技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品市場・売上予測と販売計画立案スキルのマスター

初級プロマネ・マーケッターのための

医薬品市場・売上予測と販売計画立案スキルのマスター

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年6月7日(金) 10時00分17時00分

プログラム

第1部. 市場データの収集と環境分析の実際

(2019年6月7日 10:00〜11:30)

  1. 市場予測のインパクト
    • 製品戦略部門での経験から
  2. 環境分析の実際
    • PEST分析と3C分析
    • 3C分析の好事例と残念事例
    • ミニワーク
  3. 患者セグメントのつくり方
    • なぜ患者セグメントか?
    • 基本ロジック
    • バリューを最も提供できる患者群を特定する
  4. Value – based – healthcareと市場データ
    • これからの時代に求められるブランド
    • 流れを「読む」から「創り出す」マーケティングへ
    • 質疑応答

第2部. 医薬品市場・売上予測の実務的手法

(2019年6月7日 12:15〜14:15)

 売上予測は経営レベルの判断に直接関与するため、製品戦略立案とともにプロダクトマネージャーに期待される重要な業務である。売上予測にはいくつかの方法があり、担当者は市場の特性や製品ライフサイクルに合わせた最適な手法を選んで作成してきた。しかし、近年は希少疾患をはじめ十分なデータや情報が得られない場合も少なくない。また、開発段階での売上予測は、製品データもそろっていない段階での予測であることから、より困難な策定となる。本セッションでは、製品売上予測の留意点を、上市準備段階での自験例を用いて紹介する。

  • 売上予測作成のタイミング
  • 売上予測手法の種類
  • 売上予測の精度と粒度
  • 売上予測算定要素の分解
  • 潜在患者数、受療患者数の予測
  • 処方決定までのプロセスと処方患者数予測
  • ビジネス・アサンプションの策定
  • 患者数データが得られない場合の市場予測
  • 医薬品上市後の売上ピークの予測およびライフサイクル曲線の描き方
  • 売上予測の実務的手法自験例
  • 質疑応答

第3部. 医薬品の販売計画および販売目標の立て方・考え方

(2019年6月7日 14:30〜17:00)

 製品上市必要な「製品企画書/マーケティング戦略」策定方法をテンプレートと実例を紹介して、参加者の実践に役立てる。また、当「製品企画書」内の販売計画をエクセルを用いて具体的に立案していく方法を紹介する。

  1. 製品企画書 (マーケティングストラテジー) テンプレートで資料を紹介説明
  2. 製品企画書 (マーケティングストラテジー) の実物を紹介 (実際のコンテンツの理解)
  3. 企画書の中で重要な販売計画策定方法の説明 (既存マーケットの参入を例に)
    1. マーケット全体の推移予測を立てる
    2. 時系列推移データから近似曲線作成
    3. 各競合品の売上予測
      1. 直近1年~3年先予測について
        • 売上実績データ (既存品を中心に) を用いて時系列推移データからExcelでの予測方法を紹介
        • 競合メーカー分析から自社マーケットシェア取り分の考え方
      2. 自社製品 (新製品 or 既存品) 販売計画立案方法
      3. 自社製品販売計画と利益 (営業利益) の確保の重要性説明
        • P/L表の説明
    • 質疑応答

講師

  • 尾上 昌毅
    株式会社マーケティングインサイツ
    代表取締役
  • 山谷 長治
    株式会社ファーママーケティング研究所
    代表取締役
  • 中西 真人
    ミッケル化学 株式会社 事業開発部
    事業開発アドバイザー

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

受講にあたって

第3部にて、Excelテンプレートを用いた「販売計画立案」の演習を実施いたします。
ノートPCをご持参ください。

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/18 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMS入門 オンライン
2025/7/18 治験薬GMPの基礎と基本 東京都 会場
2025/7/18 検定・推定 (主に計量値) オンライン
2025/7/18 最近の裁判例の論点をふまえた核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2025/7/18 プレフィルドシリンジ・コンビネーション製品の開発・生産/保管・輸送ノウハウ オンライン
2025/7/18 E&L試験の進め方および国内外の規制動向 オンライン
2025/7/18 動物用体外診断用医薬品の開発ポイントと承認申請時の注意点 オンライン
2025/7/18 健康寿命を支える医療経済学とは オンライン
2025/7/18 国内外におけるマイクロバイオーム医薬品の研究開発動向 オンライン
2025/7/18 創薬における薬物動態研究で遭遇する問題点・疑問点 オンライン
2025/7/21 国内外におけるマイクロバイオーム医薬品の研究開発動向 オンライン
2025/7/22 微粒子・微生物の環境モニタリング測定方法と留意点、アラート/アクションレベルの設定・管理 東京都 会場・オンライン
2025/7/22 IPランドスケープ®実践に役立つ6つのハウツー講座 オンライン
2025/7/22 GVP基礎講座 + GVP実践講座 オンライン
2025/7/22 研究開発部門が行うべきマーケティングの知識と活動 (実践編) オンライン
2025/7/22 海外当局査察にむけた準備すべき翻訳文書 (SOP/CAPA/SMF) の具体的な英訳の実践・査察対応事例 オンライン
2025/7/22 製薬用水システムの設備設計・適格性評価と日常管理 オンライン
2025/7/22 GVP基礎講座 オンライン
2025/7/22 共同研究契約等の契約実務の基礎とトラブル防止策 オンライン
2025/7/22 動物用体外診断用医薬品の開発ポイントと承認申請時の注意点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/11 タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2025/1/27 世界の中分子医薬・抗体医薬、およびCDMO最新業界レポート
2024/11/30 技術マーケティングによる新規事業・R&Dテーマの発掘
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)