技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

やさしいGMP超入門

やさしいGMP超入門

~GMP省令改正動向もふまえて~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年5月28日(月) 10時30分 17時00分
  • 2018年5月29日(火) 9時45分 16時45分

プログラム

 本セミナーでは、薬機法及びGMPを“いろは”から体系的に学びます。
 現場でどのようにGMPを運用できるかがカギと云われている。GMPに関わる法的要求事項、その解釈の仕方、適用の仕方、適用事例について、講師の経験に基づき平たく解説します。GMPの基本要件、衛生管理、保管管理、設備管理、製造管理、試験室管理、品質保証およびその相互の相関関係について及びGMPの効果的運用の基礎となるバリデーション・逸脱管理及び変更管理の理解基本事項を学びます。

  1. 第1部 GMPの必要性に関して理解しておきたい必須事項は?
    1. 近年、社会問題化している医薬品製造における不祥事とは?
    2. まず最初に理解しておきたい医薬品製造におけるコンプライアンス (倫理) とは?
    3. 薬機法で規制の対象 (薬機法の概要を含む) は?
    4. 法的要求事項の体系 (省令、規則、通知など) とは?
    5. 医薬品の定義とは?
    6. 医薬品の社会的使命とその功罪とは?
    7. 製造にはどのようなプロセスが必要か?
    8. 医薬品の品質保証には、なぜ、GMPが必要か?
    9. GMPが生まれた背景とGMP3原則とは?
    10. どのような不具合が医薬品の製造過程で起こりやすいのか?
    11. 医薬品の製造・品質管理にGMPはどのように役立つか?
    12. 医薬品以外のGMPにはどうのような規制があるのか?
  2. 第2部 医薬品の品質保証とGMPの関連性関して理解しておきたい必須事項は?
    1. GMPはどのような変遷を辿ってきましたか?
    2. 我が国における医薬品製造販売業 (GQP) 及び製造業 (GMP) の役割分担とは?
    3. 医薬品製造販売業の役割とは?
    4. 医薬品製造業の業許可の要件はどのようなものか?
    5. 医薬品製造業が順守すべきGMPの概要は?
    6. GMP及びGQPで理解しておきたい専用用語は?
    7. 製品ごとに製品標準書が必要と聞きますが、どのような標準書ですか?
    8. GMPを運営のために必要な業務及び組織とは?
    9. GMPを運営のために必要な手順は?
    10. GMPを運営のためにのサブシステムとは?
    11. GMPのグローバル化 (PIC/S GMP及びICH – Qトリオ) とどのようなものか?
    12. GMP省令は改正されると聞きますが、どこが変わるのか?
  3. 第3部 製造所における主要なGMP運営基盤
    1. 衛生管理
      1. レギュレーション
      2. 衛生管理基準書に必要な記載要件
      3. 衛生管理に必要な文書・記録類
      4. 交叉汚染・異物制御管理のポイント
      5. 微生物汚染防止管理
      6. 清浄度区分とゾーニング
      7. 防虫・防そ管理
      8. 衛生管理のまとめ
    2. 保管管理
      1. レギュレーション
      2. 施設での製造・保管システムの業務フロー
      3. 保管管理で要求される手順書類
      4. 原材料・中間製品の搬入における塵埃防止 (事例)
      5. 入荷 (検収) ・保管・入出庫・出荷・原材料運搬作業の留意点
      6. 保管条件 (温度) の留意点
      7. 保管管理のまとめ
    3. 設備管理
      1. レギュレーション
      2. 設備管理のベースとなる設備適格性評価の目的
      3. 設備管理に必要な手順書、文書及び記録類
      4. ゾーニングで考慮すること
      5. 室間差圧 (気流の流れ) と汚染防止管理のポイント、
      6. 動線計画のポイント清浄度基準
      7. 製薬用水設備
      8. 機器の校正のポイント
  4. 第4部 製品の品質保証GMP運営
    1. 製造管理
      1. レギュレーション
      2. 製造管理 (表示・包装管理を含む) に必要となる管理要件
      3. 製造管理基準作成上の留意点
      4. 運転操作手順書作成上の留意点
      5. 製造指図書原本作成上の留意点
      6. 製造記録書作成の留意点
      7. ロット管理の留意点
      8. 製薬用水管理の留意点
      9. 空調設備及びユーティリティ管理の留意点
      10. 工程管理の留意点
    2. 試験室管理
      1. レギュレーション
      2. 品質管理に必要な重要管理項目
      3. 日本薬局方の基本事項 (通則)
      4. 日本薬局方の基本事項 (製剤総則)
      5. 日本薬局方の基本事項 (一般試験法)
      6. サンプリンクのポィント、
      7. 試験検査作業の留意事項、
      8. 規格外結果の処理の留意事項、、
      9. 試薬・試液・標準品の管理
      10. 供給先評価
      11. 安定性モニタリング
      12. 参考品及び保存検体の管理
    3. 品質保証
      1. レギュレーション
      2. 品質保証のポイント
      3. 製造所からの出荷の決定
      4. バリデーションの結果の評価及び承認
      5. 逸脱結果の評価及び承認
      6. 変更の評価及び承認
      7. 自己点検・教育訓練のフォロー
      8. 文書管理のフォロー
      9. 品質情報及び回収に対する製造販売業への協力
      10. GMP運営に該当するGMP対象文書・記録類の承認
      11. 製品品質照査の運営
  5. 第5部 理解度確認のための小演習及びQ&A
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 若山 義兼
    高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチ
    代表

会場

大田区産業プラザ PiO

6F C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 57,000円 (税別) / 61,560円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 30,000円(税別) / 32,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 57,000円(税別) / 61,560円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/6 治験薬GMPにおける品質システム運用と記録の残し方 オンライン
2025/2/7 GMP工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース (2日間) オンライン
2025/2/7 GMP工場 (増築・新規構築) における設計/施工時の注意点とURSの具体的記載例 オンライン
2025/2/7 CMC試験におけるOOS・OOT 判断/発生時の対応 オンライン
2025/2/10 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練 オンライン
2025/2/10 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Cコース:製造技術・品質管理/品質審査編) オンライン
2025/2/10 希少疾患治療薬開発にむけた治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2025/2/12 改正GMPを踏まえた医薬品品質システム (PQS) 構築と品質照査の実務・統計的手法の活用 オンライン
2025/2/12 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/2/12 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/2/14 医薬品凍結乾燥の条件設定、設備、バリデーション、スケールアップおよび失敗事例と対策 オンライン
2025/2/17 GMP工場における設備・機器の維持管理 (保守点検) と設備バリデーションの実際 オンライン
2025/2/17 リスクベースのGCP監査 オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Dコース:CMC申請・薬事デザイン編) オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Bコース:非臨床安全性評価・臨床開発編) オンライン
2025/2/21 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/2/25 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2025/2/26 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/2/26 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Cコース:製造技術・品質管理/品質審査編) オンライン
2025/2/26 CSVの基本理解と現場での実用ノウハウおよびCSV実施判断 オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2022/3/10 改正GMP省令対応 QA (品質保証) 実務ノウハウ集
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/11 抗ウイルス薬
2021/10/11 抗ウイルス薬 (CD-ROM版)
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価 (書籍版 + ebook版)
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集