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車載HMIの人間中心設計

車載HMIの人間中心設計

東京都 開催 会場 開催

概要

ADAS、自動運転、コネクテッドカーでますます重要になるHMIの人間中心設計とは何なのか?
本セミナーでは最重要機器である表示装置を中心に、人間中心HMIを牽引するマツダと、ヘッドアップディスプレイの安全な視認性評価に携わってきた講師が、人間中心の設計思想と適用機器についてその指針を解説いたします。

開催日

  • 2018年3月30日(金) 12時30分 16時30分

プログラム

 ADAS、自動運転、コネクテッドカーでますます重要になるHMIの人間中心設計とは何なのか? 本セミナーでは最重要機器である表示装置を中心に、人間中心HMIを牽引するマツダと、ヘッドアップディスプレイの安全な視認性評価に携わってきた講師が、人間中心の設計思想と適用機器についてその指針を解説します。

第1部 人間中心の自動車コックピットHMIの設計指針と適用機器

(2018年3月30日 12:30~14:45)

 自動車のコクピットにおいて、人とクルマの接点となるHMIデバイスに関する要素技術には様々なものがある。この分野では、魅力的な商品としての価値を訴求する一面もあるが、その前に安全に安心して使えるHMIの開発を人間中心に考えて進めることが重要である。
 特にHUDやメータ、そして今後の開発動向が注目される電子ミラーも含めてディスプレイデバイスについては、人間の視覚特性や認知特性を考慮した開発が肝要となる。それぞれの機能に応じた要件について考察する。

  1. クルマの安全とは
  2. クルマが進化する方向
  3. 人間中心で考えるコクピットHMI
    1. 目指す状態
    2. ドライバディストラクションとは
    3. 人間の特性に応じた設計
  4. HMIデバイスの開発指針
    1. ヘッドアップディスプレイ
    2. メータ
    3. その他 (電子ミラーなど)
  5. コクピットHMIの今後
    • 質疑応答

第2部 車載ヘッドアップディスプレイの視認性と安全性評価

(2018年3月30日 15:00~16:30)

 近年の光学系技術の発達により自動車用ヘッドアップディスプレイ (HUD) の実用化が進み、今後、拡張現実への応用が期待されるところである。HUDは前方風景を背景として正面に近い位置に表示することからドライバから見た視認性が従来のインパネ計器とは異なることが予想される。このHUDの視認性について考慮すべき点および安全性についての評価実験結果を紹介する。

  1. HUDの構造と設計上の考慮事項
  2. HUDの視認性
    1. 表示位置
    2. 背景の影響
  3. HUD情報の読み取りにかかる評価実験結果
    1. 前方への注意に対する影響
    2. 複数の表示の読み取り
    3. 意識下の注意喚起
  4. 関連する表示技術および研究動向
  5. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 大池 太郎
    マツダ 株式会社 統合制御システム開発本部
    首席研究員
  • 森田 和元
    独立行政法人 交通安全環境研究所 自動車安全研究領域
    エグゼクティブシニアリサーチャ

会場

連合会館

401会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,111円 (税別) / 49,800円 (税込)
複数名
: 23,056円 (税別) / 24,900円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,111円(税別) / 49,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,222円(税別) / 99,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,333円(税別) / 149,400円(税込)
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