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EV用電池におけるサプライ・チェーン (SC) の課題と対応

EV用電池におけるサプライ・チェーン (SC) の課題と対応

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、EV電池の化学系、金属系と樹脂系それぞれの原材料の、サプライ・チェーン上の課題や、主要メーカーの動向を解説いたします。
また、講師の経験を交えて、電池製造において原材料の選定幅や、製造工程の柔軟性を拡げ、積極的にサプライ・チェーンの制約をクリアするスキームなども提案いたします。

開催日

  • 2021年10月27日(水) 10時30分 16時30分

プログラム

 本セミナーではリチウムイオン電池を構成する、原材料と部材の供給網、いわゆるサプライ・チェーンに関して考えてみたい。2021年の現在、このサプライチェーンの問題が予期せぬ問題として、自動車産業始め多くの製造業に深刻な影響を及ぼしている。
 サプライ・チェーン、及びその マネジメントの重要性は、今に始まったことではない。トヨタの「カンバン方式」などはその典型であり、高い生産性と品質は、技術のみならず時間とコストの中での、合理化を突き詰めた成果である。
 今回このサプライチェーンがクローズアップされたのは、予期せぬ新型コロナウイルス感染に伴う、経済社会の混乱がメインである。更には半導体工場の火災や、幾つかの国家の政治的な混乱なども含まれる。我が国の場合は更に、地震、津波、台風、豪雨と心配の種は尽きない。
 現在進行中の自動車の脱炭素=非ガソリン化と、それに伴う3桁GWh総量の電池生産において、このサプライチェーンの問題は短時間の内に、大きな壁となってEV化の行く手を阻むであろう。EVにとっては電池のサプライチェーンが、電池にとっては原材料と部材のサプライチェーンが相当する。
 本セミナーにおいては、EV電池の化学系、金属系と樹脂系それぞれの原材料の、サプライチェーン上の課題や、主要メーカーの動向を解説する。更には筆者の経験の範囲で、電池製造において原材料の選定幅や、製造工程の柔軟性を拡げ、積極的にサプライチェーンの制約をクリアするスキームなども提案したい。

  1. EVなど電動化の現状と代替スキーム
    1. 2020コロナ禍から2021現状、欧米、中国と日本
    2. EV (zEVとNEV) の比率の急増と推移
    3. 2030年 vs. 2035年スキーム (国、地域と各社)
    4. EV発火事故、リコールなどの課題
  2. EVの拡大と電池総量GWhの推移
    1. 電池容量kWhパラメーターと総容量GWh
    2. 電池コスト\/kWhパラメーターと市場規模
    3. 2021年以降の電池製造計画
      • 欧州
      • 米国
      • 中国
  3. リチウムイオン電池の元素資源 (Co、Ni、Li)
    1. 電池の総GWhに対する正極材の主要量
    2. 元素資源リサイクルの必要性
    3. 関連事項
  4. リチウムイオン電池製造のサプライチェーン (原材料と部材)
    1. 正・負極材など化学系材料
    2. セパレータ、集電箔とバインダーなど非化学系材料
    3. 原材料と部材のサプライチェーンと基盤産業との関係
    4. サプライチェーン課題への対応策、セル設計幅と工程の許容範囲
  5. まとめ
    • 電池製造の合理化と全固体電池への移行

講師

主催

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受講料

1名様
: 46,364円 (税別) / 51,000円 (税込)
複数名
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  • Eメール案内を希望しない方
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 139,092円(税別) / 153,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 185,456円(税別) / 204,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 231,820円(税別) / 255,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
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  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
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  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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