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CCU・カーボンリサイクルに必要な脱炭素化以外の視点

e-gas / e-fuel自体が目的ではない:既存インフラや産業の視点

CCU・カーボンリサイクルに必要な脱炭素化以外の視点

~正しい理解に基づく今後の展望~

開催日

  • 2022年5月16日(月) 13時30分 15時30分

プログラム

 脱炭素化にむけてCCUやカーボンリサイクルが期待されているが、原理に対する誤解と不適切な分類学が、関連技術に対する過度な期待と否定的な見解の交錯を生み出している。CCUによって製造されるものには原料と燃料があるが、ボリュームが期待できる後者を例に取り水素との関係性でCCUの役割を見ると、適切な分類ができる。
 本セミナーでは、この分類に基づき、CCUやカーボンリサイクルの課題や今後の展望を解説する。

  1. CCUSという分類から生じるCCUにまつわる誤解
    1. CCUにおけるCO2再排出は果たして問題なのか?
    2. CO2排出削減効果の帰属に関する議論
  2. 水素との関係性から見えてくるCCUの誤解の根源と正しい分類方法
    1. 「ブルー水素≒CCS」「CCUでブルー水素は成立するか?」
    2. 「e-gas/e-fuel≒グリーン水素」「メタネーション∉ CCU」
    3. 炭酸カルシウム等原料が製品の場合は?
    4. 水素、CCS、CCUの関係性の再整理と正しい分類:CCSとCCUは別分類すべき
    5. CO2調達戦略
  3. カーボンリサイクル・炭素循環
    1. 何のためにカーボンをリサイクルするのか?
    2. やってはいけない炭素循環の例
  4. 脱炭素化以外の重要な視点
    1. e-gas/e-fuel自体が目的ではない:既存インフラや産業の観点
    2. 資源枯渇の回避、エネルギーセキュリティーの改善

講師

  • 柴田 善朗
    一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 電力・新エネルギーユニット 新エネルギーグループ
    マネージャー 研究主幹

主催

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  • 受講後のご質問等、講師とのお取次ぎをさせていただきますので、ご遠慮なくお申し付けください。
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  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • 質疑応答は原則として収録録画からカットされます。
  • 参加者名簿は配付致しません。あらかじめご了承下さい。
本セミナーは終了いたしました。

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