技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP適合性調査と指摘事項対応講座

GMP適合性調査と指摘事項対応講座

~業務停止や改善命令、GMP違反を起こさせないために~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2023年1月27日〜2月8日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2023年2月3日まで承ります。

開催日

  • 2023年1月24日(火) 10時30分 16時30分

修得知識

  • GMP省令改正 (2021年8月) と供給者管理
  • GMP適合性調査について
  • 2022年版GMP事例集

プログラム

 薬機法改正を受け、新たに「GMP調査要領の制定について」が2021年7月28日付 (薬生監麻発0728第5号) 、及び2022年3月17 日付 (薬生監麻発0317第5号) として発出された。従来、PIC/Sとの調査協力等を踏まえ、GMP調査の国際整合性の確保の観点から国内における調査権者間のGMP関連業務の標準化を図るため、「GMP調査要領の制定について」2012年2月16日付 (薬食監麻発0216第7号) が発出されていたが、これらの通知では、

  • 法改正による追加事項を受け、区分適合性調査、変更計画に係る適合性調査に係る事項が付記されている。
  • また講評、指摘事項の交付の項が、講評と不備事項の分類、GMP調査指摘事項書の交付の項に分けられ、調査チームであらためて精査し、不備事項の分類を行うこと、
  • 改善計画書、改善結果報告書の徴収、改善内容の確認 (調査) に適合状況の判定が追加され、適合性評価基準に従い評価を行い、「不適合」である場合に措置を行うこと、が規定されている。

 重大なGMP違反を起こさせないためにも、行政当局の行うGMP調査において認められた製造所の製造管理及び品質管理状況の問題点や摘事項を紹介することにより、新しいGMP管理体制の構築及び適正な推進に有効、適切に活用してもらえることを期待している。更には不祥事を起こした企業がどのように再起していったのか?どう捉えてどのように取り組んでいったか?クオリティカルチャーの醸成を見据え協議の場を提起していきたいと思います。

  1. GMP適合性調査分類及び法的根拠
    1. 適合性調査・確認事項
  2. GMP調査要領の制定
    1. 「GMP調査要領」2021年7月28日付 (薬生監麻発0728第5号) 、及び2022年3月17日付 (薬生監麻発0317 第5号)
    2. GMP調査の法的位置づけ
    3. 適合性調査の申請
  3. GMP調査のやり方
    1. リスクベースに基づいたGMP調査
    2. システムベースによるGMP調査 (6つのサブシシテム)
    3. 調査結果の評価
    4. PIC/S GMPガイドラインの活用
  4. 医薬品に関わる立入調査の実施と指摘事項
    1. 業務停止等が行われた重大な違反
    2. 虚偽の製造指図書、製造記録、品質試験等の作成
    3. GMP調査における重大な指摘事項と問題事例
      • 手順書、文書管理、文書の発行、記録類、品質試験
      • システムの不備と改善
        • 自己点検
        • 品質照査
        • 出荷の管理
        • 逸脱管理
        • 変更管理
        • 教育訓練
      • OOS・OOT管理、及び逸脱とCAPA管理
      • DI管理と不備事項
      • 製造所、製造施設、製造機器等
      • 他原料並びに他剤との交叉汚染防止対応、サンプリング
      • 製品切替と複数製品のとり扱い
      • 封じ込め
      • 製剤の工程検査:検査機器等の管理
      • 検査不合格品、系外排出物への対応
      • 検査標準品、限度見本の作製及び管理
      • 原材料等の入荷管理
      • 製造工程のバリデーション
      • 洗浄バリデーション
    4. PMDAのGMP調査における指摘事例とトレンド (2018年〜2021年)
  5. 改正GMP省令への対応状況の調査と無通告査察
  6. 省令改正で求められる法令遵守と教育訓練と得られる成果
    1. 品質問題事案と改正GMP省令について
      • 改正GMP省令のポイントについて:改訂の全体像と「医薬品の品質確保」
      • なぜPQSを実施するのか、経営陣の責任:品質リスクマネジメント
    2. 経営者の責任と法令遵守
    3. 法令遵守
    4. 不正防止と危機管理体制
    5. Quality cultureの醸成と得られる成果
      • 不祥事を起こした製薬企業がどのように再起していったのか?
  7. まとめ

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2023年1月27日〜2月8日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/27 英文メディカルライティング基礎講座 オンライン
2024/12/27 医薬品製造施設 (バイオ、合成原薬、固形製剤、無菌製剤) の構造設備に関わるGMP講座 オンライン
2024/12/27 ICH品質関連ガイダンス視点から考えるCTD-Q記載要求事項と効率的申請資料作成法 オンライン
2025/1/6 開発段階に応じた治験薬GMP対応とICH Q14 (分析法の開発) への取り組み オンライン
2025/1/6 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検 (データ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫) オンライン
2025/1/6 EU規制をベースにしたPharmacovigilance監査の基礎 オンライン
2025/1/6 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2025/1/7 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2025/1/8 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2025/1/8 GMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2025/1/8 失敗成功事例から学ぶ原薬の各ステージでのスケールアップ製造のポイント オンライン
2025/1/8 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン
2025/1/8 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン
2025/1/9 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2025/1/9 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/9 承認申請・メディカルライティングコース オンライン
2025/1/9 CTD/照会回答書作成のためのメディカルライティング オンライン
2025/1/10 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/1/10 インド・中国における医薬品薬事戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2025/1/14 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン

関連する出版物