技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリベンゾオキサジンの基礎・分子設計と耐熱性・強靭化・柔軟性の向上

新しいタイプのフェノール樹脂

ポリベンゾオキサジンの基礎・分子設計と耐熱性・強靭化・柔軟性の向上

~豊かな可能性と残された課題 / アロイ化・ハイブリッド・共重合そしてトピックス~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年8月10日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ポリベンゾオキサジンに関連する技術者、研究者

修得知識

  • ポリベンゾオキサジンの基礎
  • ポリベンゾオキサジンの開発の現状
  • ポリベンゾオキサジンの可能性と課題

プログラム

 ポリベンゾオキサジンは、環状モノマーの開環重合で得られる新しいタイプのフェノール樹脂として注目されている。
 ポリベンゾオキサジンは、従来のフェノール樹脂の特性に加え、そのユニークな分子構造に起因し、優れた寸法安定性、低吸水性、低表面自由エネルギーなど多くの特徴を有する。また、多様な原料が入手できるため、分子設計の自由度が高い。同様に、ポリマーアロイ、共重合、有機 – 無機ハイブリッドなど、ポリベンゾオキサジンの変性の方法も多様であり、ガラス転移温度は容易に300℃を超え、強靭で柔軟なフィルムも作製できる。
 本講座では、ポリベンゾオキサジンの基礎から、耐熱性・強靭化・柔軟性の向上に向けた多様な分子設計・材料設計を紹介し、ポリベンゾオキサジンの豊かな可能性と残された課題について述べる。

  1. ポリベンゾオキサジン
    1. ポリベンゾオキサジンの歴史
    2. 環状モノマーの合成
    3. 環状モノマーの開環重合
    4. 硬化物の特徴
    5. 硬化物の用途
  2. 新規モノマーの分子設計
    1. 高分子の耐熱性 (物理的耐熱性と化学的耐熱性) 向上に向けた分子設計
    2. ポリベンゾオキサジンの耐熱性向上に向けた分子設計
      1. 分子構造の剛直化
      2. 架橋性官能基の導入
      3. 水素結合の強化
      4. 多官能基化
    3. 強靭化に向けた分子設計
  3. 高分子量ベンゾオキサジンの分子設計
    1. オキサジン環形成による高分子量化
    2. 高分子量ベンゾオキサジンからの硬化物の特徴
    3. オキサジン環含有モノマーの重合による高分子量化
  4. ポリマーアロイ
    1. ポリイミドとのアロイ化
    2. 液状ゴムとのアロイ化
    3. ポリウレタンとのアロイ化
  5. 有機 – 無機ハイブリッド
    1. 層状粘度鉱物とのナノコンポジット
    2. ゾル – ゲル法によるシリカとのハイブリッド
    3. ゾル – ゲル法によるシリコーンとのハイブリッド
    4. ポリシラザンとのハイブリッド
  6. 共重合
    1. エポキシ樹脂との共重合
    2. ビスマレイミドとの共重合
    3. 酸二無水物との共重合
  7. トピックス
    1. フィラー充填による高熱伝導性材料
    2. 天然資源の活用
  8. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 竹市 力
    豊橋技術科学大学 環境・生命工学系
    名誉教授 / シニア研究員

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

6F 中会議室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。
講演順序・プログラムは変更となる場合がございます。予めご了承ください。
掲載している受講料は会員価格でございます。
お申し込み後はサイエンス&テクノロジーの会員登録をさせていただき、セミナー等のサービスのご案内を差し上げます。

これから開催される関連セミナー

開始日時
2020/6/9 高分子結晶化の基礎と解析技術 大阪府
2020/6/11 プラスチック・ゴム・粘/接着製品の劣化メカニズムと寿命予測・劣化加速試験条件の設定手法 東京都
2020/6/11 プラスチックの衝撃破壊メカニズムと耐衝撃性向上 オンライン
2020/6/15 高分子材料の耐候性試験ノウハウ 東京都
2020/6/16 絶縁破壊・劣化の基礎、測定・劣化診断と高分子絶縁材料の高機能化 東京都
2020/6/17 有機金属化合物の種類、構造とその応用 オンライン
2020/6/19 新機能・新規応用の可能性が拡がるマイクロ・ナノカプセル オンライン
2020/6/19 高分子制振材料の設計と評価および開発・応用事例 東京都
2020/6/23 生分解性プラスチック入門講座 東京都
2020/6/23 セルロースナノファイバーの技術動向と複合化・成形、使用への考え方・活かし方 東京都
2020/6/24 超親水・超撥水の制御と応用展開 東京都
2020/6/25 自動車振動・騒音対策 / 自動車制振・防振材 (2日間) 東京都
2020/6/26 高分子材料の熱履歴解析と活用例 東京都
2020/6/26 ポリウレタン活用とトラブル対策のための充実入門 東京都
2020/6/26 二軸押出機スクリューの基本構造と混練事例 東京都
2020/6/26 自動車に向けた防振材料、制振材料の特性と設計、材料開発のポイント 東京都
2020/6/28 プラスチック製品 強度設計の基礎知識 オンライン
2020/6/29 1日速習: プラスチックの基礎 東京都
2020/6/29 架橋技術によるポリマーの効果的な性能向上、物性・特性改良方法 東京都
2020/6/29 ポリマーアロイ・ブレンドにおける相溶性・構造制御と高性能化 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/1/31 添加剤の最適使用法
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/11/30 複雑高分子材料のレオロジー挙動とその解釈
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2016/3/31 エポキシ樹脂の化学構造と硬化剤および副資材の使い方
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析