技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高分子材料の再資源化における難燃化技術の考え方

高分子材料の再資源化における難燃化技術の考え方

オンライン 開催

概要

本セミナーでは高分子材料の難燃化について取り上げ、難燃剤をはじめ、技術、規制、評価試験法を体系的にわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2022年11月7日(月) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 各種産業分野の技術者、研究者、開発者、営業担当者など
    • 電気電子機器
    • 建築
    • 自動車
    • 繊維
    • 高分子材料 等
  • 難燃剤、難燃化技術の基礎を学びたい担当者
  • 難燃剤、難燃化技術を学び直したい中堅担当者
  • 環境問題について企業で担当している管理者、担当者
  • 環境問題の対策のため高分子材料開発を担当している管理者、担当者
  • 製品開発を担当している管理者、担当者

修得知識

  • リサイクル材の市場動向
  • 高分子材料に関連する環境問題
  • 高分子材料の再資源化に必要な難燃化技術に関する知識

プログラム

 2022年4月に施行された法律により高分子材料の再資源化が活発に行われるようになった。例えばPETボトルのリサイクル材は、12年前70円前後の価格で取引されていたが現在は100円以上である。さらにかつては、回収PETボトルの価格から再資源化されたPETペレットの市場価格を予測できたが、現在はリサイクル事業者ごとにその価格は異なる。また、他のリサイクル樹脂も同様で白色あるいは無色のリサイクル樹脂はバージン樹脂ペレットと同等かそれ以上の価格で取引されている。色味だけでなく機能性がバージン樹脂同等であればリサイクル樹脂はバージン樹脂よりも高価である。いまや一部のリサイクル樹脂はバージン樹脂よりも高価な「環境対応」という高機能性樹脂として市場で扱われるようになった。
 高価な機能性樹脂としての扱いがなされるようになったリサイクル樹脂であるが、そもそもリサイクル材ゆえに基本物性は劣る。例えば難燃性リサイクル樹脂では力学物性のばらつきとしてそれが観察されたりする。これはバージンPCであればLOIが20以上と高い難燃性樹脂であるがリサイクルPCでは19前後とばらつくのでPC系の難燃性樹脂を設計するときに難燃剤の添加量を増やすことになる。その結果力学物性とのバランスをとるのが難しく、量産時に力学物性がばらつく原因となる。
 本セミナーでは、12年前PETボトルのリサイクル材を用いた複写機用内装材や外装材、およびUL94-5Vb合格PC/ABS (再資源化率80%以上) などを開発した最近の経験から高分子材料の再資源化における難燃化技術の考え方を解説する。

  1. 世界が直面する危機と高分子材料
    1. 高分子材料の大半はゴミ
    2. 再資源化の課題
      1. 環境問題の変遷
      2. ゴミ処理とサプライチェーン
      3. サーマルリサイクルの問題
  2. 高分子材料の再資源化
    1. 高分子材料概論
      1. 高分子材料の知識整理
      2. 高分子材料の評価技術
      3. 半導体無端ベルトのLCA
    2. 再資源化プロセス概論
      1. PETボトルの再資源化
      2. 小型家電のリサイクルと高分子の再資源化
      3. 再資源化の課題
  3. 高分子材料の難燃化技術
    1. 難燃化技術概論
      1. 高分子の難燃化機構
      2. 難燃性評価技術
      3. 溶融型難燃化
      4. 炭化促進型難燃化
    2. 事例から考える再資源化の課題
      1. リサイクルPETの複写機内装材への応用
      2. リサイクル樹脂含有率80%以上の複写機外装材用PC/ABS
      3. 高分子の再資源化における難燃化技術の課題
  4. 課題の解決策
    1. プロセシング技術
    2. 設計段階からの品質管理技術
      1. 事例:TMによるUL94-5Vb合格PC/ABSの開発
      2. データサイエンスによる解析
  5. まとめ

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 22,500円(税別) / 24,750円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/13 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ オンライン
2026/1/13 架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法 オンライン
2026/1/13 プラスチック用添加剤の適切な使い方と選定のポイント オンライン
2026/1/14 高感度化フォトレジスト材料の合成・設計・開発技術 オンライン
2026/1/14 ブリードアウト不良の原因と対策 オンライン
2026/1/14 プラスチック用添加剤の適切な使い方と選定のポイント オンライン
2026/1/15 プラスチック成形、樹脂/フィラー分散、フィルム製膜におけるAI、データサイエンスの活用、DX化/IoTへの展望 オンライン
2026/1/15 エポキシ樹脂 2日間総合セミナー オンライン
2026/1/15 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) を基礎から徹底解説 東京都 オンライン
2026/1/15 分子シミュレーションによる高分子材料の内部構造と変形・破壊の解析 オンライン
2026/1/15 二軸混練押出機の混練技術・スクリュ設計・トラブル対策 オンライン
2026/1/16 高分子・ポリマー材料の合成、重合反応の基礎、プロセスと工業化・実用化のための総合知識 オンライン
2026/1/16 高分子微粒子の合成、粒径制御とその中空化 オンライン
2026/1/16 分子シミュレーションによる高分子材料の内部構造と変形・破壊の解析 オンライン
2026/1/19 化学反応型樹脂の接着強さと硬化率評価 オンライン
2026/1/19 高分子の架橋メカニズムと特徴 オンライン
2026/1/20 UV硬化樹脂の材料設計と硬度・柔軟性の両立、低粘度化 オンライン
2026/1/20 高分子延伸による配向・結晶化制御 東京都 会場
2026/1/21 リチウムイオン電池用バインダーの開発動向と今後の要求特性 オンライン
2026/1/21 ポリウレタン樹脂原料の基礎と最新動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/12/27 押出成形の条件設定とトラブル対策
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/11/29 二軸押出機
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/8/1 難燃化の最新技術と難燃剤の選定・使用法
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)