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プラズマエッチングの基礎から昨今の技術課題とプラズマ最適化設計について

プラズマエッチングの基礎から昨今の技術課題とプラズマ最適化設計について

~プラズマエッチングに関する現在ならびに将来の課題 / プラズマダメージ最適化に関するノウハウについて~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、プラズマエッチングについて基礎から解説いたします。
歩留まり低下やデバイスの信頼性劣化を引き起こすプラズマダメージの制御のために必要な知識を網羅的に解説いたします。

開催日

  • 2019年4月19日(金) 12時30分16時30分

受講対象者

  • 大学や企業でプラズマエッチングに関する研究開発を始めた方
  • 企業でプラズマプロセス設計に従事されている方
  • 大学や企業でデバイス信頼性評価に従事されている方
  • プラズマとデバイスとの相互作用に関する研究に従事されている方

修得知識

  • プラズマプロセス工学の基礎知識
  • プラズマエッチングに関する現在ならびに将来の課題
  • プラズマダメージ最適化に関するノウハウ
  • プラズマプロセスシミュレーションの基礎知識

プログラム

 現在、超微細半導体デバイスをはじめ、さまざまなデバイス製造において、プラズマエッチングは重要な役割を担っている。プラズマエッチングの基礎的理解は、研究開発のみならず、生産現場でのプロセス管理においても重要である。しかしながら、一般の専門書だけでは、最先端のプラズマエッチングの実用上の課題を把握することは困難である。
 本講座では、近年重要視されているプラズマエッチングの技術課題として、プラズマ誘起ダメージを中心にとりあげ、プラズマエッチング現場での課題とその解決の方向性について議論する。

  1. プラズマとは
    1. プラズマ技術の産業応用例
    2. プラズマを理解するためのパラメータ
  2. プラズマエッチングとは
    1. 超微細半導体デバイス製造におけるプラズマエッチングの役割
    2. 超微細加工の基本メカニズム:反応性イオンエッチングとは
  3. 最先端プラズマエッチングにおける技術課題について
    1. 加工形状異常に代表される課題とそのメカニズム
    2. 昨今の最重要課題~プラズマ誘起ダメージ
    3. プラズマ誘起ダメージ対策の歴史
  4. 最先端プロセス性能を決めるプラズマ誘起ダメージについて
    1. 3つのダメージ発生機構
    2. プラズマ誘起ダメージによる歩留まり低下
    3. プラズマ誘起ダメージによる信頼性劣化
    4. デバイス構造3次元化における新たな課題
    5. わかっていること・わかっていないこと
    6. シミュレーションからプラズマ誘起ダメージを設計する
  5. 今後の展望
    1. 今後も必要不可欠なプラズマエッチング
    2. プラズマ誘起ダメージを踏まえた今後のプロセス最適化設計とは
      • 我々は何を明らかにし、何に取り組むべきか
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

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