技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品における強い特許明細書作成のポイント

医薬品における強い特許明細書作成のポイント

~最新の国内及び海外審査実務/裁判例を考慮し、グローバル展開を目指す~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、強く広い特許明細書を作成するためのポイントをわかりやすく解説いたします。
医薬分野における国内及び海外の審査実務及び裁判例のポイント、それらを考慮した強い明細書作成における留意点、海外への特許出願戦略における留意点について詳解いたします。

開催日

  • 2018年5月28日(月) 12時30分 16時00分

修得知識

  • 医薬分野における国内及び海外の審査実務及び裁判例のポイント
  • それらを考慮した強い明細書作成における留意点
  • 海外への特許出願戦略における留意点

プログラム

 製薬メーカーにおいて、新たに創製された医薬品を特許で保護することは極めて重要です。しかし、医薬品として優れていても、特許明細書の記載内容の巧拙により、審査における特許性の判断や権利範囲の解釈に大きな影響を与えることがあります。また、医薬品はグローバルに展開することを前提とするため、海外の主要国の審査実務を考慮して、適切な海外出願戦略を設計することが重要となります。
 そこで、本講演では、最新の国内及び海外の審査実務及び裁判例をもとにして、医薬品分野の特許明細書作成において留意すべき点を、研究者・技術者の方々に分かりやすく解説いたします。

  1. 医薬品ビジネスと特許
    1. 近年の医薬品開発の特徴 (低分子~高分子)
    2. グローバルな特許の取得の必要性 (日本及び海外特許出願)
    3. 特許による保護の形態
      • 物質特許
        • 低分子
        • 異性体
        • 結晶多形
        • プロドラッグ
        • バイオ
        • 抗体 等
      • 用途特許
      • 製法特許
      • 製剤特許
      • 治療方法 等
  2. 医薬品分野における特許性の判断 (審査基準、裁判例)
    1. 有用性 (産業上利用性)
    2. 新規性及び進歩性
    3. 実施可能要件及びサポート要件
    4. 明確性要件
    5. 補正の要件
    6. 日本と海外の特許性判断の相違についての留意点
  3. 広く強い特許明細書の作成
    1. 広いクレームを作成するためには (他社牽制;攻め)
    2. 強いクレームを作成するためには (自社製品保護;守り)
    3. 柔軟に補正 (訂正) できる明細書にするためには
    4. 拒絶理由を受けたときの適切な対処方法
  4. グローバル出願戦略のポイント
    1. 出願のタイミング
      • 基礎出願→海外出願 (PCT等)
    2. 用途発明、製剤発明等の出願のタイミング (実質的な医薬品のLCM)
    3. 海外実務を考慮した明細書等の作成
      • クレーム表現
      • 翻訳
      • コスト等
    4. 海外で早期権利化するには (PPH等の活用)
    • 質疑応答

会場

新宿区立 新宿文化センター

第2会議室

東京都 新宿区新宿 6-14-1
新宿区立 新宿文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/21 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 東京都 会場
2024/11/21 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/11/21 医薬品R&D段階でのNPV活用と課題解決策 オンライン
2024/11/21 新規モダリティにおける事業性評価手法 オンライン
2024/11/21 ICH Q5A ウイルス安全性評価/品質審査での論点と次世代シーケンシング利用/薬事申請に当たっての留意点 オンライン
2024/11/21 mRNA医薬品の基礎および設計・合成と製造のポイント オンライン
2024/11/21 医薬品開発における効率的な開発計画策定およびスケジュール管理のポイント オンライン
2024/11/22 分割出願の戦略的な活用による特許戦略の策定方法 オンライン
2024/11/22 バイオ医薬品製造における逸脱処理・変更管理とその社内運用 オンライン
2024/11/22 国内/海外の外部委託試験施設に信頼性基準試験を委託する際の信頼性確保の留意点 オンライン
2024/11/22 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2024/11/22 情報不足な開発初期段階において事業性評価を適切に進める為のデータ活用と売上予測の方法 オンライン
2024/11/22 GMP監査・無通告査察実施時におけるポイントとQA・QCの各対応 オンライン
2024/11/25 知財ポートフォリオの構築と知財戦略の策定・遂行の仕方 オンライン
2024/11/25 薬価算定/制度の要点と加算取得に向けた薬価戦略のポイント オンライン
2024/11/25 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/11/25 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン
2024/11/26 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/11/26 分析法バリデーション入門講座 オンライン
2024/11/26 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/7/29 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/11 抗ウイルス薬
2021/10/11 抗ウイルス薬 (CD-ROM版)
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価 (書籍版 + ebook版)
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール