技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

開発早期・後期での売上予測とデータベースによる薬価戦略

開発早期・後期での売上予測とデータベースによる薬価戦略

オンライン 開催

開催日

  • 2022年4月12日(火) 10時00分 17時00分

プログラム

第1部. プライマリーリサーチの調査設計と実施

(2022年4月12日 10:00〜12:00)

 新規市場における将来の新薬の売上を予測し、事業性評価を行うことは、未知の部分が大きい市場の将来予測へ繋がりますでは、そのプライマリーデータを得るには、どうすれば良いでしょうか。
  本セミナーでは、リサーチツールを有効に活かし、製品価値を最大化する戦略立案を行うために、リサーチ担当者・市場調査会社から、企画提案力・分析力・インサイトを最大限引き出すために、マーケットリサーチの活用方法を狙いとしています。

  1. 医薬品マーケティングについて
    1. マーケティングとは?
    2. 医薬品にマーケティングが重要な理由
  2. なぜマーケットリサーチを行なうのか?
    1. なぜマーケットリサーチを行うのか?
    2. やらない方がいい市場調査とは?
    3. 市場調査の種類
    4. 定性調査と定量調査 ? それぞれどういう場合に行うか?
  3. マーケティング戦略立案のために、何を知る必要があるか?
    1. マーケティング戦略策定のプロセス
    2. マーケティングのSTP
    3. ターゲット市場のマーケットランドスケープ
    4. ターゲットとするカスタマーのニーズ
    5. TPP/自社製品の市場性と課題
    6. キーメッセージ・販促資材評価
    7. 上市 – 上市後KPIトラッキング
  4. 製品価値の最大化につながる良い市場調査とは? – 誰に、何を、どう訊くか?
    1. 調査設計に関する留意点:手法選択、サンプル設計・規模など
    2. 良い質問票 (ディスカッションガイド・調査票) を作ってもらうために
    3. 定性調査のディスカッションガイドについて知っておいた方が良いこと
    4. 定量調査の調査票について知っておいた方が良いこと
  5. 調査会社との上手な付き合い方
    1. 企画書・見積をもらう調査会社の選び方、企画書の評価のポイント
    2. 社内マーケットインテリジェンス機能のポイント
    • 質疑応答

第2部. プライマリーリサーチの結果に基づく売上予測と市場性評価への応用

(2022年4月12日 12:45〜14:45)

 現在の市場実態、医療提供と患者インサイトを掘り起こし、将来に繋がる要素を考察。将来に向けた戦略、意思決定、見通しに基づく計画作成ができることを目指します。予測する市場の環境によって最適なプライマリー調査を企画設計し、将来の予測につながる結果とそれを裏付ける根拠をストーリーとして、どのように魅せるか、講演します。

  1. 開発段階に行う市場性評価の難しさ
  2. 遠い将来の不確実性
  3. 売上予測のアルゴリズム
  4. 疾患の疫学的・人口学的特徴と人口構成の変化
  5. 売上予測と市場性評価のためのマーケットリサーチ
  6. 早期開発段階で行うリサーチ・後期開発段階で行うリサーチ
  7. 予測に必要な情報の整理
  8. 現在の市場ランドスケープ
  9. 将来想定されるマーケットイベントと市場ランドスケープ変化
  10. 開発品コンセプト・TPPへの評価
    1. 想定される治療対象患者像・治療アルゴリズム上の位置づけ
    2. 予想される治療対象患者割合
    3. 薬価のインパクト
  11. コンジョイント分析
  12. マーケットリサーチ結果の解釈と売上予測への活用
  13. リサーチ結果の解釈
  14. 売上予測モデルのための仮説設定・論理構築
  15. 幅を持たせたシナリオ分析
  16. 薬価設定とシェアによるシミュレーション
    • 質疑応答

第3部. データに基づく開発早期の売上予測と薬価戦略

(2022年4月12日 15:00〜17:00)

 臨床開発の計画やマーケットアクセス戦略にも重要という点から、既存の疫学・レセプトデータおよびNDBオープンデータ等。様々な情報を活用した患者数予測や、現行の薬価制度とマーケットアクセルを考慮した今後の薬価戦略を講演します。

  1. 患者数将来予測の重要性
  2. 疫学文献や人口動態を用いた有病率・患者数の推計方法
    1. 文献検索の方法
    2. 文献情報の統合
    3. 有病率・患者数推計
    4. 人口動態を用いた将来予測方法
  3. データベースを用いた患者数予測
    1. 日本で使用可能なデータの種類と特徴
      • 疫学データ
      • 医療データ
        • レセプト
        • 薬局
        • 病院
      • NDBオープンデータ
    2. NDBオープンデータによる患者数と売り上げ推計
    3. 売上予測における患者数推計の留意点
  4. 薬価制度と薬価戦略
    1. 医薬品承認から薬価収載まで
    2. 薬価算定の方法
    3. 医薬品と医療技術評価
    4. マーケットアクセスを考慮した薬価戦略
    • 質疑応答

講師

  • 佐々木 岳
    株式会社 シード・プランニング
    専務執行役員
  • 佐々木 岳
    株式会社 シード・プランニング
    専務執行役員
  • 大西 佳恵
    クリエイティブ・スーティカル 株式会社
    日本代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/13 体外診断薬の海外市場を踏まえたマーケティング戦略策定 オンライン
2025/1/14 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2025/1/14 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2025/1/14 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2025/1/14 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2025/1/15 体外診断用医薬品における承認申請書作成ノウハウおよびPMDA相談のポイント オンライン
2025/1/16 スプレッドシートの合理的バリデーションとデータインテグリティ管理・運用の具体的ポイント オンライン
2025/1/16 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2025/1/17 洗浄バリデーションでの洗浄方法選択、残留限度値とホールドタイム設定 オンライン
2025/1/17 CMC領域における資料作成とデータ・記録の運用管理の注意点 オンライン
2025/1/17 細胞培養 超入門講座 オンライン
2025/1/17 承認申請・メディカルライティングコース オンライン
2025/1/20 研究開発部門が行うべきマーケティングの知識と活動 (基本理論編 & 実践編) オンライン
2025/1/20 研究開発部門が行うべきマーケティングの知識と活動 (基本理論編) オンライン
2025/1/20 GMP業務の前に最低限知るべき12の重要事項 オンライン
2025/1/20 再生医療等製造施設におけるGCTP (製造管理・品質管理) 対応のポイントと査察対応 オンライン
2025/1/21 不具合発生の可能性を予測し、未然に原因を排除するための変更管理・逸脱管理 (リスクのクラス分類と運用の留意点) 東京都 オンライン
2025/1/21 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/21 相場観をふまえた医薬品ライセンス契約とライセンスフィー設定の課題 オンライン
2025/1/21 凍結乾燥製剤の基礎、スケールアップ技術とバリデーション実施のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策