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スラリー・ペーストの調整および分散性コントロール、粘弾性測定とその応用

スラリー・ペーストの調整および分散性コントロール、粘弾性測定とその応用

~最新の粘弾性測定装置の見学付きセミナー (会場受講のみ)~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

概要

本セミナーでは、スラリー・ペーストについて取り上げ、スラリーの流動性、凝集特性から塗工性・分散性向上のための添加剤の選び方、タレ・レベリング性評価まで解説いたします。

開催日

  • 2024年10月10日(木) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • スラリー、ペーストに関連する技術者、研究者、開発者、品質担当者など
    • 電気電子
    • 電池
    • 塗料
    • インキ
    • 接着剤
    • 繊維複合材料
    • 医薬品
    • 食品
    • 化粧品
    • 建材など

プログラム

第1部 スラリー・ペーストの 調製・分散と安定化

(2024年10月10日 10:00〜13:00) ※途中休憩を挟みます

 粉体分散系のスラリー・ペースト中に含まれる粉体間の付着力、粉体 – 液体間の親和性やDLVO理を知ることにより、分散、凝集のメカニズムについて理解を深め、スラリー・ペーストの分散性に関するトラブルに対処できるように、積極的な分散安定化手法について概説します。

  1. はじめに (不思議な粉)
  2. 粉体、スラリー・ペーストの分散・凝集メカニズム
    1. スラリー・ペーストの調製
    2. 粉体間にはたらく付着力
    3. 粉体の力学的特性 (粉体の流動性)
    4. 粉体と溶媒との親和性 (濡れ)
    5. スラリー・ペースト中の粉体の表面電位
    6. 液相における粉体の分散と凝集 (DLVO理論)
  3. 粉体の表面改質・スラリー・ペーストの分散安定化法
    1. 吸着の原理
    2. 界面活性剤の吸着による表面改質
    3. 水溶性高分子の吸着による表面改質
    4. カップリング剤処理による表面改質
    5. 粉砕法 (メカノケミカル法) による表面改質
    6. 粉砕機を用いたスラリー・ペーストの調製
  4. おわりに (まとめ)
    • 質疑応答

第2部 粘弾性測定によるスラリー・ペーストの 分散性・塗工性評価技術

(2024年10月10日 14:00〜15:30) ※途中休憩を挟みます

 電子材料からセラミックス、化粧品や食品、医薬品に至るまでサンプル中に含まれる粒子の微小化、微細化が進められており、その分散状態 (均一、不均一、凝集、長期安定性、粒度分布) の評価が必須となっている。これまでサンプルの流動特性の評価手法として、粘度測定が一般的であったが、サンプルの多様化、複雑化によりその分散挙動等の評価が困難となっている。そこで、近年サンプルの粘性特性と弾性特性の同時評価を行う粘弾性評価 (レオロジー評価) による数値化が注目を集めている。
 本講では、粘弾性測定の基礎から微粒子分散系サンプルの分散特性、塗工特性、塗膜形成過程の評価方法を実際の測定事例と共に、測定機器や設備見学を交え紹介する。

  1. 粘弾性測定とは
    1. 粘弾性・粘弾性体とは 〜身近に存在する粘弾性物質〜
    2. 従来の粘度特性評価機とは 〜回転粘度計の特徴と測定の限界〜
    3. 粘弾性測定装置とは 〜最新の粘弾性測定装置の特徴〜
  2. 粘弾性測定の基礎
    1. 粘弾性測定の概要 〜回転測定と振動測定〜
  3. 回転 (静的) 測定の概要と応用例
    1. 回転測定の概要 〜変形方法、粘弾性変数〜
    2. 回転測定応用例 (流動性評価)
      1. ニュートン流動現象 〜粘度が回転によらず一定?〜
      2. ダイラタント現象 〜粘度が回転と共に上昇?〜
      3. シアシニング現象 〜粘度が回転と共に下降?、そのメカニズム〜
      4. 塗工特性評価 〜塗工性能評価 (タレ性、レベリング性) 〜
      5. 塗膜形成評価 〜塗布後の塗膜形成過程評価 (溶剤系塗料の溶媒の揮発過程) 〜
  4. 振動 (動的) 測定の概要と応用例
    1. 振動測定の概要〜変形方法、粘弾性変数〜
    2. 振動測定応用例 (分散性評価)
      1. ひずみ分散測定 〜分散性 (均一、不均一、凝集) 、粒度分布の違い〜
      2. 周波数分散測定 〜分散性 (長期分散安定性評価) 〜
      3. 温度分散測定 〜塗膜形成過程評価 (熱硬化性塗料の熱硬化過程) 〜
    • 質疑応答

施設見学 (会場受講のみ)

(2024年10月10日 15:30〜16:45)

講師

  • 木俣 光正
    山形大学 学術研究院 システム創成工学分野
    教授
  • 宮本 圭介
    株式会社 アントンパール・ジャパン ビジネスユニット
    キャラクタリゼーションマネージャー

会場

株式会社アントンパール・ジャパン
東京都 墨田区 堤通1-19-9 リバーサイド隅田13階
株式会社アントンパール・ジャパンの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
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アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

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  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

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