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ウェットコーティングの全体技術を速習 単層・重層塗布方式各々の特徴、および塗布故障の原因と対策を理解

ウェットコーティングの全体技術を速習 単層・重層塗布方式各々の特徴、および塗布故障の原因と対策を理解

~ダイによる膜厚均一化のコツや最新の塗布技術関連特許も紹介 / 粘弾性が塗布に与える影響についても解説~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、ウェットコーティングの基礎、塗布方式の概要からリバースロールコーティング、グラビアコーティング、ワイヤバーコーティング、ダイコーティング、ウェブテンションドダイ方式など単層塗布5方式の特徴を解説するとともに、重層塗布2方式についても解説いたします。

開催日

  • 2024年11月15日(金) 13時00分 17時00分

受講対象者

  • ウェットコーティングの担当者、ウェットコーティング技術開発者、管理者
  • これから塗布機を導入しようと計画している技術者、管理者
  • 塗布故障などで歩留まり向上を検討している技術者

修得知識

  • 濡れ性、表面張力、フィルム濡れ性の測定方法
  • 前計量、後計量方式と特徴
  • 「塗布技術」としての内容
  • 各種塗布 (単層と同時重層) 方式 (計7方式) の特徴理解
  • ダイ・バー等の特徴。またリバースロール、リバースグラビヤ塗布方式の現象論の詳細
  • ウェブテンションドダイ塗布方式の特徴
  • ダイによる膜厚均一化の知識
  • ダイ塗布方式の特許知識
  • バー塗布の最新特許技術
  • 塗布故障解析の解析方法
  • 塗布故障事例を通して故障解析の手法、考え方
  • 粘弾性の理解と塗布現象への影響理解

プログラム

 高機能性フィルムは、ウェットコーティング方式により高機能化とともに安価に生産されている。ウェットコーティングにおいては、塗布液が支持体に塗り付くことが基本であり、そのためには濡れ性が重要なため、最初に表面張力について説明する。次に、塗布方式は塗布量、塗布速度、塗布液粘度により多くの方式が用いられているが、今回はダイ塗布方式、グラビヤ塗布方式、バー塗布方式及び、究極の薄層高速塗布方式であるウェブテンションドダイ塗布方式など5方式の特徴を解説するとともに、同時多層塗布方式についても紹介する。
 また、塗布品の品質として塗布の厚み精度が重要であるが、ダイ塗布方式による厚み変動要因について解説するとともに、ダイリップ ゚先端の形状や段差が塗布に与える影響について特許情報をもとに説明する。ダイ、バー塗布方式における注目する特許について紹介する。さらに塗布故障として、ハジキ、パーティクル異常、塗布膜厚異常の現象と原因について解説する。塗布故障原因はさまざまであり、故障対策の進め方、考え方の参考にしていただきたい。最後に粘弾性について概略説明するとともに、粘弾性が塗布に与える影響について簡単に紹介する。

  1. ウェットコーティング現象の基礎
    1. 濡れ性
    2. 塗布界面
    3. 支持体と塗布液の表面張力の関係
  2. 塗布技術の内容
    1. 塗布操作の基本
    2. 前計量と後計量
    3. 塗布技術開発とコストの関係
      1. 広幅化
      2. 塗布高速化
      3. 薄層塗布化
      4. 均一化 他
  3. 代表的な単層塗布技術
    1. リバースロールコーティング:理論的解析紹介含む
    2. グラビアコーティング:リバースグラビヤ塗布の詳細現象含む
    3. ワイヤバーコーティング
    4. ダイコーティング
    5. ウェブテンションドダイ (究極の高速薄層塗布方式)
  4. 代表的な重層塗布方式
    1. スライドホッパーコーティング
    2. ウェブテンションドダイコーティング
  5. ダイ塗布方式における塗布膜厚分布の要因
    1. 給液とマニホールド要因
    2. スロット精度要因
    3. 設置精度要因
  6. ダイリップ先端形状と段差と塗布への影響
    1. ダイ先端形状と塗布性
    2. ダイ先端段差と塗布性
  7. ダイ塗布方式における注目の特許
    1. 特許出願メーカ
    2. 幅方向の膜厚の均一化に関する特許
    3. ダイ先端エッジ形状に関する特許
    4. バキュームに関する特許
    5. 間欠塗布に関する特許
  8. ワイヤーバーにおける注目の特許技術
    1. バー塗布の基本特許、及び技術課題
    2. リブスジ対策に関する特許
    3. 塗り付けの安定化に関する特許
    4. 塗布端部の安定化に関する特許
    5. 精密バーに関する特許
  9. 塗布故障の原因と対策の実例
    1. 一般的な塗布故障と原因
    2. ハジキ故障 2例紹介
    3. 乾燥内パーティクル故障
    4. 塗布液温度による膜厚分布故障
  10. 塗布液の粘弾性と塗布への影響
    1. 粘弾性とは
    2. 粘弾性の簡単な説明
  11. 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 32,400円(税別) / 35,640円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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