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ホログラフィ技術の基礎と車載用ヘッドアップディスプレイへの応用

ホログラフィ技術の基礎と車載用ヘッドアップディスプレイへの応用

~ヘッドアップディスプレイの開発状況および実用化に向けた課題、今後の展望~
オンライン 開催

出席者特典: アーカイブ配信付き (視聴期間はセミナー終了後、5日間を予定)

概要

本セミナーでは、ホログラフィ技術の基本原理、記録材料および特に最近、エレクトロニクスメーカーを中心に実用化研究が盛んである車載用ヘッドアップディスプレイへの応用の可能性、および技術課題と今後の展望について詳細に解説いたします。

開催日

  • 2021年7月16日(金) 13時00分 16時30分

修得知識

  • ホログラムの基本技術
  • ホログラムの材料
  • ホログラムの光学設計技術
  • ヘッドアップディスプレイシステムの基本構成
  • ヘッドアップディスプレイシステムの実装技術
  • ヘッドアップディスプレイの開発状況

プログラム

 2010年代くらいから、産業分野でのAR/VR技術の活用が進展するのに伴い、ヘッドアップディスプレイやヘッドマウントディスプレイ (HMD) の製品開発が盛んになり、特にホログラム技術に基づく開発成果が数多く報告されてきている。
 ホログラム技術の歴史は古く、1940年代に研究が始まり、当初はグラフィックアートに代表される立体像を記録した製品を中心に広く知られるようになった。その後、60年を超える開発期間を経て、POSスキャナやセキュリティ用途などの応用製品に発展し、最近はソニー社製の「SmartEyeglass」や米国デジレンズ社の導光板を始めとする各種光学素子の実用化が進んでいる。
 自動車用ヘッドアップディスプレイシステムについても、従来は高級車のみへの搭載だったが、軽自動車を含めた一般車にも搭載が広がってきており、一般的な認知度も非常に高くなっている。
 講座では、ホログラム技術の基本原理や特徴を一通り紹介し、これらの技術を応用したヘッドアップディスプレイの開発状況および実用化に向けた課題、さらに今後の展望について解説する。

  1. ホログラム技術の基礎
    1. ホログラフィとは
    2. 記録再生の基本原理と特徴
    3. ホログラム作成技術
  2. 記録材料
    1. 材料に求められる性能
    2. 代表的な記録材料
  3. ヘッドアップディスプレイ実用化の意義
    1. 車載ディスプレイの課題
    2. ヘッドアップディスプレイシステム有効性と市場動向
    3. 車載ヘッドアップディスプレイの制約条件
  4. ヘッドアップディスプレイの車載実装
    1. ヘッドアップディスプレイの基本構成と仕様
    2. ホログラムヘッドアップディスプレイ特徴と実装課題
    3. HOEの光学設計
  5. ヘッドアップディスプレイの開発動向と今後の展望
    1. ヘッドアップディスプレイの最新開発動向
    2. 実用化に向けた今後の課題
  6. まとめ
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,800円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
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  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

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  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
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本セミナーは終了いたしました。

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