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世界のプラスチック包材の再生技術の現状と課題、及び対応策

世界のプラスチック包材の再生技術の現状と課題、及び対応策

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、容器包装材料について取り上げ、バイオマス、生分解、リサイクル等、環境対応型材料の開発事例を詳解いたします。

開催日

  • 2022年3月29日(火) 13時30分 16時30分

修得知識

  • SDGsと包装の関係
  • ケミカルリサイクル及び種類
  • マスバランス方式
  • 環境配慮の包材加工技術
  • 透明蒸着技術
  • リサイクル性
  • 生分解性樹脂及びコンポスタブル樹脂の課題

プログラム

 COVID-19 Pandemicにおいても、包装ビジネスは順調に伸びている。紙、フィルム、樹脂、機械部品に使用される原材料の前例のない価格上昇や世界の一部の地域で熟練した労働力の不足などがあるが、食品業界や医薬品業界が着実な成長を続け、品質管理を強化し、より自動化された生産ラインへの需要の高まり、印刷関連企業が包装分野の機械に参入など動きが活発である。世界は地球温暖化への対応が急務となっており、包装産業においても動きが活発になっている。包装材料については、大きな課題は、short runs、プラスチックの使用量削減と廃棄物の回収及びリサイクルシステムの整備、バイオプラスチック材料とリサイクルプラスチックの使用がクローズアップしている。
 ここでは、プラスチック包材、特に課題が多い軟包装材料について、SDGsとの関係、ケミカルリサイクルの整備、再生樹脂/circular resinsの採用事例など国内外の具体的な事例を挙げて説明し、今後の方向性を予想する。

  1. 世界の包装の動きの理解: Sustainable Packaging
  2. SDGs対応及びCircular Economy / Circular Packaging
  3. これからの包装設計の考え方:Less Package, Less Energy
    1. 再生再利用適性
    2. 各素材の再生再利用技術
  4. 環境配慮の包装素材
    1. プラスチック
    2. 紙素材
    3. アルミニウム、ガラス、段ボール
  5. 環境配慮の加工技術
    1. 延伸フィルム (Less Material)
    2. 水蒸気及び酸素ガスバリア性
    3. 必要数量だけの生産体制
  6. プラスチックの再生技術
    1. ケミカルリサイクル
      1. 熱分解油
      2. ガス化
      3. 超臨界技術
    2. マスバランス方式
  7. リサイクル性とは
    • 認証機関、回収システムと具体的な市場の存在
  8. 海外おける再生材料の実施例
  9. 日本のプラスチック資源循環法の概要
  10. 生分解性及びコンポスタブル樹脂の課題
  11. Q&A

講師

主催

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受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
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  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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