技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

レオロジーの特許化・権利化技術の基礎とポイント

レオロジーの特許化・権利化技術の基礎とポイント

~そのレオロジーデータ、特許になるかもしれません~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年3月28日(水) 13時00分16時30分

修得知識

  • 材料のレオロジー物性評価
  • 粘度・粘弾性測定のノウハウ
  • 粘弾性的現象論と分子論的メカニズムの関係づけ
  • レオロジーデータから特許として有効な技術的特性値を抽出するためのコツ

プログラム

 新材料の発明に際して特許を申請するとき、その請求項としては内部 構造あるいは組成が主であり、物性はそれに付随するものとして取り扱われるのが普通です。しかし、ある機能を実現するために材料のレオロジー的性質が極めて重要で本質的である場合、レオロジー量そのものが特許として権利化されることがあります。技術的対象を特定するために数値を規定した特許はパラメータ特許と呼ばれていますが、権利化のためには機能とレオロジー量との関係を明解に説明できることが要件となります。
 本セミナーでは、レオロジー特許について基礎科学と応用技術という観点から経験を交えてわかりやすく解説します。

  1. パラメータ特許の概要
  2. 粘度および粘度曲線の特許化
    1. 粘度挙動の基礎
      1. 粘度の定義
      2. 非ニュートン流動
      3. 降伏値
      4. チクソトロピー
      5. 技術用語「チクソ性」のあいまいさ
    2. 粘性挙動とメカニズムとの関係
      1. 低濃度高分子溶液のゼロせん断粘度と分子量
      2. 高濃度高分子溶液の非ニュートン流動
      3. 微粒子分散系のおける粒子間相互作用と凝集
      4. 微粒子分散系の非ニュートン流動
    3. 粘度測定における問題点
      1. 二重円筒型粘度計におけるせん断速度の不均一性
      2. B型粘度計における粘度測定
    4. 粘度挙動に関する特許の例
    5. 粘度特許の解釈と技術的あいまいさ
    6. 特性値としての降伏応力決定法の例
  3. 動的粘弾性値の特許化
    1. 粘弾性の基礎
      1. 弾性と粘性の基礎
      2. マックスウェルモデルと応力緩和
      3. フォークとモデルと遅延弾性
      4. 正弦振動ひずみと正弦振動応力
      5. 動的粘弾性 (複素弾性率) の定義
      6. 動的粘弾性曲線による固体と液体の判別
    2. 動的粘弾性とメカニズムとの関係
      1. 高分子の分子運動とガラス転移
      2. 時間 – 温度換算則
      3. 高分子の粘弾性挙動と分子量
      4. 高分子における高次構造性と粘弾性
      5. 分散系における凝集構造と動的粘弾性曲線
      6. 凝集分散系における非線形線弾性
    3. 粘弾性に関する特許の例
    4. 粘弾性特許の解釈と技術的あいまいさ
    5. 粘弾性値によるプロセスの特許化
  4. 規格とレオロジー
    1. 粘度の規格基準
    2. 規格基準のあいまいさ
  5. パラメータ特許取得に係る経験と留意点
    1. 米国特許取得の経験談
    2. 学術論文と特許
    • 質疑応答

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第1特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/6/4 プラスチック・ゴムの表面処理技術と接着性向上のための実務ポイント オンライン
2026/6/4 UV硬化樹脂の硬化不良対策と硬化状態の正しい評価技術 オンライン
2026/6/4 各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析 オンライン
2026/6/5 他社特許分析の実務と生成AIを使った効率化、"強い" 特許を得るための考え方・具体的方法 オンライン
2026/6/5 ポリマーアロイ・ブレンドにおける相溶性・構造制御と高性能化 オンライン
2026/6/5 研究開発のための知財戦略 オンライン
2026/6/5 プラスチック成形部材の劣化、トラブル対策と品質管理 オンライン
2026/6/8 各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析 オンライン
2026/6/8 カルボキシ基の基礎と反応性、高分子材料開発への活用 オンライン
2026/6/8 ポリマーアロイ・ブレンドにおける相溶性・構造制御と高性能化 オンライン
2026/6/8 研究開発のための知財戦略 オンライン
2026/6/8 高分子構造・物性解析の基礎と最新分析技術 オンライン
2026/6/9 高分子材料および高分子基複合材料の粘弾性の基礎と評価 オンライン
2026/6/9 ポリマー材料 (樹脂・ゴム・高分子) におけるブリードアウト&ブルーム現象の発生メカニズムの解明と防止・対策処方 オンライン
2026/6/9 ポリマーアロイにおける相溶化剤の使い方、分散条件の設計、評価解析 オンライン
2026/6/9 タイ分子の基礎と分子制御、高次構造制御、評価と応用 オンライン
2026/6/10 電気絶縁材料の劣化メカニズムと部分放電計測ならびに寿命評価 オンライン
2026/6/10 特許出願書類作成における権利範囲設定の考え方と留意点 オンライン
2026/6/10 安定性・凝集抑制を目指したタンパク質溶液製剤の合理的設計・添加剤選定と構造安定性の評価 オンライン
2026/6/11 射出成形の原理に基づく成形不良の理解と対策 大阪府 会場

関連する出版物