技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

においの解析・分析技術と実践

においの解析・分析技術と実践

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年9月3日(火) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • 匂い・香りに関係した仕事をされている方

修得知識

  • 有機化学的観点からにおいについて考えることができるようになる
  • におい分子からにおいに関する様々な出来事を解釈し、解決の手がかりがつかめる

プログラム

 近年、においを感じる仕組みが分子レベルでかなりのことがわかってきている。このにおい受容機構を解釈するためには、有機分子であるにおい分子の特徴を理解する必要がある。そのうえで、実際の素材のにおいをにおい受容機構を踏まえて解析することによって、よりよく実際のにおい素材を理解することができる。そのための、基礎的な事項について解説する。さらに、実際のにおい素材についての解析についても説明する。

  1. 香りの化学の基礎知識 (香料有機化学の基礎)
    1. におい分子は有機分子である
    2. におい分子の構造と立体異性体
    3. におい分子の親油性
  2. においを感じる仕組みの基礎理解
    1. におい分子とにおい受容体
    2. におい分子同士による影響
    3. たくさんのにおい分子からなる複合臭とは
  3. 複雑な香気成分からなる複合臭をどうとらえればいいか
    1. におい受容機構を考慮した複合臭の解析方法
    2. 具体的な複合臭の解析例
      • 乳香
      • 白檀
      • 緑茶
  4. におい分子の構造の変化が与えるにおいの変化
    1. テルペン構造を有するにおい分子α – サンタロールの構造とにおいの変化
    2. ベンゼン構造を有するにおい分子アネトールの構造とにおいの変化
  5. 複合臭をどのように評価したらいいか
    1. 複合臭のGC – MS での分析方法
    2. 具体的におい素材のGC-MS分析
      • スターアニス
      • パチュリ
      • タイ緑茶

講師

会場

ちよだプラットフォームスクウェア
東京都 千代田区 神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェアの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 44,444円 (税別) / 48,000円 (税込)
複数名
: 19,907円 (税別) / 21,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額 (税込 21,500円)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 39,815円(税別) / 43,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 39,815円(税別) / 43,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 59,722円(税別) / 64,500円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 44,444円(税別) / 48,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 88,889円(税別) / 96,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 133,333円(税別) / 144,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 23,148円(税別) / 25,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/9 賞味期限設定のためのアレニウス式を用いた加速試験のポイント オンライン
2025/1/17 触感・触り心地のメカニズムとその測定評価、製品設計や各種応用技術 オンライン
2025/1/17 ヒト嗅覚受容体センサーの開発と応用 オンライン
2025/1/17 匂いセンシング技術の基礎知識と匂いバイオセンサの研究開発 オンライン
2025/1/23 スキンケア化粧品の処方設計におけるポイントと化粧品の評価 オンライン
2025/1/27 感性工学商品開発プロセスへのAI応用 オンライン
2025/1/30 化粧品開発における感性価値の定量化と官能評価体制の構築・運用および商品開発への活用の勘どころ 東京都 会場・オンライン
2025/1/31 におい情報DX (デジタルデータ化から再構成まで) を実現するヒト嗅覚受容体センサの実際と課題 オンライン
2025/1/31 LC-MS/MSを用いた低濃度試料分析とマススペクトル解析 オンライン
2025/1/31 官能評価の基礎とアンケート作成のポイント オンライン
2025/2/5 基礎から学ぶ分析法バリデーション オンライン
2025/2/5 スキンケア化粧品の処方設計におけるポイントと化粧品の評価 オンライン
2025/2/12 LC-MS/MSを用いた低濃度試料分析とマススペクトル解析 オンライン
2025/2/13 化粧品開発における感性価値の定量化と官能評価体制の構築・運用および商品開発への活用の勘どころ オンライン
2025/2/13 ゴム材料の分析手法および劣化現象とその分析 オンライン
2025/2/14 外観目視検査の正しい進め方と精度向上すり抜け防止の具体的手法 東京都 会場・オンライン
2025/2/17 におい情報DX (デジタルデータ化から再構成まで) を実現するヒト嗅覚受容体センサの実際と課題 オンライン
2025/2/19 香料 (フレグランス・フレーバー) の基礎と合成・分離精製・調合技術 オンライン
2025/2/28 ゴム材料の分析手法および劣化現象とその分析 オンライン
2025/3/5 官能評価の基礎とアンケートの作り方 オンライン