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電子写真プロセス技術

電子写真プロセス技術

目次

第1章 電子写真技術概論

  • 1. 電子写真技術の歴史
  • 2. 電子写真法概要
    • 2.1 カールソン法以外の電子写真法
    • 2.2 カールソン法
  • 3. プロセス各論
    • 3.1 帯電プロセス
    • 3.2 感光体
    • 3.3 露光プロセス
    • 3.4 現像プロセス
    • 3.5 転写プロセス
    • 3.6 クリーニングプロセス
    • 3.7 定着プロセス
    • 3.8 トータルプロセス
  • 4. カラープロセス技術
    • 4.1 転写ドラム方式
    • 4.2 ドラム上トナー重ね合わせ方式
    • 4.3 四つのプロセスユニットを並べる方法
  • 5. 簡略化プロセスの試み
    • 5.1 背面露光方式
    • 5.2 直接静電画像形成法
  • 6. 今後の電子写真技術

第2章 帯電プロセス

  • 1. はじめに
  • 2. 帯電プロセスの分類
  • 3. 感光体の帯電機構
    • 3.1 感光体の充電電流と漏洩電流
    • 3.2 暗減衰の影響
  • 4. 各種帯電方式の帯電メカニズムと装置
    • 4.1 コロナ帯電方式
    • 4.2 固体放電素子帯電方式
    • 4.3 接触帯電方式
  • 5. イオン流による静電潜像形成
    • 5.1 イオノグラフィの構成
    • 5.2 イオンフローヘッドの構造
  • 6. 今後の課題

第3章 感光体と潜像形成

  • 1. 感光体の分類
    • 1.1 材料による分類
    • 1.2 形状による分類
  • 2. 各感光体の特徴および機能
    • 2.1 セレン系感光体
    • 2.2 セレン化ヒ素感光体
    • 2.3 α-Si感光体
    • 2.4 酸化亜鉛感光体
    • 2.5 単層有機感光体
    • 2.6 積層型有機感光体
  • 3. 感光体の潜像形成
    • 3.1 帯電特性
    • 3.2 感光特性
  • 4. アナログ露光系
  • 5. ディジタル露光系
    • 5.1 レーザ走査露光系
    • 5.2 LED露光系
    • 5.3 液晶露光系
    • 5.4 その他の露光系

第4章 現像プロセス

  • 1. はじめに
  • 2. 現像の基礎
    • 2.1 画像形成
    • 2.2 トニー粒子に働く力
    • 3.2成分現像
    • 3.1 磁気ブラシ現像
    • 3.2 カウンタチャージ
    • 3.3 エッジ効果とノイズ
    • 3.4 表面電位、周速比、交番電圧
    • 3.5 現像器の具体的構成例と動作
    • 4.1成分現像
    • 4.1 帯電トナー薄層の作成
    • 4.2 1成分非接触現像
    • 4.3 1成分接触現像
    • 4.4 1成分現像の平衡モデル
  • 5. 現像剤の物性と評価
    • 5.1 トナー
    • 5.2 トナーの物性と評価
    • 5.3 キャリア
    • 5.4 トナーの帯電性、帯電モデル
  • 6. 液体現像の特質と応用
    • 6.1 現像液
    • 6.2 現像
    • 6.3 現像のダイナミクス
    • 6.4 液体現像の応用
  • 7. 現像法の今後

第5章 転写およびクリーニングプロセスの設計と評価

  • 1. 転写プロセス
    • 1.1 転写方式の種類
    • 1.2 コロナ転写方式のメカニズム
    • 1.3 コロナ転写方式の最適条件と問題点
  • 2. クリーニングプロセス
    • 2.1 代表的なクリーニングプロセス
    • 2.2 クリーニングのメカニズム
    • 2.3 クリーニングのための付加手段

第6章 定着プロセス

  • 1. 定着方式の分類
  • 2. 定着装置とメカニズム
    • 2.1 ヒートロール定着
    • 2.2 SURF方式
    • 2.3 フラッシュ定着
    • 2.4 圧力定着
  • 3. 定着の最適化と問題点
    • 3.1 定着理論
    • 3.2 定着性の評価
    • 3.3 最適化方法
  • 4. カラー定着とその課題

第7章 プロセスコントロール

  • 1. はじめに
  • 2. ゼログラフィプロセスの変動因子と制御因子
    • 2.1 画像濃度の形成
    • 2.2 システムレスポンス
    • 2.3 変動因子と制御因子
  • 3. プロセス制御用センサ
    • 3.1 電位センサ ESV
    • 3.2 現像性検知センサ
    • 3.3 その他のセンサ
  • 4. 自動濃度調整の方式と実施例
    • 4.1 原稿濃度検知センサ
    • 4.2 検知エリアと原稿濃度認識
    • 4.3 制御パラメータ
    • 4.4 制御方法
    • 4.5 AE実施例
  • 5. 濃度維持制御
    • 5.1 電位制御の最適化と実施例
    • 5.2 現像性制御の最適化と実施例
    • 5.3 ディジタルカラー複写機への適用
  • 6. 今後の動向

第8章 電子写真カラープロセス

  • 1. まえがき
    • 1.1 カラー電子写真方式の原理
    • 1.2 カラー化に伴う構成
    • 1.3 現在の商品化動向
  • 2. 電子写真の特徴
    • 2.1 電子写真による画像上の特徴
    • 2.2 電子写真による構成上の特徴
  • 3. アナログカラーh画像形成
    • 3.1 読み取り
    • 3.2 処理
    • 3.3 出力
  • 4. ディジタルカラー画像形成
    • 4.1 読み取り
    • 4.2 入力処理
    • 4.3 色処理
    • 4.4 画像処理
    • 4.5 トナー像形成
  • 5. 今後の展開
    • 5.1 高画質化
    • 5.2 小形化
    • 5.3 高速化
    • 5.4 システム化
  • 6. 結び
  • 7. 付録
    • 7.1 感光体上の重ね合わせ技術
    • 7.2 その他の画像形成法

第9章 電子写真の将来動向

  • 1. 市場ニーズ
  • 2. 社会的要請
  • 3. カラー化における技術動向
    • 3.1 高画質化
    • 3.2 プロセスの簡略化
    • 3.3 高速化
    • 3.4 操作の簡略化
  • 4. モノクロ分野における技術動向
  • 5. 複合化の動向
  • 6. 最後に

執筆者

  • 板谷 正彦 : 新日本製鐵株式会社 エレクトロニクス・情報通信事業本部 周辺機器グループ 掛長
  • 風見 武夫 : 松下電器産業株式会社 事務機器事業部 Lプロジェクト 部長
  • 栗田 隆治 : ミノルタ株式会社 高槻研究所 像情報技術部 部長部員 参事
  • 白本 重幸 : ミノルタ株式会社 高槻研究所 像情報技術部 主任
  • 水野 博 : ミノルタ株式会社 高槻研究所 像情報技術部 主任
  • 町田 純二 : ミノルタ株式会社 高槻研究所 像情報技術部 主任
  • 島田 昭 : 株式会社日立製作所 日立研究所 第9部 研究員
  • 今村 平ニ : 富士ゼロックス株式会社 IOT開発センター 第4技術開発部 担当係長
  • 羽根田 哲 : コニカ株式会社 情報機器事業本部 機器第1開発センター 第1研究室長

監修

新日本製鐵株式会社
エレクトロニクス・情報通信事業本部
周辺機器グループ
掛長
板谷 正彦

出版社

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お問い合わせ

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体裁・ページ数

CD-R 283ページ

発行年月

2000年8月

販売元

tech-seminar.jp

価格

6,900円 (税別) / 7,590円 (税込)

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