技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

有機金属化合物の種類、構造とその応用

Zoomを使ったライブ配信セミナー

有機金属化合物の種類、構造とその応用

~屈折率の最適化 / 濃度・配向・分散度のコントロール / 耐熱性との両立、作成後の安定性、屈折率の測定装置とポイント~
オンライン 開催

開催日

  • 2020年6月17日(水) 10時00分 17時00分

修得知識

  • 耐熱、耐水、耐溶剤性の向上
  • 反応・硬化の促進
  • 高屈折率膜の形成、密着性の向上
  • 所望の物性、機能を付与するためのポイント

プログラム

  1. チタン化合物、ジルコニウム化合物
    1. 化学構造 アルコキシド、キレート、アシレートの構造について
    2. 基本反応 アルコール交換反応による各種反応について
    3. チタンアルコキシド、ジルコニウムアルコキシド
      1. 化学構造と会合による反応性の違い
      2. 加水分解反応の機構と反応速度
      3. 反応しやすい官能基は何か (HSAB則)
    4. チタンキレート、ジルコニウムキレート
      1. 化学構造と化合物の色
      2. アルコキシドとの反応性の違い
      3. キレートの種類と反応性の関係
  2. チタン化合物、ジルコニウム化合物の応用例
    1. 触媒としての使用例
      1. スズ化合物の代替として
      2. エステル化における推定機構とその反応性
      3. ウレタン化における推定機構とその反応性
      4. シリコーン硬化反応 (RTVシリコーンシーラント) における推定機構とその反応性
    2. 架橋剤としての使用例
      1. インキ架橋剤としての応用と耐熱性向上
      2. 水系樹脂架橋剤としての応用による耐水性向上
    3. 酸化金属膜形成剤しての使用例
      1. モノマーとオリゴマーによる成膜性の違い
      2. 製膜材料としての応用とその屈折率
    4. 密着性向上剤としての使用例
      1. プライマーとしての利用と密着性発現効果
  3. 有機ケイ素化合物、有機アルミニウム化合物、コア用アクリル系含浸接着剤
    1. シリルイソシアナト化合物とその応用製品
      1. シリルイソシアナト化合物の構造
      2. 反応機構と反応性について
      3. 反応性を利用したコーティング剤としての応用例
    2. アルミニウム化合物
      1. アルミニウムアルコキシド、キレート化合物の構造
      2. 反応機構と反応性について
      3. 架橋剤としての応用例
  4. 今後の展望
    1. コーティングにおけるドライプロセスからウェットプロセスへ
    2. 脱スズ化合物等の環境負荷低減への試み
    3. 水系化合物への飽くなき挑戦
    4. キレート化以外の反応性制御法
    5. 電動化社会に向けた熱硬化型アクリル系含浸接着剤の応用展開の可能性
    • 質疑応答

講師

  • 橋本 隆治
    マツモトファインケミカル 株式会社 開発企画グループ
    グループマネージャー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/10 スラリーの分散状態の制御と調製、評価技術 オンライン
2024/5/13 微粒子の分散安定化の基礎と実際 オンライン
2024/5/16 導電性カーボンブラックの使用テクニック オンライン
2024/5/17 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/23 プラスチックレンズの基礎とトラブル対策事例 オンライン
2024/5/23 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および活用方法 オンライン
2024/5/24 基材表面への防曇性付与と持続性の向上 オンライン
2024/5/24 乳化・懸濁重合の反応機構と装置設計、重合反応の制御 オンライン
2024/5/27 粉体の付着・凝集・流動メカニズムとその評価、トラブル回避の考え方 オンライン
2024/5/27 ホログラフィ技術の基礎と車載用ヘッドアップディスプレイへの応用 オンライン
2024/5/29 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/29 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 オンライン
2024/5/30 溶解度パラメータ (3D, 4DSP値) の基礎と活用技術 オンライン
2024/5/31 リチウムイオン電池電極スラリーの分散、混練技術とその最適化 オンライン
2024/6/3 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 オンライン
2024/6/4 乳化・懸濁重合の反応機構と装置設計、重合反応の制御 オンライン
2024/6/5 顔料の分散安定化と使いこなし術 オンライン
2024/6/5 回折光学素子の設計と解析および作製・応用技術 大阪府 オンライン
2024/6/5 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および活用方法 オンライン
2024/6/6 ナノカーボン材料 (カーボンナノチューブ・グラフェン) の分散技術・凝集制御における物理化学の基礎と分散状態の観察・評価 オンライン