技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の現状と動向

架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の現状と動向

~国内外における処分の現状と今後の展開~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年8月28日〜9月4日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年9月2日まで承ります。

概要

本セミナーでは、架橋ポリオレフィンについて基礎から解説し、架橋ポリオレフィンとSDGs活動や脱炭素社会構築活動をいかに結びつけられるか、具体的な例を多数紹介いたします。

開催日

  • 2024年8月27日(火) 13時00分 16時00分

受講対象者

  • 架橋ポリオレフィン製品を製造している企業
  • 架橋ポリオレフィン製品等をリサイクルしている企業

修得知識

  • 架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクルの実用化のヒント
  • 架橋ポリオレフィンの資源循環を目的とした他技術との比較
  • 架橋ポリオレフィンとSDGs活動や脱炭素社会構築活動をいかに結びつけられるか
  • 架橋ポリオレフィンの具体的な応用例

プログラム

 架橋ポリオレフィンは産業廃棄物 (埋立) や燃料として現状処分されていますが、昨今国連指導によるSDGs活動が盛んになってきている状況からこのような処分を見直す企業が増えています。国連の趣旨に沿うと架橋ポリオレフィンを資源循環や脱炭素社会構築の観点からマテリアルリサイクル技術開発と事業化が求められています。技術開発の経過は特許公報をベースに紹介しますが実用化は出来ていませんでした。
 本講演では弊社における架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクルの技術開発から実用化までの経緯を紹介すると共に、架橋ポリオレフィン製品を製造している企業様のSDGsのお手伝いをしている例のいくつかを取り上げ紹介します。国内はもとより海外の例も紹介します。

  1. 架橋ポリオレフィンとは
    1. 架橋とは
    2. 架橋ポリオレフィンについて
  2. 架橋ポリオレフィン製品の利点と欠点
    1. 各種ポリオレフィン製品の紹介と利用状況
    2. 再利用の現状
  3. 架橋ポリオレフィン製品の処分の現状
    1. 産業廃棄物としての処分
    2. サーマルリサイクルとしての処分
    3. その他
  4. 架橋ポリオレフィン再利用の特許から見た開発の歴史
    1. マテリアルリサイクルの観点からの技術開発の歴史
    2. 実用化を拒む要因
  5. 架橋ポリオレフィン可塑化の弊社の取り組み
    1. 開発の動機
    2. 開発の取り組みと費用
      • 経済産業省の補助金利用
  6. 架橋ポリオレフィンの可塑化の現状
    1. 技術開発について
      • XPRシステム (Cross(X)-linked Polyolefin Recycled System) の説明
    2. XPRシステムの事業化
    3. 各社のSDGsお手伝いの現状
  7. 海外での架橋ポリオレフィン処分の現状
    1. 欧州の状況
    2. アジアの状況
    3. その他の状況
    4. 弊社の海外対応について
  8. XPRシステムで生産した新材料の可能性について
    1. 長鎖分岐の存在
    2. 架橋ポリオレフィンの場合
    3. 架橋ポリプロピレンの場合
    4. 今後の展開
  9. まとめ

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年8月28日〜9月4日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/12 防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2025/2/12 プラスチック加飾技術の最新動向と環境負荷低減に向けた展望 オンライン
2025/2/12 プラスチック材料・製品の耐久性向上、劣化度評価、寿命予測 オンライン
2025/2/13 高分子の (黄変・ピンク変など) 変色・劣化の発生メカニズム、変色箇所の評価、その対策 オンライン
2025/2/13 エポキシ樹脂 2日間総合セミナー オンライン
2025/2/13 ポリイミドの基礎・合成・材料設計のポイントおよび応用展開 オンライン
2025/2/13 ゴム材料の分析手法および劣化現象とその分析 オンライン
2025/2/13 プラスチック成形部材の劣化・破損・破壊のメカニズムと評価・改善方法、破面の特徴、トラブル対策 オンライン
2025/2/14 高分子材料の物性分析、分子構造解析技術の基礎と材料開発、物性改善への応用 オンライン
2025/2/14 半導体封止材用エポキシ樹脂の種類と特性および解析方法 オンライン
2025/2/14 重合反応の基礎・応用 オンライン
2025/2/14 国内外における食品用容器包装および器具・接触材料の法規制の動向把握と必要な対応 オンライン
2025/2/17 ゾル-ゲル法の基礎と材料合成、(新規) 材料開発で活用するための実用的な総合知識 オンライン
2025/2/17 高分子へのフィラーのコンパウンド技術の基礎と応用 オンライン
2025/2/17 プラスチックリサイクルの国内外の現状とリサイクル技術 オンライン
2025/2/17 結晶性高分子の材料設計・改良・加工性向上に必要な基礎知識 オンライン
2025/2/19 ポリイミドの基礎・合成・材料設計のポイントおよび応用展開 オンライン
2025/2/20 フィルム延伸の基礎と過程現象の解明・構造形成、物性発現・評価方法 オンライン
2025/2/20 プラスチックの破面解析技術 (不具合分析) オンライン
2025/2/21 電動化モビリティのモータと関連電装品の高電圧化・高周波化・熱対策に向けた絶縁品質評価技術と樹脂材料開発 オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/6/28 GFRP & CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (PDF版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版 + CD版)
2021/7/30 水と機能性ポリマーに関する材料設計、最新応用
2021/7/28 プラスチックリサイクル
2021/6/30 日本と海外グローバルブランド40社のSDGs環境戦略
2021/6/29 UV硬化樹脂の開発動向と応用展開
2021/5/31 重合開始剤、硬化剤、架橋剤の選び方、使い方とその事例
2021/5/31 高分子材料の劣化・変色対策
2021/4/30 建築・住宅用高分子材料の要求特性とその開発、性能評価
2021/2/10 食品包装産業を取り巻くマイクロプラスチック問題
2021/1/29 高分子材料の絶縁破壊・劣化メカニズムとその対策
2020/11/30 高分子の延伸による分子配向・結晶化メカニズムと評価方法