技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

経皮吸収基礎およびマイクロニードルを用いた経皮薬物送達

経皮吸収基礎およびマイクロニードルを用いた経皮薬物送達

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、経皮吸収製剤の開発、実験のポイントを分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2019年7月22日(月) 12時30分 ~ 16時30分

修得知識

  • 皮膚の構造と機能
  • 経皮吸収メカニズム
  • 皮膚に適用する製剤の開発
  • 皮膚に適用する製剤の評価
  • 薬物の経皮吸収機構及び評価法
  • 難吸収性薬物の経皮吸収促進法
  • マイクロニードルを用いた薬物の経皮送達に関する研究事例及び開発動向

プログラム

第1部. 経皮吸収の基礎と皮膚に適用される製品の開発

(12:30~14:50)

 一般に医薬品製剤の開発において、その携帯のしやすさや簡便性から経口投与製剤の開発が望まれます。しかし本国の近年の社会現象一つでもある超高齢社会において嚥下障害をかかえる高齢者、経管栄養法が導入されている患者等にとっては薬の投与部位を十分に考える必要があります。そこで、注目されている投与部位の一つに皮膚があげられます。皮膚からの投与は、初回通過効果の回避や投与中止の簡便性、薬効の持続等々の利点を有するため現在、塗布剤や貼付剤の開発が盛んに進められています。しかし皮膚は体内臓器を守る体の最も外側にある高性能臓器であることから、薬物の吸収には逆に困難をきたしています。そのため有用性高い経皮吸収製剤の開発には薬物の吸収改善、促進法の考案とその吸収性の評価が重要になってきます。
 本セミナーでは経皮吸収製剤が適用される皮膚について概説し、薬物の皮膚透過促進で重要と思われること、経皮吸収製剤の開発や実験法について説明します。一般に医薬品製剤の開発において、その携帯のしやすさや簡便性から経口投与製剤の開発が望まれます。しかし本国の近年の社会現象一つでもある超高齢社会において嚥下障害をかかえる高齢者、経管栄養法が導入されている患者等にとっては薬の投与部位を十分に考える必要があります。そこで、注目されている投与部位の一つに皮膚があげられます。皮膚からの投与は、初回通過効果の回避や投与中止の簡便性、薬効の持続等々の利点を有するため現在、塗布剤や貼付剤の開発が盛んに進められています。しかし皮膚は体内臓器を守る体の最も外側にある高性能臓器であることから、薬物の吸収には逆に困難をきたしています。そのため有用性高い経皮吸収製剤の開発には薬物の吸収改善、促進法の考案とその吸収性の評価が重要になってきます。本セミナーでは経皮吸収製剤が適用される皮膚について概説し、薬物の皮膚透過促進で重要と思われること、経皮吸収製剤の開発や実験法について説明します。

  1. はじめに
  2. 皮膚の構造と機能
    1. 皮膚の構造
    2. 皮膚の機能
    3. 皮膚と光
    4. 皮膚老化
    5. スキンケア
  3. 皮膚の疾患と治療法
    1. 様々な皮膚疾患
    2. 皮膚疾患に対する薬物療法
    3. 皮膚疾患に対する物理的療法
  4. 経皮吸収
    1. 皮膚と薬物透過
    2. 薬物の性質と経皮吸収
    3. 経皮吸収製剤の特徴
    4. 経皮吸収製剤の種類
    5. 経皮吸収製剤の評価・実験法
  5. 経皮吸収製剤の開発
    1. 医薬品開発の観点から
    2. 化粧品開発の観点から
  6. まとめ

第2部. マイクロニードルを用いた経皮薬物送達

(15:00~16:30)

 薬物の皮膚への投与は古くから行われ、多くは局所的な治療効果を目的に用いられてきたが、1970年代初めにAlza社のA. Zaffaroniによる経皮吸収製剤に関する特許が公開され、1981年に乗り物酔いの防止に用いるスコポラミンの経皮吸収製剤Transderm – Scopが上市されて以来、全身的な作用発現を目的とした投与方法として注目されてきた。経皮吸収製剤には、1) 投与が比較的簡便であること、2) 必要に応じて投薬を中断できること、3) 副作用軽減による患者のコンプライアンス改善が期待できること、4) 肝臓や消化管での初回通過効果が回避できることなどの種々の利点がある。しかしながら、皮膚は生体と環境との間にある境界バリアであり、皮膚表面に投与された薬物の吸収は、皮膚最外層の角層により大きく制限される。なかでも、分配係数が小さい水溶性薬物や分子量が500以上の薬物及びペプチド・タンパク性医薬品の皮膚透過は極めて困難であり、こうした薬物を皮膚から効率よく吸収させる新たな経皮吸収製剤の開発が強く望まれている。
 本講演では、薬物の経皮吸収機構・評価法、難吸収性薬物の経皮吸収促進法などについて概説する。さらに、マイクロニードル製剤を用いた水溶性低分子薬物やペプチド・タンパク性医薬品の経皮吸収促進に関する研究事例及び開発動向について紹介する。

  1. 薬物の経皮吸収
    1. 経皮吸収製剤の歴史
    2. 薬物の経皮吸収機構
    3. 薬物の経皮吸収評価法
  2. 経皮吸収促進法について
    1. 吸収促進剤
    2. イオントフォレシス
    3. その他の吸収促進法について
  3. マイクロニードル
    1. マイクロニードルの歴史と開発動向
    2. マイクロニードルの分類と特徴
    3. ヒアルロン酸を素材とする溶解型マイクロニードルの開発
    4. ヒアルロン酸マイクロニードルを用いた難吸収性薬物の経皮吸収改善
    5. 先端部搭載型ヒアルロン酸マイクロニードルの開発
    6. 先端部搭載型ヒアルロン酸マイクロニードルを用いた難吸収性薬物の経皮吸収改善
    7. 臨床応用に向けてのマイクロニードルの課題と展望

会場

東京都中央区立産業会館
東京都 中央区 東日本橋2-22-4
東京都中央区立産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/9/29 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン
2026/9/29 改正GMP省令に基づく逸脱管理事例とOOS/OOT判断のポイント オンライン
2026/9/29 変形性関節症の病態/治療の現状・最新トピックと臨床現場のニーズ オンライン
2026/9/29 体外診断用医薬品の臨床性能試験の進め方と薬事・保険申請対応 オンライン
2026/9/29 臨床試験におけるプロトコル作成と試験デザインの実務ポイント オンライン
2026/9/29 米国FDA査察対応・GMP攻略実践セミナー オンライン
2026/9/29 ICH/第十九改正日本薬局方における医薬品元素不純物試験のポイント オンライン
2026/9/30 低分子医薬品化合物の結晶多形と非晶質化 オンライン
2026/9/30 PIC/S GMP Annex 1に準拠した汚染管理戦略の構築 オンライン
2026/9/30 変更管理・逸脱管理と連携した供給者管理の実践 オンライン
2026/9/30 データインテグリティ & Part11セミナー オンライン
2026/9/30 バイオ/抗体医薬品の品質管理 超入門講座 オンライン
2026/9/30 オーファンドラッグにおける薬価・開発戦略と事業性評価の考え方 オンライン
2026/9/30 GAMP 5 2nd Editionの重要点解説と現行規制の比較・CSV対応 オンライン
2026/9/30 製造販売後DB調査における研究デザイン・疫学手法とRWDデータ活用・科学的根拠 オンライン
2026/9/30 体外診断用医薬品の臨床性能試験の進め方と薬事・保険申請対応 オンライン
2026/9/30 医薬品開発に向けたフロー合成活用の基礎知識と反応制御技術の実際 オンライン
2026/9/30 臨床試験におけるプロトコル作成と試験デザインの実務ポイント オンライン
2026/9/30 中分子医薬品開発にむけた大規模シミュレーションおよび機械学習 (AI) 技術の活用 オンライン
2026/10/1 オーファンドラッグにおける薬価・開発戦略と事業性評価の考え方 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2020/7/28 紙データの電子化プロセスとスプレッドシートのバリデーション/運用/管理
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発