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製品設計・開発におけるフレームワーク有効活用

仕事の合理化・効率化のための

製品設計・開発におけるフレームワーク有効活用

~製品開発プロセスの時間短縮、論理的業務推進~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2024年9月25日〜10月1日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、業務改善 (精度・時間) のための手法、目標に対して適した手法の選定方法、業務の進め方を意識する習慣づけについて、開発現場・製造現場に特化した思考ツールとその使い方について、実践的に分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2024年9月18日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 開発・製造現場の実務に携わる方
  • 開発・製造現場のリーダー、マネージャー
  • 製造業を主体とした企業の経営者

修得知識

  • 業務改善 (精度・時間) のための手法の知識習得と理解
  • 目標に対して適した手法の選び方
  • 業務の進め方を意識する習慣づけ

プログラム

 製品開発業務では様々な「迷い」「混乱」「困りごと」「無知」「認識不足」が起こり、私たち強いてはプロジェクトチームを苦しめます。自分だけでは解決不可能な「困りごと」もしばしばあります。
 仕事は、ひとりでやれるものではありません。そこで、「考え方を整理する (思考の強化) 」「仕事の 進め方を整理する (作業時間短縮) 」「みんなで共通の目標を持って進める (共通認識の形成) 」などの ルールや手順を定めた「フレームワーク」が役立ちます。
 仕事の進め方が上手な人、経験を積んでいるベテランさんは意識的/無意識関わらずフレームワークを有効に利用して周囲との意思疎通を柔軟にし、開発をぐいぐい進めていきます。
 そこで今回、開発現場・製造現場に特化して、主要なフレームワークと、その目的・使い方について仕事の流れに沿って、一緒に見ていきたいと思います。みなさんの仕事の合理化・効率化のお役に立てれば幸いです。

  • 講師自己紹介 ならびに 会社紹介
  1. 開発プロセス 〜モノづくりの流れ 〜
    1. そもそも開発プロセスとは
    2. 全員が同じ方向を向くためには
    3. 意思決定の道筋はどう立てるか 〜 DRの重要性 〜
    4. 問題解決の方法は様々
    5. 新しいプロセスの導入 〜 フロントローディング,デジタルツイン 〜
    6. 既存の枠組み (フレームワーク) を利用してプロセス推進
  2. 事業検討 〜 新しい製品・サービスの概念創造 〜
    1. ブレインストーミング 〜 どんなモノが求められるか?〜
    2. ペルソナ 〜 お客様は視点でモノを見ているか? 〜
    3. 3C分析 〜 市場環境と自社を分析してモノの価値を考える 〜
    4. 4P分析 〜 市場に対して商品はズレがないか 〜
    5. Need/Wantマトリクス 〜 市場と自社の要求を見極める 〜
    6. ビジネスモデルキャンバス 〜 図で意思決定や戦略をサポートする 〜
  3. 商品企画 〜 新商品の企画検討 〜
    1. 目標設定 〜 そのモノの終着点を定める〜
    2. ロードマップ 〜 モノづくりの流れを書き出して共有する 〜
    3. As is / To be 〜 目標にたどり着くために何をするか 〜
    4. スキーム図 〜 可視化から図示化で理解を高める 〜
    5. SCM 〜 材料調達から販売までを最適化する 〜
    6. 商品企画書 〜 検討した内容を周知する 〜
  4. 構想 〜 実現へ向けて作業着手 〜
    1. QCD 〜 モノの品質、値段、調達を意識する 〜
    2. 三現主義/5ゲン主義 〜 今まで起きた課題を振り返る 〜
    3. SECIモデル 〜 個人の知を全体で共有して品質向上 〜
    4. FTA / FMEA 〜 今考えられる課題とその未然防止手段 〜
    5. 意思決定マトリクス 〜 アイデアを客観的に検証する 〜
    6. 標準化/共通化/単純化 〜 同じ部品,同じ構造で品質を安定 〜
    7. ユニット/プラットフォーム 〜 同じ部品群でスピードと安定度を向上 〜
    8. PERT図 〜 日程の管理を図る 〜
  5. 設計 〜 モノづくりの開始 〜
    1. シックスシグマ 〜 設計精度を見極める 〜
    2. グラフ化 〜 情報を視覚化して理解を深める 〜
    3. パレート図 〜 達成度を視覚的に認識する 〜
    4. PLC 〜 製品寿命に適した部品・加工方法か判断 〜
    5. PDM / BOM 〜 設計情報を一元化して取りこぼし回避 〜
  6. 試作 〜 モノを具体化する 〜
    1. シックスシグマ 〜 モノの出来上がりはどこが違うか 〜
    2. 新QC七つ道具 〜 改善すべき内容の把握が不可欠 〜
    3. グラフ化 (ヒストグラム,散布図,パレート図) 〜 課題を数値化して理解する)
    4. ロジックツリー 〜 発生課題を見える化して深掘り 〜
    5. なぜなぜ分析 〜 課題発生の原因を追究する 〜
    6. ペイオフマトリクス 〜 要求と難易度を整理して実現可能性を探る 〜
    7. PDCA 〜 継続して改善するサイクルを回す 〜
  7. 量産 / 製造 〜 マスプロダクトへの移行 〜
    1. QC七つ道具 〜 量産は安定しているか 〜
    2. 工程能力指数 〜 モノの出来上がりを数値化して傾向を探る 〜
    3. 回帰分析 〜 モノの出来上がりの傾向を知る 〜
  8. 販売 / 保証 / クレーム / 開発後 〜 量産開始後にも必要なコト 〜
    1. 4M変更 〜 量産時のトラブル予防・対策・解消 〜
    2. KPT 〜 プロジェクト全体の業務の良い点・改善すべき点を振り返る 〜
    3. YWT 〜 各個人で良い点・改善すべき点を振り返る 〜
    4. ノウハウ・ナレッジ 〜 手にした知見を全員で共有する 〜
    5. 業務棚卸し 〜 業務内容を見えるかして効率改善 〜
    6. 業務改善シート 〜 改善必要な業務の具体的提案 〜
  9. プロセスを横断して使うフレームワーク 〜 普段から意識すること 〜
    1. 5S 〜 仕事のしやすい環境を維持する 〜
    2. ムリ・ムダ・ムラ 〜 業務を停滞させる原因を探る 〜
    3. ECRS 〜 業務内容の重要度を整理して削除する 〜
    4. ホウレンソウ・カクレンボウ 〜 チーム運営の円滑化を目指して 〜
    5. 5W1H 〜 円滑なコミュニケーションのために 〜
  10. まとめ
    1. 枠組みを作るだけ・使うだけではダメ
    2. 何度も繰り返すことが必要
    3. みんなで協力、みんなで実施
    4. より仕事がやりやすくなるために
    5. 仕事の進め方の改善手段
    6. ひとつの方法にとらわれない
    7. 考えているだけでは改善しない
    8. みながひとつになること
    • 質疑応答

講師

  • 平池 学
    神上コーポレーション株式会社
    顧問 構造アナリスト

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 35,000円 (税別) / 38,500円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 35,000円(税別) / 38,500円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 70,000円(税別) / 77,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 105,000円(税別) / 115,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

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  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2024年9月25日〜10月1日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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