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偽造防止に関する材料・印刷・ 画像処理技術とその応用採用、信頼性評価

偽造防止に関する材料・印刷・ 画像処理技術とその応用採用、信頼性評価

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年11月18日(月) 10時00分 17時00分

修得知識

  • 3Dホログラムなどの最新技術 、求められる信頼性 、堅牢性 、寿命 、模造防止のための工夫
  • 紙幣、各種カードや金券類 、医薬品や化粧品 、高級ブランド品や各種ロマーク類 、キャッシャレス決済周辺などでの採用事例
  • 中国や国外での模造品被害事例 、対策技術の市場性

プログラム

第1部 くらしの安心・安全に貢献するマテリアルとその用途展開

~偽造防止、貼り替え防止など~

(2019年11月18日 10:00〜11:10)

  1. はじめに
    1. 偽造被害とその実情
    2. 偽造防止技術のコンセプト
    3. レベル別偽造防止技術
  2. 偽造防止技術の紹介
    1. 偽造防止技術
    2. 改ざん防止技術
    3. トレーサビリティ技術
  3. 貼り替え防止技術の紹介
    1. ブランドプロテクション
    2. 貼り替え防止技術
  4. 最近のセキュリティ技術
    1. 紙幣の偽造防止技術
    2. 個人認証における偽造防止技術
    • 質疑応答

第2部 一意識別技術 Yoctraceの紹介

~特殊な画像処理による 偽造防止・追跡技術とその可能性~

(2019年11月18日 11:20〜12:30)

 物体表面に偶然生成されたランダムパターン画像を利用して物体を識別する技術、Yoctraceについて解説する。Yoctraceは偽造品対策への応用だけでなく、ひとつひとつを一意に特定することから個々の物体を追跡する技術としても利用することが可能である。

  1. Yoctraceとは
    1. 技術の概要
    2. 認証精度について
    3. 性能
    4. 他技術との比較
  2. Yoctrace適用実験の例
    1. 印刷物への適用
    2. スマートフォンによる照合
    3. 適用できないもの
  3. Yoctraceの各種応用
    1. 医薬品関連
    2. 化粧品関連
    3. その他
  4. デモビデオ
  5. 本技術の位置付け
    • 質疑応答

第3部 印刷物を対象とした人工物メトリクスを 利用する認証技術 (SAMP ® ) の紹介

(2019年11月18日 13:10〜14:20)

 シヤチハタは、同じパターンの印刷でもそのデジタル撮影画像を独自のアルゴリズムで処理することで一意に識別することができる個別認証技術、SAMPR (サンプ) の開発を進めている。本講演では、SAMPを活用した金沢大学附属病院での実証実験結果とともに様々な適用例について解説する。

  1. SAMPの概要紹介
    1. 個別認証が必要とされる背景 (被害が拡大する不正商品/流通)
    2. SAMPのメリットについて (低コストによるトレーサビリティの確保)
  2. SAMPのデモ
    1. 実際の印刷物対象のデモによる技術紹介
  3. 金沢大学付属病院での院内流通医薬品トレーサビリティ実証実験の紹介
    1. 実証実験の背景
    2. 実例アプリケーションによるデモ
    3. 効果について
  4. 個別認証技術の展開/事業化について
    1. SAMPの対象印刷例紹介
    2. 今後の展開
    3. まとめ
    • 質疑応答

第4部 物体表面に自然発生している“指紋“の画像認識による個体識別・偽造防止とその可能性

(2019年11月18日 14:30〜15:40)

  1. 物体表面に自然発生している“指紋“とは?
  2. 物体表面に自然発生している“指紋“の画像認識および個体識別技術
  3. 本技術の用途や可能性、技術課題、今後の展望
    • 質疑応答

第5部 ホログラムを始めとする偽造防止ソリューションについて

(2019年11月18日 15:50〜17:00)

 ホログラム、偽造防止印刷、RFID、電子透かしを始めとするセキュリティ媒体、スマートフォンなどの認証機器、クラウドサービスを用いた認証PFなどDNPの偽造防止対策における総合的な取り組みについて解説する。

  1. はじめに
  2. ホログラムを始めとする偽造防止ソリューションについて
    1. 概要と構成
    2. 事例紹介
  3. 今後の展望、課題
    • 質疑応答

講師

  • 牛腸 智
    凸版印刷 株式会社 情報コミュニケーション事業本部 ソーシャルデザイン事業部 プラットフォームビジネスセンター 機器・デバイス開発本部 セキュアデバイス開発部
  • 伊藤 健介
    富士ゼロックス株式会社 研究技術開発本部 テクノロジーデリバリーセンター
  • 牧野 智成
    シヤチハタ株式会社 新規事業部
    部長
  • 石山 塁
    日本電気株式会社 (NEC) データサイエンス研究所 環境理解TG
  • 中曽根 聡
    大日本印刷 株式会社 情報コミュニケーション製造統括本部 技術ユニット プロダクトイノベーション部
    エキスパート

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

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  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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