技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高速光変調器の基礎と応用

高速光変調器の基礎と応用

オンライン 開催

開催日

  • 2022年9月30日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 光ファイバ通信やモバイルネットワーク支えるキーデバイスである光変調器の原理から最新研究の動向まで解説します。光通信システム、無線通信システム、さらには光無線融合システムの概要を説明した後に、光変調器になじみのない方にも理解していただくために、基礎的な概念から説明いたします。
 光変調器の理解には数学的表現が多少必要になりますが、本セミナーでは直感的に理解していただくことを目標とします。操作が簡単で変調器の出力信号の変化を見ることができるシミュレーションソフトウェアを使って動作原理を見ていただきます。本セミナーを通して、光変調器を使った応用システムを開発設計するために必要な知識を身につけていただくことをゴールと設定します。

  1. 通信システム・デバイスの現状と研究動向
    • 通信システムの概要
    • 国内外の研究動向
    • 光電融合の必要性と技術課題
  2. 光通信システムを支える光変調器
    • 光伝送システムの基本構成
    • 変調信号と帯域幅
    • 波長多重
  3. 各種変調技術の概要
    • 直接変調
    • 電界吸収型変調器
    • 電気光学変調器
  4. 電気光学変調器の原理
    • 光位相変調器
    • 振幅・強度変調器
    • 最新の変調器構造
    • ベクトル変調
    • 変調器の安定性
  5. デジタル変調への応用
    • 強度変調
    • 位相変調
    • 周波数変調
    • 多値変調
  6. 光変調によるサイドバンド発生
    • 位相変調によるサイドバンド発生
    • マッハツェンダー変調器の動作原理
  7. 両側波帯変調と単側波帯変調
    • バイアス条件と出力の関係
    • 単側波帯変調を使った光周波数シフト
  8. 光変調技術の今後の動向
    • システム実装例
    • 新たな材料の探索
    • 新規デバイス構造の最新動向
    • 集積技術の重要性

講師

  • 川西 哲也
    早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 電子物理システム学科
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,364円 (税別) / 51,000円 (税込)
複数名
: 23,182円 (税別) / 25,500円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

S&T出版からの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、4名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、3名様受講料 + 3名様を超える人数 × 20,000円(税込)でご受講いただけます。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,364円(税別) / 51,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 66,364円(税別) / 73,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 84,545円(税別) / 93,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 102,727円(税別) / 113,000円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,364円(税別) / 51,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,728円(税別) / 102,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 139,092円(税別) / 153,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 185,456円(税別) / 204,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 231,820円(税別) / 255,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

特典: 光変調器のシミュレーション操作体験付

本セミナーでは、光変調器の操作体験用のシミュレーションソフトウェアを事前にダウンロード形式にて配布いたします。Windows PCにインストールしてご使用ください。
本セミナーでの使用に限定させていただきます。なお、プログラムをダウンロード、インストールできない方は、セミナー画面で講師による操作をご覧ください。

本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2022/11/30 次世代高速通信に対応する光回路実装、デバイスの開発
2021/2/26 高速・高周波対応部材の最新開発動向
2020/6/11 5GおよびBeyond 5Gに向けた高速化システムおよびその構成部材
2019/1/29 高周波対応部材の開発動向と5G、ミリ波レーダーへの応用
2014/5/10 東芝 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/10 東芝 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/4/25 2014年版 スマートコミュニティの実態と将来展望
2012/11/5 三星電子(サムスン電子) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/11/5 三星電子(サムスン電子) 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/27 携帯機器用小形アンテナの高密度実装設計
2011/11/30 NTTグループ8社 (NTTを除く) 技術開発実態分析調査報告書
2011/10/15 通信機器大手3社 技術開発実態分析調査報告書
2011/4/11 スマートメータシステム
2009/11/25 中堅無線通信機10社 技術開発実態分析調査報告書
2009/7/1 NTTドコモとKDDIとソフトバンクモバイル分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/7/1 NTTドコモとKDDIとソフトバンクモバイル分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/6/25 携帯端末 技術開発実態分析調査報告書
2009/6/25 携帯端末 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/6/15 NTT (日本電信電話) 分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)