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プラスチックリサイクルの最新技術と持続可能な社会におけるプラスチックの使い方

プラスチックリサイクルの最新技術と持続可能な社会におけるプラスチックの使い方

~次々に打ち出される、使い捨てプラスチックの使用禁止や有料化 / リサイクル技術の現状や考え方、バイオプラスチックも把握する~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年6月28日(月) 13時00分16時30分

修得知識

  • プラスチックの循環利用に関する世界の動向
  • 廃プラスチック処理の現状
  • 最新のプラスチックのリサイクル技術
  • マイクロプラスチックの概要
  • バイオプラスチックの最新動向

プログラム

 2050年には海洋プラスチックごみの総重量が魚類を超えると予想され、日本やEUでは使い捨てプラスチックの使用禁止あるいは有料化する政策が次々に打ち出されている。一方、感染症関連の医療器具は全て使い捨てのプラスチックで、プラスチック容器に入った弁当の売り上げが急増している。
 本講演では廃プラスチック処理の現状を紹介し、SDGsが目指す持続可能な社会におけるプラスチックの使い方を検討する。

  1. 持続可能な社会の実現を目指す背景
    1. パリ協定
    2. 循環経済
    3. SDGs
  2. 廃プラスチックに関する世界の動向
    1. プラスチックの生産量および廃プラスチックの排出量
    2. 米国、中国、EU、日本の容器包装プラスチックの排出量
  3. プラスチックのリサイクルの特徴
  4. マイクロプラスチックの現状
    1. マイクロプラスチックの発生量
    2. マイクロプラスチックの問題とは?
  5. プラスチックのリサイクル技術の概要
    1. マテリアルリサイクル
    2. ケミカルリサイクル
      • モノマー還元
      • 化学原料化
      • ガス化
    3. PETボトルのリサイクル
    4. エネルギー回収
    5. 評価法
  6. 電気電子機器に使用されているプラスチックのリサイクル
    1. 家電リサイクル法および小型家電リサイクル法の概要
    2. 使用済み廃家電からの資源回収
  7. 自動車に使用されているプラスチックのリサイクル
    1. 自動車リサイクル法の概要
    2. ASRのリサイクル
    3. CFRP (炭素繊維強化プラスチック) のリサイクル
  8. バイオプラスチックの現状と課題
    1. バイオプラスチックとは
    2. 生分解性プラスチック
    3. バイオマスプラスチック
    4. バイオプラスチックの今後の展望
  9. 資源循環の未来
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 加茂 徹
    早稲田大学 理工学術院 総合研究所
    招聘研究員

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名受講割引

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    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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アカデミー割引

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  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

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本セミナーは終了いたしました。

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