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濡れ現象および濡れ性制御の基礎と超撥水 (油) ・超親水 (油) ・滑液性表面の最先端技術

濡れ現象および濡れ性制御の基礎と超撥水 (油) ・超親水 (油) ・滑液性表面の最先端技術

~高度なぬれ性制御を実現する表面設計と最新研究例~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、ぬれについて基礎から解説し、汚れ・着氷・菌繁殖・腐食など液体の付着に由来する問題の解決策や、SLIPS・SPLASH・エアロプレーニング液滴など最先端の技術について詳解いたします。

開催日

  • 2022年6月10日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ぬれ性制御に関連する技術者
    • 表面処理
    • 撥水・親水
    • 化学
    • 材料
    • 機械潤滑
    • 半導体製造プロセス
    • 培養培地・細胞・細菌・微生物の付着制御 など
  • 超撥水の応用分野に関連する技術者
    • ディスプレイ
    • 電極材料
    • 太陽電池
    • 燃料電池
    • 衣料品・繊維
    • ガラス など
  • 超親水の応用分野に関連する技術者
    • ナノエレクトロニクス
    • 医療材料
    • プリント基板
    • LCD
    • 熱交換器
    • 燃料電池
    • 衣料品 など
  • 超親水・超撥水を製品開発に応用したい方
    • 防汚
    • 防雪
    • 防氷
    • 防曇
    • セルフクリーニング など
  • 表面処理、表面改質に従事している方
  • 微小重力場の流体ハンドリングに関心のある方

修得知識

  • 濡れ現象に関する基礎知識と正しい評価方法
  • 濡れ性を制御する手法とその技術、表面材料設計、課題、応用
  • 演者の取り組んでいる超親水・超撥水 (油)・滑液表面の実例を踏まえた国内外の先端研究

プログラム

 「濡(ぬ)れる」という現象は工業プロセスから材料開発、製品応用まで至るところで重要な役割を担っている。
 本セミナーでは、濡れ現象に関する基礎知識と正しい評価方法、濡れ性を制御する手法とその技術・表面材料設計・課題・応用、演者の取り組んでいる超親水・超撥水 (油) ・滑液表面の実例を踏まえた国内外の先端研究を紹介する。

  1. 濡れの静力学
    1. 表面張力
    2. Laplace圧
    3. 拡張係数
    4. Youngの式と接触角
    5. Zismanの経験則
    6. 接触角の測定方法
    7. 表面張力と重力
    8. 表面張力の測定方法
  2. 濡れの動力学
    1. 三重接触線
    2. 動的接触角
    3. JohnsonとDettreの実験
    4. 液滴の付着を防ぐために
  3. 超撥水・超親水性表面の設計方法 (静力学モデルから考える)
    1. Wenzelのモデル
    2. Cassie – Baxterのモデル
    3. 撥水表面と親水表面のモデル
    4. 超撥水表面の設計
    5. 超撥水表面の安定性
    6. 超撥水表面の安定化の設計指針
    7. 自然界に存在する超撥水表面
    8. ナノ構造の役割
    9. 表面粗さの指標は何を使ったら良い?
    10. ロータス効果とローズペタル効果
    11. 撥水と親水のしきい値
  4. 超撥水・超親水性表面の設計方法 (動力学モデルから考える)
    1. 表面状態と動的接触角
    2. 超撥水表面と動的接触角
    3. ピン止め現象
    4. 凹凸形状とピン止め挙動
    5. ピン止め現象とリエントラント構造
    6. 超撥油表面の設計
    7. ピン止め効果と濡れ状態
    8. 超撥水 (油) 表面の開発指針
    9. 超親水 (油) 表面の開発指針
  5. 超撥水・超親水表面の開発手法
    1. 超親水表面の設計手法 (ケーススタディ)
    2. 超親水表面の課題と解決策 (最新の研究事例)
    3. 超撥水 (油) 表面の設計手法 (ケーススタディ)
    4. 超撥水 (油) 表面の課題と解決策 (最新の研究事例)
  6. 滑液表面の開発
    1. 接触角ヒステリシスと摩擦力
    2. 理想的な表面
    3. 滑液表面の設計
    4. 動的表面張力と適応濡れ
    5. 潤滑液含浸多孔質表面 (SLIPS)
    6. 滑液表面の課題と開発動向
  7. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 天神林 瑞樹
    国立研究開発法人 物質・材料研究機構 ナノアーキテクトニクス材料研究センター
    独立研究者

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
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  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
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本セミナーは終了いたしました。

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