技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) の基礎と耐摩耗対策、摩擦制御法

トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) の基礎と耐摩耗対策、摩擦制御法

オンライン 開催

視聴期間は2024年4月24日〜5月8日を予定しております。
お申し込みは2024年5月6日まで承ります。

概要

本セミナーでは、設計・製造・設備・品質などのエンジニアを対象に、トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) のメカニズム、摩擦・摩耗特性の評価・解析法、材料を利用する技術、表面に機能を付加する技術について詳解いたします。

開催日

  • 2024年5月6日(月) 10時30分 2024年5月8日(水) 16時30分

修得知識

  • 実務で役立つトライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) の基礎知識
  • 材料 (鉄鋼材料、非鉄金属、セラミックス、高分子材料等) と表面処理 (熱処理、溶射、肉盛、めっき、薄膜被覆等) の組合せによる各種摩擦摩耗特性、各種摩擦摩耗試験による評価・解析法
  • 耐摩耗対策、摩擦制御法など実務で遭遇するトライボロジー的課題の解決方法

プログラム

 トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) に関する諸問題は、複雑でつかみどころがないように思われがちですが、トライボロジーの基礎を理解し、原理・原則に基づいた対策を考えれば、解決は可能です。
 本セミナーでは、基礎編で、トライボロジーの基礎となる摩擦、摩耗、潤滑のメカニズムをわかりやすく解説し、応用編で、材料技術 (材料を利用する技術) と表面技術 (表面に機能を付加する技術) 、摩擦摩耗特性の評価・解析法、について、実務に役立つと思われる内容を厳選して、講義します。さらに、実用化事例、課題解決事例を紹介し、耐摩耗対策、摩擦制御法等の課題を解決するトライボロジー活用術を習得していただきます。

  1. 基礎編:トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) の基礎
    1. はじめに
      1. トライボロジーとは
      2. トライボロジーの歴史
      3. 表面と接触
      4. 表面性状
      5. 固体の接触
    2. 摩擦のメカニズム
      1. 摩擦の法則
      2. 摩擦の機構
      3. 凝着部の成長
      4. 表面膜の影響
      5. 摩擦 (摩耗) 試験と摩擦係数
    3. 摩耗のメカニズム
      1. 摩耗の形態
      2. アブレシブ摩耗
      3. 凝着摩耗
      4. 比摩耗量
      5. 摩耗形態図
      6. エロージョン
      7. 焼付き
      8. 転がり疲労
      9. 摩擦摩耗試験結果例
    4. 潤滑のメカニズム
      1. 流体潤滑
      2. 弾性流体潤滑
      3. 境界潤滑
      4. 潤滑剤、潤滑油
      5. グリース
      6. 固体潤滑剤
  2. 応用編:耐摩耗対策と摩擦制御法
    1. 材料技術と表面技術
      1. 耐摩耗表面設計
      2. 金属材料
      3. 熱処理、拡散処理
      4. セラミックス
      5. 高分子材料
      6. 表面被覆
      7. 薄膜被覆
    2. トライボロジー評価・解析方法
      1. 摩擦摩耗調査・解析の事例
      2. 各種摩擦摩耗試験
      3. 表面性状解析 (二次元、三次元)
      4. 試験機試作
    3. 実用化事例、課題解決事例
      1. 耐摩耗技術 (セラミックス) の開発事例
      2. 耐熱・耐摩耗技術 (製鉄機械設備:製銑~製鋼) の事例
      3. 高摩擦・耐摩耗技術 (溶射ロール) の開発事例
      4. 高摩擦・耐摩耗技術 (製鉄機械設備: 圧延~表面処理) の事例

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年4月24日〜5月8日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/23 ハードコート剤の開発、材料設計、調製、特性評価、高機能化、応用展開 オンライン
2024/12/25 ダイ塗布プロセスの欠陥メカニズム・課題と対策 オンライン
2025/1/7 高品質スラリー調製のための分散技術とその安定化、評価方法 オンライン
2025/1/8 基材への塗布層の形成、コーティング液の塗布技術 オンライン
2025/1/10 高機能化、高性能化のための表面処理法の基礎と表面分析法 オンライン
2025/1/15 スラリー中粒子の分散・凝集状態の制御に向けた評価技術 オンライン
2025/1/17 ぬれ性のメカニズムと測定・評価・利用法 オンライン
2025/1/20 大気圧プラズマの基礎と最新応用技術 オンライン
2025/1/20 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制 オンライン
2025/1/20 塗布膜乾燥プロセスのメカニズムと均一化・制御法 オンライン
2025/1/22 ゾル-ゲル法の基礎と高機能性材料設計への応用・新展開 オンライン
2025/1/23 潤滑油の分析と劣化診断法 オンライン
2025/1/23 粉体・微粒子の表面処理と機能性ナノコーティング技術 会場・オンライン
2025/1/24 ぬれ性のメカニズムと測定・評価・利用法 オンライン
2025/1/27 シール技術全般の基礎講座 オンライン
2025/1/28 めっきの基礎とプラスチックへのめっき技術 オンライン
2025/1/28 塗布膜乾燥プロセスのメカニズムと均一化・制御法 オンライン
2025/1/29 超親水化・超撥水化のメカニズムと評価および制御技術 オンライン
2025/1/29 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制 オンライン
2025/1/30 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2016/3/29 燃料油・潤滑油・グリース・添加剤の基礎と添加剤の分離分析方法 (新装増補版)
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/6/1 超撥水・超親水化のメカニズムとコントロール