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半導体実装技術の基礎と最新動向

半導体実装技術の基礎と最新動向

~高密度三次元実装技術に向けた技術動向~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、半導体実装の配線板、組立技術、封止技術などの基礎技術から2.5次元・3次元実装技術といった高密度実装技術、インターポーザ技術や部品内蔵配線板技術、FOWLP、PLP等のなどの必須技術について解説いたします。

開催日

  • 2021年5月28日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • エレクトロニクス実装技術の基礎
  • エレクトロニクス実装技術の開発における重要ポイント
  • 最新の高密度三次元実装技術、将来動向

プログラム

 実装技術の基礎として、歴史的背景を述べる。またその重要要素技術として、配線板技術と組立技術と封止技術に関し、その基本的な各種材料・プロセスに関して述べ、開発に於ける課題や重要ポイントを説明する。また実装技術の各要素技術に対する評価・解析・設計技術に関し、電気信号伝搬解析と熱解析の基礎とMCMによる実際例に関し述べる。
 さらに、最近の超高密度三次元実装技術とし、各種3次元実装技術の概要に関して述べ、2.1D実装、2.5D実装、3D実装の流れと、インターポーザ技術や部品内蔵配線板技術やFOWLPやPLP等の最新実装技術とその将来動向に関して述べる。

  1. 実装技術の定義と歴史と実装階層とその課題
    1. 実装技術の歴史と定義
    2. システムとデバイスの間の架け橋をになう実装技術
    3. 電子機器システムの実装階層と各階層の技術課題
    4. 複雑多様化する実装形態と実装効率)
  2. 半導体集積回路素子とそのパッケージ動向
    1. 半導体素子の技術動向
      1. 半導体集積回路素子の歴史と動向
      2. 半導体集積回路素子 (MPU&メモリ) の集積度とデザインルール動向
      3. MPUのクロックスピード (周波数) 動向
      4. 半導体集積回路素子の集積度と入出力端子数
      5. 半導体集積回路素子の消費電力動向
    2. 半導体パッケージの動向
      1. 半導体パッケージの種類と歴史とその特徴
      2. 半導体パッケージの動向
    3. マルチチップモジュール (MCM) の動向
      1. MCMの歴史と種類とその特徴
      2. MCMの重要ポイント:リペアリワーク問題
      3. MCMのの発熱密度と冷却技術動向
  3. 配線板技術
    1. 配線板の分類と高密度配線技術動向
    2. 有機配線板
      1. プリント配線板
      2. 各種ビルドアップ配線板プロセス
      3. 21世紀に入ったビルドアップ配線板の技術動向
    3. 無機配線板
      1. セラミック配線板
      2. 厚膜法とグリンシート積層法と厚膜薄膜混成法
    4. 配線板評価
      1. 導体膜の密着強度
      2. 層間ショート問題
      3. 絶縁層のピンホール検査法
      4. マイグレーション問題
    5. 配線板の評価と開発の重要ポイント
      1. 膜の相互拡散
      2. 膜の内部ストレス
  4. 組立技術
    1. はんだ付けの歴史と各種はんだ (接合) 材料と濡れ性評価
      1. はんだ付けの歴史と定義
      2. 各種はんだ (接合) 材料およびSnーPb系はんだの特性
      3. はんだ濡れ性の定義とその評価法
    2. 挿入および表面実装技術 (マイクロソルダリング技術)
      1. フローソルダリング技術 (挿入実装/片面・両面混載実装技術)
      2. 一括リフローソルダリング技術 (両面表面実装技術)
    3. チップ部品の小型化動向と問題点
      1. パッケージクラック問題およびマンハッタン現象
      2. はんだ付けプロセスと重要ポイント
    4. ベアチップ実装技術
      1. 各種ベアチップ実装技術とその特徴および動向
      2. ワイヤボンディング技術
      3. TAB (テープオートメーティッドボンディング) 技術
      4. フリップチップ技術 (多ピン狭ピッチ化への対応)
      5. 接合材料と接合の重要ポイント
  5. 封止技術
    1. シングルチップPKGおよびMCMの各種封止技術とその特徴
    2. ノンハーメティック樹脂封止技術
      1. トランスファモールド技術と大型PKG対応
      2. 各種樹脂封止技術
      3. 樹脂封止法の湿気の侵入経路とその信頼性
    3. ハーメティックシール技術 (中空封止技術)
      1. ハーメティックシール (気密封止) 法におけるリーク率測定法
      2. 各種ハーメティックシール技術
    4. 封止モジュールの信頼性
      1. モジュールの初期不良と寿命
      2. モジュールの故障率解析
    5. 実装要素技術項目の選択ポイントと実装を構成する物質の物性特性
      1. 実装要素技術項目の選択のポイント
      2. 実装を構成する物質の物性特性
  6. 電気・熱・構造 (応力) 解析・評価・設計技術 (MCMでの実例)
    1. 電気信号伝播特性解析技術
      1. 配線の電気特性解析の基礎
      2. 各種実装形態による電気信号伝搬特性とクロストークノイズ
    2. 熱解析・放熱設計技術 ()
      1. 熱解析・放熱設計技術の基礎
      2. MCMの定常熱解析事例
  7. 最新の超高密度実装技術動向
    1. 携帯電話機の実装技術の変遷
    2. 究極の高密度三次元実装技術 (3D実装技術)
      1. ベアチップ三次元実装技術 (COC)
      2. パッケージ三次元実装技術 (POP)
      3. MCM三次元実装技術 (MOM)
      4. ウェハ三次元実装技術 (WOW)
      5. 埋め込み三次元実装 (部品内蔵配線板EPD&EAD)
    3. 半導体素子と実装技術のボーダレス化 (追加)
      1. シリコンインターポーザ with TSV, RDC and IPD
      2. ガラスインターポーザ
      3. 高周波信号伝送の基礎とインターポーザでの実例
      4. FOWLP & PLP
      5. 2.1D,2.5D,3D実装技術の最新動向
      6. 実装技術の行方は?
    • 質疑応答

講師

主催

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: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
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