技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

製造指図記録書を作成し運用するための重要ポイント

製造指図記録書を作成し運用するための重要ポイント

~GMPで求められる製造指図記録書とは? 重要指図項目の選定及び変更・逸脱時の必須記録とは?~
大阪府 開催 会場 開催

開催日

  • 2020年6月9日(火) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 製造管理の必要性
  • GMP省令と製造管理記録書の関係性
  • 製品標準書と製品仕様書の違い
  • 製品標準書の必須項目
  • 製造指図書の役割と有益性
  • 製造指図・記録書と手順書の違い
  • 製造記録書の範囲
  • 製造記録書原本の記載すべき項目
  • 製造記録書の確認ポイント

プログラム

 医薬品は、そのライフサイクルに亘って品質を維持改善していくことが、PIC/S GMP及びICH Q10から要求される現在では、製造管理を適切に管理することが、不良品の発生を軽減する最大の要因となる。
 本稿では、製造管理記録の根幹である製造指図記録書の様式、記載すべき重要ポイントを製造工程ごとに、具体的な事例を交えて分かり易く解説する。また、GMPに必要な製品標準書、基準書、手順書類と製造指図記録書の関連性についても文書体系での位置も含めて分かり易く解説する。

  1. はじめに
  2. 製造管理とは
    1. 製造管理の範囲
    2. GMP省令の製造管理
    3. 製造指図記録書以外の製造管理に係る記録書
  3. 製品標準書とは?
    1. 日本特有の書式である製品標準書はなぜ必要なのか?
    2. 承認申請内容と製品標準書の関連箇所
    3. 製品標準書と知識管理の関係
    4. 製品標準書の作成時期と技術移管
    5. 具体的な製品標準書の様式事例
    6. 製品標準書の管理 (変更) と改訂時期
  4. 製造指図記録書とは?
    1. 製品標準書との違いは?
    2. 製造指図記録書に記載する指図内容
    3. 製造指図書は工程ごとに発行
    4. 製造指図は生産量の指図のみであってはいけない
    5. 重要な指図項目とは
    6. 指図項目の変更時の留意点
    7. 製造記録書の記載すべき範囲とは
    8. 製造記録書はDIそのもの
    9. 製造記録だけで製造工程の品質保証は担保できる?
    10. 具体的な製造指図書の様式事例
    11. 記録の修正のあるべき姿
    12. 逸脱時に記録は必須
    13. 工程収率と総収率
    14. 製造記録書の確認ポイント
    15. 製造指図記録書原本及びロット毎の指図記録書の管理
    16. 製造記録書から求める日常的な品質モニタリングとは?
    17. 製造記録書から工程品質の傾向分析が必要
  5. 基準書及び手順書とは?
    1. GMP省令が求める基準書とは?
    2. 文書体系
    3. 基準書と手順書の違い
    4. 製造現場における手順書とは?
    5. 基準書及び手順書の習得度
    6. 基準書及び手順書に対する記録とは?
    7. 上記の記録様式原本の様式事例
    8. 上記の記録の実記録事例
    9. 記録の確認と管理
  6. おわりに
    • 質疑応答

会場

ドーンセンター

4F 大会議室1

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

案内割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 84,000円(税別) / 92,400円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 126,000円(税別) / 138,600円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/1 ASEAN各国の医薬品申請のための薬事制度と申請資料作成方法 オンライン
2024/7/2 GMP/GQP-QAが行うべき逸脱管理とCAPAの適切性の評価とチェックリストの活用 オンライン
2024/7/2 試験検査室管理におけるGMP対応の重点チェックポイント オンライン
2024/7/2 GMP省令改正における原材料供給者管理への対応と原薬・原料・資材各々の取決め事例 オンライン
2024/7/2 ICH Q3D/日局をふまえた元素不純物管理 (新薬・既存薬) のための分析・試験法設定のポイント オンライン
2024/7/3 規制当局GMP査察における指摘事項と重大な指摘を回避するための事前対応のポイント オンライン
2024/7/3 医薬品QA業務 実務講座 オンライン
2024/7/3 医薬品の知財制度と特許戦略 入門講座 オンライン
2024/7/3 「バイオ医用高分子」入門 東京都 会場・オンライン
2024/7/3 変更管理・逸脱管理コース (2日間) オンライン
2024/7/3 適正なCAPA実現につながる逸脱・OOS処理フロー及び原因・試験室調査の進め方と処置事例 オンライン
2024/7/3 免疫性血栓性血小板減少性紫斑病の歴史、病態、治療の新たな展開と残された課題 オンライン
2024/7/3 オンコロジー領域における医薬品売上予測手法とデータ収集及び注意点 オンライン
2024/7/3 仮想医薬品例示で基本レギュレーションを理解し、効率的にCMC申請資料を作成するポイント オンライン
2024/7/4 抗体医薬品の品質管理 オンライン
2024/7/4 リスクマネジメント/ワーストケースアプローチに基づく洗浄バリデーション実施 (残留限度値・DHT/CHT設定など) と残留物の評価法 オンライン
2024/7/4 バイオ医薬品製造におけるGMP対応をふまえたプロセス開発からの設備設計・スケールアップ オンライン
2024/7/5 医薬品製造現場における少人数体制のQC/QA業務効率化/コスト削減 オンライン
2024/7/5 改正GMPに対応する技術移転/移管での同等性評価とバリデーション/作業者教育 オンライン
2024/7/5 製造サイトにおけるデータインテグリティの実務対応のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/11/28 正しいALCOA原則・実践から治験Quality Managementと適合性調査
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書