技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

共同研究開発の契約実務とトラブル対策

共同研究開発の契約実務とトラブル対策

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、共同研究開発を行う上で検討すべき事項、契約書の作成段階で検討すべき留意点について、トラブル事例も交えて解説いたします。

開催日

  • 2019年9月19日(木) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 化学・エレクトロニクス・自動車関連メーカーなどの技術者、研究者、法務部知財部担当者

修得知識

  • 共同研究開発契約に関する基礎知識
  • 共同研究開発契約作成・交渉における注意点
  • 具体的な契約書の条項例
  • 共同研究開発契約に関するトラブル対処法

プログラム

 技術の相互補完、効率化、リスクの軽減、異業種との業際化等を目的として行われる共同研究開発は、近時の技術の複雑化や国際化のもとで、重要性が増しています。共同研究開発を実施するにあたっては、事前に共同研究開発契約の内容を十分に検討し、不測のトラブルを未然に防ぐことが大変重要です。
 本セミナーでは、共同研究開発を行う上で検討すべき事項、契約書の作成段階で検討すべき留意点について、トラブル事例も交えて説明し、産学連携の留意点についても解説いたします。

  1. 共同研究開発契約とは
    1. 共同研究開発契約の意義
    2. 共同研究開発を行う上で認識・検討すべき事項
    3. 共同研究開発のメリット・デメリット
    4. 共同研究開発契約の交渉
  2. 契約書の作成段階で検討すべき条項例と留意点
    1. 定義・対象
    2. 研究開発の遂行に関する事項
    3. 研究開発行為の分担
    4. 研究開発行為のスケジュール
    5. 研究担当者
    6. 費用の負担
    7. 研究開発の実施場所
    8. 情報交換
    9. 報告・会合
    10. 設備・機器の貸与
    11. 成果の帰属等に関する事項
    12. 成果の確認
    13. 成果の帰属
    14. 出願及び手続遂行
    15. 権利の維持・保全
    16. 成果の利用に関する事項
    17. 当事者による成果の利用
    18. 第三者への実施許諾及び譲渡等
    19. 相手方との協力
    20. 秘密保持に関する事項
    21. 秘密保持義務
    22. 学会発表等
    23. 契約期間等に関する事項
    24. 契約期間
    25. 解約
    26. 終了後の措置
    27. デッドロック・紛争解決に関する事項
    28. その他規定すべき条項及び考慮すべき事項
  3. 大学・研究機関との契約における条項及び注意点
    1. 共同研究する理由
    2. 企業と大学の違い
    3. 契約当事者
    4. 研究担当者
    5. 秘密保持
    6. 不実施補償
    7. 第三者への実施許諾
    8. その他
  4. よくあるトラブル事例
    1. 契約締結前のトラブル
    2. 既存ノウハウを巡るトラブル
    3. 秘密保持・競業禁止を巡るトラブル
    4. 成果の帰属・実施・出願・権利行使を巡るトラブル
    5. 職務発明を巡るトラブル
    6. 共同開発の中止・中断を巡るトラブル
    7. 終了後の措置を巡るトラブル
    8. 大学・研究機関との共同研究開発を巡るトラブル
  5. まとめ及び質疑応答

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/14 研究・実験データ収集、管理への仕組み作りと蓄積データの活用 オンライン
2024/5/14 R&Dマーケティング「基本編」「実践編」2日間セミナー オンライン
2024/5/14 研究者・技術者が価値ある活動を行うために絶対に知っておかなければならないマーケティングの基本理論 オンライン
2024/5/14 他社特許をヒントにした特許出願の方法 オンライン
2024/5/15 数値限定発明、パラメータ発明の特許要件と戦略的出願 オンライン
2024/5/15 コア技術の明確な定義、設定プロセスと継続的な育成と強化手法 オンライン
2024/5/15 企業間データ連携の推進・課題と材料開発への活用 会場
2024/5/15 技術者・研究者に必要なマーケティングの基礎、知識と実践 オンライン
2024/5/16 拒絶理由通知の対応と新規性・進歩性の判断基準のポイント オンライン
2024/5/16 医薬品ライセンス契約のドラフティングと紛争回避・解決のポイント オンライン
2024/5/16 営業秘密漏洩対応と予防策 東京都 会場・オンライン
2024/5/17 後発で勝てる特許戦略と先行特許の崩し方、攻め方 オンライン
2024/5/20 他社特許をヒントにした特許出願の方法 オンライン
2024/5/21 研究開発部門が真に価値ある成果を生み出すために実行しなければならない日々のマーケティング活動 オンライン
2024/5/21 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 オンライン
2024/5/23 自社保有技術の棚卸しと新規事業テーマの創出 オンライン
2024/5/23 研究開発部門による3つの重要要素に基づいた「良い事業戦略」の構築と策定 オンライン
2024/5/23 技術者・研究者のための競合情報・市場情報の収集方法 オンライン
2024/5/24 他社特許侵害の判断基準と実務対応 オンライン
2024/5/24 シナリオプランニングをとりいれた市場・製品・事業・技術ロードマップの策定と実行手法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2022/8/31 研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方
2022/7/29 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2021/3/31 経営・事業戦略に貢献する知財価値評価と効果的な活用法
2020/10/30 研究開発者のモチベーションの高め方と実践事例
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/12/27 R&D部門の“働き方改革”とその進め方
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)