技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ラミネート技術の基礎と実用技術・トラブル対策

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ラミネート技術の基礎と実用技術・トラブル対策

~現場での実務力・課題解決力を向上させる、基本理論と実用技術~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

アーカイブ配信は、2020年12月14日ごろ配信開始予定 (視聴可能期間:約10日間)

概要

本セミナーでは、フィルム・接着の基礎、各ラミネート技術、ラミネート製品の特性、各種トラブルとその対策、生産課題と対策、包装材料の評価法など、ラミネートに携わるうえでおさえておきたい知識と実用技術を分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2020年12月4日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 包装材料、工業材料の研究開発や製造に携わる技術者
  • 包装用やラミネート用の材料を供給する材料メーカー関係者
  • ラミネートに関わる仕事をしており改善やトラブル対策を検討している方
  • ラミネートで課題を抱えている方

修得知識

  • 接着の基礎
  • ラミネート技術の基本と応用
  • ラミネート製品の特性とトラブル対策

プログラム

 基本理論を押さえた上で、実用的なラミネート技術とトラブル対策を分かり易く解説する。
 ラミネート技術は、ロールtoロールで複数の材料を積層化させる技術として包装材料では勿論のこと、産業資材や工業材料分野でも利用される展開性の高い加工技術である。ラミネート技術を理解するには、何故ラミネートが必要なのかという基本に立ち返り、接着の基礎やラミネートで使われる材料を知った上で、ラミネートプロセスの特徴を理解していく必要がある。また、実生産上のラミネートでは接着不良はじめ様々な問題が発生する。これらのトラブル事例を知り予防すると共に、その原因を知り対処する必要がある。
 これらラミネート技術の基本と応用を初心者でも分かり易いよう解説する。

  1. 何故ラミネートが必要なのか
    1. 包装材料の種類
    2. 包装材料に求められる特性
    3. 包装材料の基本構成とラミネート技術
  2. ラミネートされるフィルムの基礎
    1. プラスチックフィルムの製法
    2. 無延伸フィルムと二軸延伸フィルム
    3. プラスチックフィルムの特性
  3. 接着の基礎
    1. 接着のメカニズム
    2. 接着の条件
    3. 接着の向上策
  4. ラミネート技術 (プロセス、接着剤、加工条件、用途例)
    1. 包装で用いられるラミネート方法の概要と比較
    2. ドライラミネーション
    3. ウエットラミネーション
    4. 押出ラミネーション
    5. ホットメルトラミネーション
    6. サーマルラミネーション
  5. ラミネート製品の特性
    1. ラミネートで向上する特性
    2. 物理的強度、ヒートシール強度、バリア性
  6. ラミネート製品のトラブルと対策
    1. ラミネート起因の包材トラブル
    2. 接着不良 様々な原因と対策
    3. ヒートシール強度不足
    4. その他
      • 滑り不良
      • カール
      • 臭気 (残留溶剤) 等
    5. ラミネートの生産課題と対策
  7. 包装材料の最近の動向
    1. 環境対応包材
  8. 補足
    1. ラミネート関連装置、材料情報
    2. 包装材料の評価法
      • ラミネート試験
      • 接着強度
      • ヒートシール強度
      • 実用物性評価
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第1講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,800円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

オンライン受講割引

  • オンライン受講の場合、1名様 30,400円(税別) / 33,440円(税込) で受講いただだけます。
  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 申込みフォームの受講方法から「オンライン」をご選択ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

会場受講 / ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかをご選択いただけます。

会場受講をご希望の場合

お申し込みの際、受講方法から「会場受講」をご選択ください。
会場受講をご希望の場合、以下の流れ・受講内容となります。

  • アーカイブ配信のサービスは受けられません。
  • 翌営業日までに、請求書、受講票、会場までの地図を発送させていただきます。

ライブ配信をご希望の場合

お申し込みの際、受講方法から「オンライン受講」をご選択いただき、通信欄に「ライブ配信希望」の旨を記載ください。
ライブ配信セミナーをご希望の場合、以下の流れ・受講内容となります。

  • 当日のセミナーを、リアルタイムでお手元のPCやスマートフォン・タブレットなどからご視聴・学習することができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催当日、マイページにログインいただき、ご視聴ください。
  • 開催日時にリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
  • セミナー資料は印刷物を開催日までに発送予定でございます。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

アーカイブ配信をご希望の場合

お申し込みの際、受講方法から「オンライン受講」をご選択いただき、通信欄に「アーカイブ配信希望」の旨を記載ください。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合、以下の流れ・受講内容となります。

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 後日(開催終了後から10日以内を目途)に、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • このセミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先を掲載)
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/7 高品質スラリー調製のための分散技術とその安定化、評価方法 オンライン
2025/1/8 基材への塗布層の形成、コーティング液の塗布技術 オンライン
2025/1/8 UV硬化型接着剤の設計・開発と技術動向 オンライン
2025/1/10 欧州連合 (EU) の食品包装規制と安全問題の最新動向 オンライン
2025/1/10 高機能化、高性能化のための表面処理法の基礎と表面分析法 オンライン
2025/1/15 スラリー中粒子の分散・凝集状態の制御に向けた評価技術 オンライン
2025/1/17 ぬれ性のメカニズムと測定・評価・利用法 オンライン
2025/1/20 大気圧プラズマの基礎と最新応用技術 オンライン
2025/1/20 化学反応型樹脂の硬化率・硬化挙動の測定・評価法 オンライン
2025/1/20 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制 オンライン
2025/1/20 塗布膜乾燥プロセスのメカニズムと均一化・制御法 オンライン
2025/1/22 マテリアルズ・インフォマティクスによる接着剤、粘着剤の配合設計と評価、解析 オンライン
2025/1/22 欧州連合 (EU) の食品包装規制と安全問題の最新動向 オンライン
2025/1/22 ゾル-ゲル法の基礎と高機能性材料設計への応用・新展開 オンライン
2025/1/23 ISO11607 滅菌医療機器の包装に関する法的要求事項解説 オンライン
2025/1/23 粉体・微粒子の表面処理と機能性ナノコーティング技術 会場・オンライン
2025/1/23 サーキュラーエコノミーに向けた包装設計および「紙化」への期待と課題 オンライン
2025/1/24 接着剤の正しい選び方 & 使い方およびトラブル処理事例 オンライン
2025/1/24 ぬれ性のメカニズムと測定・評価・利用法 オンライン
2025/1/28 めっきの基礎とプラスチックへのめっき技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (PDF版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版 + CD版)
2021/6/30 日本と海外グローバルブランド40社のSDGs環境戦略
2021/4/26 包装・工業用PETフィルム&飲料・食品用PETボトルの市場分析
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2021/2/10 食品包装産業を取り巻くマイクロプラスチック問題
2021/1/29 異種材料の接着・接合技術と応用事例
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上