技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

生分解性バイオマスプラスチックの基礎と構造制御による高性能化

生分解性バイオマスプラスチックの基礎と構造制御による高性能化

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、生分解性バイオマスプラスチックについて取り上げ、アカデミアの研究開発動向、企業/各国の取組、認証制度など、様々な観点から幅広く解説いたします。

開催日

  • 2019年4月26日(金) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 生分解性プラスチックに関心のある研究者・技術者
  • バイオマスプラスチックに関心のある研究者・技術者
  • バイオプラスチックの現状を整理・把握したい方

修得知識

  • 生分解性プラスチックの基礎と応用
  • バイオマスプラスチックの基礎と応用

プログラム

 石油資源の枯渇、プラスチック焼却に伴う地球温暖化、海洋マイクロプラスチックに代表されるプラスチックごみ問題など、プラスチックと環境および人類との共存・共栄を様々な観点から考える必要があります。バイオプラスチックとは、石油を原料とせず、再生産可能なバイオマスを出発原料した「バイオマスプラスチック」と環境中で二酸化炭素と水にまで完全に分解される「生分解性プラスチック」の総称です。
 本講では、バイオプラスチックのこれまでの研究の歴史、新規バイオマスプラスチックの創製や生分解性プラスチックの生分解性制御機構などの最新の研究動向、世界の研究及び政策動向、および今後目指す環境にやさしいプラスチックについて紹介します。

  1. プラスチックと環境問題
    1. 生産と廃棄
    2. リサイクル手法
    3. 循環型社会形成推進基本法
  2. 環境に優しいプラスチック
    1. エコマテリアルの17か条
    2. 生分解性プラスチックとバイオマスプラスチック
    3. 生分解性プラスチックの定義と認証制度
    4. 各国の取り組み
  3. バイオプラスチックの生産、物性および構造
    1. 化学合成ポリマー
    2. 微生物合成ポリマー
    3. 天然物利用ポリマー
  4. 生分解性ポリマーの生分解性試験
    1. 標準化試験法
    2. 土中埋没試験
    3. 環境水分解
    4. 酵素分解性
    5. 生分解性制御
  5. 今後開発すべきバイオプラスチック像

会場

江東区文化センター

3F 第2研修室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/12/5 環境負荷低減加飾と自動車内・外装加飾の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/12/5 高分子材料の構造、物性分析 オンライン
2025/12/5 熱分析の基礎、応用と測定・解析技術 オンライン
2025/12/8 PPS樹脂の種類、特性と応用展開 オンライン
2025/12/8 フーリエ変換赤外分光光度計 (FT-IR) における異物分析・不良解析の基礎とポイント オンライン
2025/12/9 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ オンライン
2025/12/9 高分子結晶の成長機構と構造の特徴・各種分析法 オンライン
2025/12/9 フーリエ変換赤外分光光度計 (FT-IR) における異物分析・不良解析の基礎とポイント オンライン
2025/12/10 プラスチックフィルムの種類、添加剤、 製膜、応用、評価 オンライン
2025/12/10 高分子結晶の成長機構と構造の特徴・各種分析法 オンライン
2025/12/10 高速通信用低誘電損失 (低誘電率・低誘電正接) ポリイミド開発に向けた分子設計と特性制御 オンライン
2025/12/11 二軸・単軸押出混練機のスクリュ制御、デザイン最適化 オンライン
2025/12/11 リグニンの基礎と分離・抽出技術および機能性材料の創出 オンライン
2025/12/11 ヒートシールの基礎、接合のメカニズムと品質管理・不具合対策 オンライン
2025/12/11 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ オンライン
2025/12/11 高速通信用低誘電損失 (低誘電率・低誘電正接) ポリイミド開発に向けた分子設計と特性制御 オンライン
2025/12/12 動的粘弾性測定 オンライン実習講座 オンライン
2025/12/12 フィラーの分散・充填技術およびナノコンポジットの研究開発動向 オンライン
2025/12/12 シランカップリング剤の基礎、反応メカニズム、各種応用、その評価 オンライン
2025/12/12 高分子技術者のためのレオロジー (入門と活用) オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発