技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

分解性プラスチックの基礎と難分解性高耐熱性のポリマー材料への応用

分解性プラスチックの基礎と難分解性高耐熱性のポリマー材料への応用

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、分解性プラスチックの基礎から解説し、分解性プラスチックが要求される場面、分解性プラスチックの問題点、使用時には安定で難分解性でありながら高速に分解できるプラスチックとその応用例を解説いたします。

開催日

  • 2023年2月28日(火) 13時00分 17時00分

受講対象者

  • 分解性プラスチック分野への進出を検討している方
  • 分解性プラスチックを開発の技術者、これから携わる方
  • 分解性プラスチックに関心のある方

修得知識

  • 分解性プラスチックの基礎知識と現状
  • 分解性プラスチックの適用範囲と問題点
  • 分解性プラスチックの製品開発をする上で考慮すべき点
  • 使用時の安定性と高速分解性を同時に実現するために必要なこと
  • 分解性プラスチックによるリサイクルとカーボンニュートラルへの展望

プログラム

 カーボンニュートラル、 (海洋) プラスチックゴミ問題、マイクロプラスチック、リサイクルなど、様々な観点で分解性プラスチックの必要性が叫ばれている。しかし、分解性プラスチックは、「分解する」という性質のために、使用時の安定性との間にジレンマを抱えている。
 どのような分解性プラスチックがどのような場面で要求されているのか、総合的に取り扱ったのち、分解性プラスチックの問題点を整理する。その上で、使用時には安定で難分解性でありながら高速に分解できるプラスチックとその応用例を紹介する。

  1. 分解性プラスチックの基本
    1. プラスチックゴミ問題
    2. プラスチックリサイクル
    3. マイクロプラスチック
    4. 生分解性プラスチック
    5. カーボンニュートラル
    6. バイオプラスチック
    7. 光分解性プラスチック
    8. 熱分解性プラスチック
    9. プラスチックの毒性
  2. 生分解性プラスチックの問題点
    1. 供給
    2. 製造
    3. 物性
    4. 分解速度
    5. 衛生
    6. 倫理
  3. 熱・光分解性プラスチックの問題点
    1. 安定性
    2. 分解生成物
  4. 高分解性と安定性の両立
    1. 分解の刺激
    2. ジアシルヒドラジンの酸化分解
    3. 酸化分解性プラスチック
    4. 酸化分解性接着剤
    5. 酸化分解性架橋体
    6. 酸化分解性CFRP
    7. 酸化分解性吸水性ポリマー
    8. 新しい分解性プラスチックを求めて
  5. 分解性プラスチックの将来
    1. プラスチックゴミ問題と分解性プラスチック
    2. カーボンニュートラルと分解性プラスチック
    3. リサイクルと分解性プラスチック

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/4 製品設計に役立つゴム材料の勘所と最適設計手法 東京都 会場・オンライン
2025/6/5 エポキシ樹脂のフィルム化と接着性の付与技術とその応用 オンライン
2025/6/5 高分子の絶縁破壊メカニズムとその劣化抑制技術 オンライン
2025/6/5 樹脂のレオロジー特性の考え方、成形加工時における流動解析の進め方 オンライン
2025/6/6 プラスチック製品の強度設計 オンライン
2025/6/6 樹脂用添加剤 超入門 東京都 会場
2025/6/9 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および活用方法 オンライン
2025/6/9 高分子複合材料のレオロジーとメカニズムに基づく材料設計 オンライン
2025/6/11 加飾技術の環境負荷低減に向けた開発と自動車への応用 オンライン
2025/6/11 ポリマーアロイにおける相溶化剤の使い方、分散条件の設計、評価解析 オンライン
2025/6/11 高分子材料における結晶化プロセスの基礎、構造形成とその制御および構造解析技術 オンライン
2025/6/11 ポリ乳酸の高性能化を実現する添加剤の選定と配合設計技術 オンライン
2025/6/11 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2025/6/12 分子シミュレーションの基礎と高分子材料の研究・開発の効率化への展開 オンライン
2025/6/13 溶融紡糸の基礎と工業生産技術及び生産管理の実践 オンライン
2025/6/17 FT-IRを用いた樹脂の劣化解析と寿命予測への活用可能性 オンライン
2025/6/19 高分子難燃化とリサイクル オンライン
2025/6/26 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2025/6/27 プラスチック製品の強度安全率を高めるための設計・成形技術、材料選定 オンライン
2025/6/30 UV硬化樹脂の硬化不良要因と硬化状態の測定・評価技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2016/2/20 自動車用プラスチック部品・材料の新展開 2016
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/11/26 エンプラ市場の分析と用途開発動向 2013
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析