技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

廃プラスチック・マイクロプラスチック問題に向けたバイオプラスチック (生分解性・バイオマス) の現状と開発動向

Zoomを使ったライブ配信セミナー

廃プラスチック・マイクロプラスチック問題に向けたバイオプラスチック (生分解性・バイオマス) の現状と開発動向

オンライン 開催

概要

本セミナーではバイオプラスチック (生分解性プラスチックとバイオマスプラスチック) の基礎から実用化の現状、開発動向、将来展望について解説いたします。
また、廃プラスチック・マイクロプラスチックによる海洋汚染を契機とする海洋生分解に関する現状を概説いたします。

開催日

  • 2020年12月9日(水) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 生分解性プラスチックとバイオマスプラスチックの製造、応用、用途開発に関心のある方

修得知識

  • バイオプラスチックの基礎
  • バイオプラスチックの課題
  • バイオプラスチックの開発動向
  • プラスチックの海洋生分解に関する基礎知識

プログラム

 廃プラスチックが社会問題化したことを契機に生分解性プラスチックへの関心が高まっている。また、地球温暖化防止、循環型社会構築に貢献するバイオマスプラスチックの普及も社会的に重要視されている。
 本講演ではバイオプラスチック (生分解性プラスチックとバイオマスプラスチック) の基礎から実用化の現状、開発動向、将来展望を述べる。加えて廃プラスチック・マイクロプラスチックによる海洋汚染を契機とする海洋生分解に関する現状を概説する。

  1. 環境に優しいプラスチックとは
  2. バイオプラスチック (生分解性プラとバイオマスプラ) の基礎
    1. バイオプラスチックの定義、概要
    2. バイオプラスチックの用途例
  3. 生分解性プラ
    1. 代表的な生分解性プラ
      1. ポリグリコール酸、ポリ乳酸
      2. 微生物産生ポリエステル
      3. ポリカプロラクトン
      4. 重縮合系ポリエステル類
      5. 多糖類
      6. ポリビニルアルコール
    2. 生分解性プラの具体的な用途
  4. バイオマスプラ
    1. バイオマスプラの社会的意義
    2. モノマーのバイオ化を経るバイオマスプラの新潮流
    3. 代表的なバイオマスプラ
      1. バイオベースの生分解性プラ
      2. バイオポリアミド
      3. バイオポリオレフィン
      4. バイオPET、バイオPTT
      5. バイオポリウレタン
      6. 植物油脂ベースポリマー
    4. バイオマスプラの具体的な用途
    5. バイオマスプラの開発動向
  5. プラスチックによる海洋汚染
    1. マクロプラスチックとマイクロプラスチック
    2. プラスチックの海洋汚染の現状
    3. 環境問題に対する国際的な取組み

講師

  • 宇山 浩
    大阪大学 大学院 工学研究科 応用化学専攻
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,000円 (税別) / 50,600円 (税込)

案内割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。

  • Eメール案内を希望する方 : 1名様あたり 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方 : 1名様あたり 48,000円(税別) / 52,800円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。電子媒体での配布はございません。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/16 ゴム加硫系配合剤の基礎知識と調整のポイント オンライン
2025/5/16 DXとGXを支える次世代半導体実装用樹脂・基板材料の開発と技術動向 オンライン
2025/5/16 樹脂中へのフィラーの分散・配向制御とその応用 オンライン
2025/5/16 固体の熱膨張の基礎から負熱膨張材料/複合化による熱膨張制御技術 オンライン
2025/5/19 ブリードアウトの発生メカニズムと制御、測定法 オンライン
2025/5/20 次世代バイオプラスチックの開発最前線 オンライン
2025/5/20 高分子材料における難燃化技術と難燃性評価、難燃剤の配合設計・規制動向と実際技術 オンライン
2025/5/20 二軸押出機による混練技術とプロセス最適化 オンライン
2025/5/20 ビトリマー (結合交換性架橋樹脂) の基礎、分子設計と応用展開 オンライン
2025/5/20 プラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向 オンライン
2025/5/21 エポキシ樹脂のフィルム化と接着性の付与技術とその応用 オンライン
2025/5/21 射出成形金型・樹脂製品設計の基礎および不良対策 オンライン
2025/5/21 木質バイオマスの基礎知識から利活用の課題、最新動向と展望 オンライン
2025/5/21 プラスチック発泡体の製法、評価方法、原理、不良原因とその対策 オンライン
2025/5/21 3Dプリンタを用いたゲルの成形技術 オンライン
2025/5/22 塗装・コーティング現場のゴミ・異物対策実践セミナー 東京都 会場
2025/5/22 架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端 オンライン
2025/5/23 ゴム加硫系配合剤の基礎知識と調整のポイント オンライン
2025/5/23 破壊工学の基礎と高分子材料での実践 オンライン
2025/5/23 高分子複合材料のレオロジーとメカニズムに基づく材料設計 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/5/22 2020年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2020/3/31 自己修復材料、自己組織化、形状記憶材料の開発と応用事例
2020/1/31 添加剤の最適使用法
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策
2019/4/19 2019年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/3/24 2017年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2015/3/27 2015年版 再生可能エネルギー市場の実態と将来展望