技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療機器における生物学的安全性試験の申請/評価の進め方と3極比較

改訂されたガイダンスを旧ガイダンスと比較解説

医療機器における生物学的安全性試験の申請/評価の進め方と3極比較

~試験委託者が知っておきたい医療機器GLP省令と「ISO 10993-1」改訂概要について~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

開催日

  • 2020年10月28日(水) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 医療機器、薬事に関わる担当者、開発者

修得知識

  • 新ガイダンスと旧ガイダンスの相違点
  • 試験委託者として必要な医療機器GLPの概要
  • 生物学的安全性評価のための試験項目の概要
  • 生物学的安全性試験項目の選択の方法
  • ISO 10993-1 (2018) 、FDAガイダンス (2016.6) と国内ガイダンスとの比較
  • 国内申請用データの海外利用あるいはその逆は可能なのか

プログラム

 医療機器の生物学的安全性試験の国内ガイダンスは、昨年末に改訂案に対するパブリックコメントが募集され、新ガイダンス (薬生機審発0106第1号) が通知されました。海外では、2016年6月にFDAがISO-10993-1 (2009) をどのように運用するかを示したガイダンスが出ています。そのISO 10993-1は2018年8月に大きな内容の改訂 (物理的および化学的情報の収集等を含む) が行われ、これが新ガイダンスにも反映されています。改訂された生物学的安全性試験ガイダンスを旧ガイダンスと比較しながら、各試験の概要とその留意点などについて解説します。
 さらに、ISO 10993-1 (2018) とFDAガイダンスの概要を加えて、3極を比較して紹介します。認証を受ける医療機器に適用される JIS T 0993-1もISO 10993-1の改訂に従い2020年1月1日付で改訂されています。新ガイダンスの最新の情報をお伝えするようにします。
 承認申請 (認証申請の一部を含む) のための生物学的安全性試験は、GLP下での実施が基本です。医療機器GLP省令について、試験委託者として知っておいて頂きたい点も紹介します。

  1. 医療機器GLP省令の概要
    1. 厚生労働省令第37号とその一部改正 (厚生労働省令第115号、厚生労働省令第87号) および薬食発第0613010号
    2. 試験委託者として必要なこと
  2. 生物学的安全性評価の基本的考え方 (薬生機審発0106第1号別紙)
    1. 評価する試験項目の選択、試験の意味
  3. 生物学的安全性試験 (薬生機審発0106第1号別添) の概要
    1. 細胞毒性試験
    2. 感作性試験
      • GPMT
      • A&P
      • LLNA
    3. 遺伝毒性試験
      • 復帰突然変異試験
      • 染色体異常試験など
    4. 刺激性試験/皮内反応試験
      • 皮膚刺激性 (in vitro法を含む)
      • 眼刺激など
    5. 全身毒性試験
      • 急性から亜慢性全身毒性など
    6. 埋植試験
      • 筋肉内
      • 皮下
      • 骨内
      • 脳内
    7. 発熱性物質試験
      • エンドトキシン
      • 発熱性物質
    8. 血液適合性試験
    9. 抽出率関連試験
      • 有機溶媒による抽出
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 小島 幸一
    一般財団法人 食品薬品安全センター 秦野研究所

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

会場受講 / ライブ配信対応セミナー

会場受講 または オンラインセミナーのいずれかをご選択いただけます。
お申し込みの際、受講方法の欄にて、会場受講またはオンライン受講をご指定ください。

オンラインセミナーをご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
※会場で受講の場合、このサービスは付与されませんのでご注意ください。

  • 当日のセミナーを、リアルタイムでお手元のPCやスマートフォン・タブレットなどからご視聴・学習することができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催当日、マイページにログインいただき、ご視聴ください。
  • 開催日時にリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
  • セミナー資料は印刷物を開催日までに発送予定でございます。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

オンライン受講割引

  • オンライン受講の場合、1名様 30,400円(税別) / 33,440円(税込) で受講いただだけます。
  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 申込みフォームの受講方法から「オンライン」をご選択ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/12/15 非GLP試験における信頼性基準と信頼性確保のポイント オンライン
2025/12/16 医療機器バリデーションで必要となる統計的手法とサンプル数の決定 東京都 会場・オンライン
2025/12/17 生成AIを使用した製造・品質管理 オンライン
2025/12/17 医療機器バリデーションで必要となる統計的手法とサンプル数の決定 オンライン
2025/12/18 生成AIを使用したサプライチェーン・調達管理 オンライン
2025/12/18 医薬品・医療機器・体外診断薬品・再生医療等製品の保険制度の最前線 オンライン
2025/12/19 医薬品・医療機器・体外診断薬品・再生医療等製品の保険制度の最前線 オンライン
2025/12/22 三極 (米国FDA、EU EMA、日本PMDA) の指針に基づくプロセスバリデーションの実施と適格性評価の考え方 オンライン
2025/12/23 製薬用水入門講座 オンライン
2025/12/23 GMPにおけるキャリブレーション (校正) の重要ポイント オンライン
2026/1/5 滅菌バリデーションにおける無菌性保証レベルをふまえたバイオバーデン管理とBI菌種の選定根拠・D値情報 オンライン
2026/1/7 非GLP試験における信頼性基準と信頼性確保のポイント オンライン
2026/1/8 GMPにおけるキャリブレーション (校正) の重要ポイント オンライン
2026/1/13 三極 (米国FDA、EU EMA、日本PMDA) の指針に基づくプロセスバリデーションの実施と適格性評価の考え方 オンライン
2026/1/19 英国医療機器UKCA規制セミナー オンライン
2026/1/21 医療機器の生物学的安全性試験の基礎をふまえた各国規制比較と試験実施/評価 オンライン
2026/1/21 医療機器開発薬事・承認申請書類作成の基礎セミナー オンライン
2026/1/22 医療機器QMSで有効な統計的手法とサンプルサイズ決定 オンライン
2026/1/22 英国医療機器UKCA規制セミナー オンライン
2026/1/22 FDA査察対応セミナー オンライン