱力学に関連する技術者、担当者、管理者
    • 内燃機関
    • ガスタービン
    • 蒸気タービン
    • ボイラー
    • ヒートポンプ
    • 冷凍空調
    • 燃料電池
    • 製造プロセス など

修得知識

  • 大学専門課程レベルの熱力学・伝熱工学の基礎
  • 製品の高性能化に欠かせない熱対策の基礎
  • 応用分野の熱工学 (エネルギー変換工学、燃焼工学、熱設計、熱マネジメント) に取り組むための下地
  • 技術士第一次試験レベルの熱工学の問題が解けるようになる
  • エネルギー管理士 (熱分野) の熱力学、伝熱工学の問題が解けるようになる

プログラム

 熱力学は、エネルギーの形態とその相互変換の理論を扱う学問です。伝熱工学は、熱エネルギーの移動速度を扱う学問です。電気エネルギー、化学エネルギー、熱エネルギーなどを利用する製品や機器において、エネルギーの変換に伴って必ず熱が発生します。熱はエネルギーの最終形態であるため、全てのエネルギーを扱う上で、熱力学及び伝熱工学の知識が欠かせません。
 エンジン、ボイラー、冷凍・空調機器などはもちろんですが、燃料電池、電気機器・エレクトロニクス機器の熱対策、製造プロセス等、社会で利用されている様々なエネルギー変換の基本になるのが熱力学です。さらに、熱エネルギーの移動を定量的に見積もるためには伝熱工学が基本となります。これらの分野に関連する製品の省エネルギー化、高性能化は、工業製品の技術的優位性を確保する上で欠かせない事項です。
 本セミナーでは、これまでに熱力学や伝熱工学を学んだことがない (機械系以外出身者の方) 、あるいは機械系でもしばらく熱工学を使用する業務に携わっていなかった方を対象に、工業熱力学及び伝熱工学の基本事項を基礎から丁寧に説明します。このセミナーで熱工学の基盤を身に着けていただくことで、各分野の専門的・応用的事項に対して熱工学を活用できるようになることを狙いとします。

  1. エネルギーと熱力学
    1. 仕事と熱エネルギー
    2. 温度
    3. 比熱と熱エネルギー
    4. 圧力と気体の仕事
      • 例題演習
  2. 熱力学第一法則
    1. 閉じた系と開いた系
    2. p-V線図
    3. 絶対仕事と工業仕事
    4. 閉じた系の熱力学第一法則
    5. エンタルピー
    6. 開いた系の熱力学第一法則
    7. 一般エネルギー方程式
      • 例題演習
  3. 理想気体の状態変化
    1. 理想気体の状態方程式
    2. 定容比熱と定圧比熱
    3. 比熱比とマイヤーの関係
    4. 理想気体の状態変化
      1. 定容変化
      2. 定圧変化
      3. 等温変化
      4. 断熱変化
      5. ポリトロープ変化
        • 例題演習
  4. 熱力学第二法則
    1. 熱効率と成績係数
    2. カルノーサイクル
    3. エントロピーと熱力学第二法則
    4. 理想気体のエントロピー変化
      • 例題演習
  5. 熱機関とヒートポンプ
    1. 熱効率
    2. 成績係数
      • 例題演習
  6. 冷凍・ヒートポンプのサイクル
    1. 冷凍機・ヒートポンプの基本構成
    2. p-h線図の読み方
    3. 冷凍・ヒートポンプサイクルの成績係数
      • 例題演習
  7. 伝熱の基礎
    1. 伝熱の三形態
    2. 熱伝導
      1. フーリエの法則
      2. 平板の熱伝導
      3. 合わせ板の熱伝導
      4. 円管の熱伝導
      5. 多重円管の熱伝導
    3. 熱伝達
      1. ニュートンの冷却の法則
      2. 無次元数
    4. 熱通過計算
    5. 熱放射
    6. 相変化を伴う伝熱
      • 例題演習
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

テキスト送付に係る配送料

ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
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  • アーカイブ配信の視聴期間は2024年12月5日〜11日を予定しております。
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  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。