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リウマチの基礎・治療の現状と問題点医療現場が望む新薬像

Zoomを使ったライブ配信セミナー

リウマチの基礎・治療の現状と問題点医療現場が望む新薬像

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、リウマチについて基礎から解説し、「寛解」を目指すための薬剤の使い分け、分子標的治療薬の使い分け、臨床現場におけるマネジメントの工夫について、講師の経験から解説いたします。

開催日

  • 2021年3月25日(木) 13時00分14時30分

プログラム

 日本における関節リウマチ (RA) の治療は、1999年メソトレキセート (MTX) 、2003年生物学的製剤が認可されてから劇的に変化した。その後、続々と生物学的製剤が認可され、2013年には低分子化合物、2014年には生物学的製剤第一号のバイオシミラーが認可され、現在分子標的治療薬は16種類まで増加した。これら薬剤は非常に高い治療効果を持つことから、2010年に欧州リウマチ学会は、関節リウマチの治療目標を「臨床的寛解」、もしくは、少なくとも「低疾患活動性」と提唱した。「寛解」とは、関節痛がなく炎症反応も認めない状態を示す。そして、「寛解」を目標とする治療勧奨としてT2T (treat to target) が欧州リウマチ学会を中心としてまとめられ、臨床の現場では全世界的なコンセンサスとなっている。では、「寛解」を目指すために、この16種類もの薬剤をどのように使い分けるのか、近年、低分子化合物の増加もあり、さらに困難になってきている。
 ここでは、薬剤の特性、疾患活動性の程度、併存疾患 (患者背景) から考える、現時点での分子標的治療薬の使い分け、マネージメントの工夫について紹介する。

  1. 関節リウマチとは
    1. 疫学
    2. 病因・病態
  2. 治療目標 (T2T: treat to target)
  3. 治療アルゴリズム
  4. 治療薬
    1. メトトレキサート
    2. 分子標的治療薬
    3. TNF阻害剤
    4. IL – 6阻害剤
    5. T細胞共刺激阻害剤
    6. JAK阻害剤
    7. RANKL阻害剤
  5. 臨床現場におけるマネージメントの工夫
  6. 医療現場が望む新薬像

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)
複数名
: 15,000円 (税別) / 16,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)

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本セミナーは終了いたしました。

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