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工程FMEAの基礎と活用のポイント

工程FMEAの基礎と活用のポイント

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2020年3月31日(火) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • 品質担当者、管理者
  • FMEAの実施を検討している方
  • FMEAで課題を抱えている方、思うような効果が上がっていない方

修得知識

  • 新製品開発における工程の完成度の上げ方
  • 原因の捉え方、対策の着眼点、ポイント
  • 品質不具合発生を防ぐためのコツ

プログラム

 新製品の工程を立ち上げる際に、品質不具合、特に市場での品質不具合発生を防ぐために「工程FMEA」は欠かせません。ただ、工程FMEAは実施しているのに、品質不具合が一向に減らないというケースも少なからずあります。その主要な原因の一つは、「自ら進んでやる工程FMEA」ではなく「やらされる工程FMEA」になっていることにあります。
 このセミナーでは、講習と実習を交えて成果に結びつく実践的な工程FMEA、「自ら進んでやる工程FMEA]のやり方を学びます。顕在化した品質リスク (Failure Mode) の羅列から脱皮して、いかにして新製品の工程に潜んだ真の品質リスク (Failure Mode) に気づいて予め手を打つかを学びます。工程FMEAで成果を上げるためには、コツがありますが、そのコツを知りたい方はぜひご参加ください。

  1. 実践的工程FMEA概論
    1. 工程FMEAとは
    2. 工程FMEAの前に工程の完成度を上げる
    3. 工程FMEA成功のポイント
  2. 新製品開発における工程の完成度の上げ方
    (工程FMEAを成功へと導くための工程整備)
    1. 工程FMEAの役割と位置付け
    2. 生産立ち上げのあるべき姿
    3. 工程の安定度を上げるための生産準備・製造準備
    4. 工程FMEAの出番
  3. 工程FMEA実施 (FM抽出)
    1. 工程FMEAの前にやっておくべきこと
    2. 工程FMEAの実施手順
    3. 工程に潜むFMの見つけ方
      • 【演習1】FM発見の準備とFM抽出
  4. 工程FMEA実施 (FM⇒EA)
    1. FMの影響予測
    2. 設計・品質保証との連携の重要さ
    3. FMの原因の捉え方
    4. ミス・異常・工程能力不足の違い
    5. RPN評価の仕方
    6. 対策の着眼点、ポイント
    7. 原因のタイプによる対策の違い
      • 【演習2】FMの影響・原因・評価・対策
  5. 工程FMEA活用方法
    1. 対策の確実な実施と評価
    2. 予測と結果の違いの振り返り
    3. 再発防止の徹底と継続的なレベル向上
    • 質疑応答
  • FM: Failure Mode (故障モード)
  • RPN: Risk Priority Number (危険優先度)
  • EA: Effect Analysis (影響解析)

講師

  • 池田 光司
    有限会社アイテムツーワン
    代表取締役

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

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