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バイオマスプラスチックや生分解性樹脂に関する樹脂用添加剤とその選び方、使い方

バイオマスプラスチックや生分解性樹脂に関する樹脂用添加剤とその選び方、使い方

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、バイオプラスチックについて基礎から解説し、各製品分野での利用推進に役立つ内容を詳解いたします。

開催日

  • 2024年10月21日(月) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • プラスチック関係のメーカーや商社に勤務する技術者
  • バイオプラスチックについて基礎から学びたい方

修得知識

  • プラスチックの基礎
  • プラスチックの環境問題と対策の概要
  • バイオプラスチックの基礎から応用、最新の動向

プログラム

第1部 バイオマスプラスチック・生分解プラスチックの基礎、開発・利用動向と添加剤の利用例

(2024年10月21日 10:00〜12:00)

 バイオマスプラスチックと生分解性プラスチックについて、これらの意義と分類、利用可能なバイオマスと生分解のメカニズム、日本と世界での規制や主要な種類の生産・利用の動向、そして、代表的な添加剤の利用例を解説する。

  1. プラスチックの環境対策でのバイオマス/生分解性プラスチックの役割
  2. バイオマス/生分解性プラスチックの基礎
    1. 定義と分類
    2. 利用可能なバイオマスの生産動向
    3. 生分解性 (海洋分解性) のメカニズムと分解制御、評価方法
  3. 生産・利用や規制の動向
    1. 規制の動向
    2. 世界と日本での生産の現状、利用の違いと成長見通し
  4. 主要な種類の開発・生産の動向 (構造・製法、現状の生産規模、課題)
    1. バイオマスプラスチック
      • バイオポリオレフィン
      • バイオPET
      • バイオポリアミド
      • バイオPCなど
    2. 生分解性プラスチック
      • ポリ乳酸
      • PBS
      • PHA
      • セルロース系樹脂
      • デンプン変性樹脂
      • PBATなど
  5. 添加剤の利用の実例
    1. ポリ乳酸用
      • 成形性
        • 結晶化促進
        • 可塑化
      • 耐熱性
      • 難燃性
      • 伝熱性の向上
    2. セルロース系樹脂用
      • 耐衝撃性
      • 強度
      • 難燃性
      • 装飾性 (漆ブラック調)
      • 耐傷性の向上
  6. まとめと今後の展望
    • プラスチックの環境対策を推進する上でのバイオマス/生分解性プラスチックスの役割と課題、今後の方向性
    • 質疑応答

第2部 生分解性樹脂用可塑剤とその応用について

(2024年10月21日 13:00〜14:00)

  1. バイオマスプラスチック
    1. バイオプラスチック
    2. 生分解性樹脂
  2. 生分解性樹脂向け改質剤
    1. 可塑剤
    2. 難燃剤
    3. 結晶核剤
    4. 加水分解抑制剤
    5. 耐衝撃吸収剤
  3. 生分解性樹脂向け可塑剤 DAIFATTY-101
    1. 基本性状
    2. 生分解性認証
    3. 生分解性樹脂への添加時物性
  4. 生分解性樹脂への応用
    • 質疑応答

第3部 テルペン系樹脂の相溶化剤としての特性と使用例

(2024年10月21日 14:15〜15:15)

 天然系粘着付与樹脂として広く利用されているテルペン系樹脂について、ポリマーアロイの相溶化剤としての使用例や特徴を解説する。

  1. テルペン系樹脂の構造と特徴
    1. 粘着付与樹脂とは?
    2. タッキファイヤー (TF) の分類
    3. テルペン系樹脂の構造と特徴
  2. ポリマーアロイにおける相溶とテルペン系樹脂の応用
    1. ポリマーアロイと相溶
    2. ポリマーへのTF・テルペン系樹脂の効果
    3. ポリマー/エラストマー複合系への応用
    4. 繊維・フィラー複合材への応用
    5. テルペン系樹脂の相溶化剤としての働き
  3. 相溶性評価方法
    1. イージーピールフィルムとモルフォロジー観察
    2. 簡易形態観察手法
    • 質疑応答

第4部 バイオベースの添加剤 (湿潤分散剤・消泡剤・ワックス系など) の生分解性樹脂・バイオマスプラスチックへの応用について

(2024年10月21日 15:30〜17:00)

 コーティングや包装資材、プラスチック材料において、再生産可能原料の使用や生分解性を持つ製品の開発が進んでいる。こうした設計思想の具体化に役立つよう、バイオベースや生分解性を有する添加剤技術や開発について紹介する。

  1. コーティング・プラスチックに用いられる添加剤の機能と役割
    1. 粒子やフィラーの分散安定化
    2. 塗布性や成膜時における平滑性
    3. 流動性・レオロジー特性の制御
  2. バイオベースの添加剤技術
    1. バイオ比率の表示
    2. 湿潤分散剤及びカップリング剤
    3. 表面調整剤及び消泡剤
    4. ワックス系添加剤
  3. 今後の開発の方向
    • 質疑応答

講師

  • 位地 正年
    環境・バイオ・プラスチックリサーチ
    代表
  • 武藤 正容
    大八化学工業 株式会社 技術開発部門 商品開発部 商品開発一課
    主査
  • 吉舎 史晃
    ヤスハラケミカル株式会社 研究部
    部長
  • 若原 章博
    ビックケミー・ジャパン株式会社
    シニアソリューションナビゲーター

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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