技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリマーブラシの基礎と応用に向けた技術的課題

ポリマーブラシの基礎と応用に向けた技術的課題

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ポリマーブラシについて基礎から解説し、具体的な調製法と表面特性、国内外の最新の研究動向や実用化への技術的問題、将来展望などについて解説いたします。

開催日

  • 2019年12月18日(水) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • ポリマーブラシの応用製品に関連する技術者、研究者、開発者、生産製造担当者、管理者
    • 防汚、分離膜
    • 医療機器、バイオマテリアル
    • 電池
    • 接着
    • 塗料
    • 潤滑油 など
  • 表面改質に関心のある方
    • ガラス
    • セラミックス
    • 樹脂
    • 繊維など

修得知識

  • ポリマーブラシの定義と合成方法の基礎。制御重合概念と基礎技術
  • 表面科学の基礎
    • 親水性・疎水性、濡れ
  • 一般的な表面改質法の概略と改質効果の発現機構
  • ポリマーブラシに関する国内外の最新の研究動向
  • 表面グラフトが適用可能な材料と課題

プログラム

 ポリマーブラシがアカデミックな研究分野で幅広く用いられるようになって20年以上が経過し、材料表面の濡れ性、接着性、摩擦潤滑特性、防汚性などの改質効果や、多彩な機能発現が報告されている。本講演では、具体的な調製法と表面特性について基礎から説明するとともに、国内外の最新の研究動向や実用化における技術的問題、将来の展望などについても解説する。

  1. ポリマーブラシの基礎と調製法
    1. ポリマーブラシの定義と歴史的背景
    2. “Grafting-to“法と“Grafting-from法”
    3. 表面開始制御重合によるポリマーブラシの調製
  2. ポリマーブラシ表面の濡れ・接着・摩擦
    1. 表面と界面、構造解析
    2. 濡れ
    3. 接着
    4. 摩擦と潤滑
  3. ポリマーブラシの研究動向と技術的課題
    1. 防汚、分離膜
    2. 医療、バイオマテリアル
    3. 電池
    4. 技術的課題と今後
    • 質疑応答

会場

新宿区立 新宿文化センター

4F 第1会議室

東京都 新宿区新宿 6-14-1
新宿区立 新宿文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/17 高分子材料のトライボロジー: トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2024/5/20 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2024/5/20 導電性高分子の基礎と最新の研究動向・応用 オンライン
2024/5/21 ぬれ性のメカニズムと制御・測定技術 オンライン
2024/5/21 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2024/5/21 高分子材料のモノマー化、解重合反応とケミカルリサイクルの動向 オンライン
2024/5/21 摩擦振動と異音の発生メカニズムと抑制・対処方法 オンライン
2024/5/21 プラズマによる表面改質技術の基礎と応用 オンライン
2024/5/22 プラズマCVD (化学気相堆積) 装置による高品質薄膜の成膜技術、および量産化対応 オンライン
2024/5/22 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2024/5/22 ポリフェニレンサルファイド (PPS) 樹脂の基礎と応用技術の総合知識 オンライン
2024/5/22 マーセル化による天然繊維の樹脂複合化と特性改善 オンライン
2024/5/23 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および活用方法 オンライン
2024/5/24 基材表面への防曇性付与と持続性の向上 オンライン
2024/5/24 UV硬化とEB硬化の基礎と技術比較および応用技術 オンライン
2024/5/24 エポキシ樹脂の実用の基礎知識とフィルム化 & 接着性の付与技術とその応用 オンライン
2024/5/24 塗膜の濡れ・付着・密着コントロールとトラブル対策 オンライン
2024/5/24 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析法、変色の特徴と分析技術 オンライン
2024/5/27 スパッタリング薄膜の密着性改善技術とトラブル対策 オンライン
2024/5/27 熱可塑性エラストマー (TPE) の基礎と生分解性TPEの開発 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/9/1 マンガと写真でわかる初歩のシート成形
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書