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医療機器の滅菌手法とバリデーション実務のポイント

ISO最新規格、ガイダンスに準拠した、バリデーションの構築、実施、運用

医療機器の滅菌手法とバリデーション実務のポイント

~エチレンオキサイド滅菌工程、放射線滅菌工程~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年11月10日〜20日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年11月10日まで承ります。

概要

本セミナーは、講師がコンサルタント業務として、PMDA、第三者認証機関のQMS適合性調査に同席または指摘事項対応の中で得た情報の中から、重要な指摘事項、推奨事項についての対応方法、是正方法について解説いたします。

開催日

  • 2024年10月30日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 滅菌バリデーションの規格要求事項と問題点の把握
  • トラブルシューティング方法
  • ISO規格の動向
  • QMS査察等の指摘事項

プログラム

 医薬品医療機器等法 (薬機法) が施行され、滅菌バリデーション基準が改訂されるなど滅菌関連の規制が年々厳しくなっており、薬事規制を遵守し、規格基準を正しく解釈してシステムを構築、運用することが求められています。また、規制要求であるバリデーションが強化されてます。
 本セミナーは、医療機器滅菌バリデーションとして、EO滅菌工程、放射線滅菌工程について、ISO最新規格、基準、ガイダンスに準拠し、バリデーションを構築または実施、運用する上で必要な要求事項、および問題点を説明します。最近は滅菌を海外で行うことが多く、その場合は海外のレポートを正しく評価し、QMS適合性調査を実施するためには規格要求事項を正しく理解する必要があります。さらに、国内外のQMS適合性調査に対応した計画書、報告書が作成できるよう解説します。

  • はじめに (滅菌の基礎と滅菌関連の定義について)
  1. 滅菌関連法規制 (滅菌バリデーション基準、ISO規格、JIS規格)
    • 滅菌関連JIS/ISO規格
    • EOの毒性
    • 滅菌法選定における問題点
  2. EO滅菌バリデーション基礎知識と実務事例紹介
    1. 滅菌作用機序、滅菌対象と製品設計の考え方、排出規制
      • 米国EPA
      • 環境省通知
    2. 製品の定義と製品ファミリー、処理カテゴリーの考え方
    3. 工程の定義
      • 工程開発
      • 滅菌パラメータ
      • 滅菌条件設定の根拠
    4. 日常管理、製品のリリース
      • パラメトリックリリース
      • 単一ロットリリース要件
    5. プロセスの有効性維持
      • リクオリフィケーション頻度/検証
      • 製品SAL
      • 変更管理
    6. 滅菌の委受託管理と問題点
    7. 滅菌バリデーションにおける問題点
      • PCDの利用と管理方法
      • 既存製品との同等性の考え方と製品SAL
      • リクオリフィケーション不適合時の無菌性保証の考え方
      • 滅菌工程の改善
      • 複数台のプレコン/滅菌器/エアレーションの工程同等性
      • 低湿度の滅菌条件の問題点
    8. 滅菌バリデーション計画書、報告書事例
  3. 放射線滅菌バリデーション基礎知識と実務事例紹介
    1. 放射線滅菌設備概要
    2. 滅菌作用、滅菌パラメータ
    3. 工程の定義
      • 工程開発
      • 滅菌条件設定
      • 滅菌対象と製品設計の考え方
      • 方法1
      • 方法2
      • VDamxSD法の設定事例と問題点
    4. 製品の定義と製品ファミリー、処理カテゴリーの考え方
    5. 日常管理とプロセスの有効性、変更管理と再検証
    6. 滅菌の委受託管理と問題点
    7. 放射線滅菌に係る承認申請資料作成
      • 滅菌線量設定の選定
      • 最大許容線量 (材質劣化試験) と安定性/耐久性の関係
      • 材質劣化の評価と加速試験
    8. 滅菌バリデーションと問題点/対策
      • 低バイオバーデンの過大/過小評価と管理方法 (VDmax法)
      • バイオバーデンの類似性と同等性
      • 検定線量照射試験失敗
      • 包装汚染
      • 定期監査試験不適合時の無菌性保証の考え方
      • 線量測定の不確かさ 放射線材質劣化対策と対応事例
      • 放射線照射法
        • 脱酸素照射法
        • 架橋法
        • 添加法
        • 低温照射法
    9. 滅菌バリデーション計画書、報告書事例
    • 質疑応答

講師

  • 山口 透
    四季サイエンスラボラトリー
    代表

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
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ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年11月10日〜20日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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