技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自社化粧品・輸入化粧品の品質管理のポイントと成分分析

製品回収事例から学ぶ

自社化粧品・輸入化粧品の品質管理のポイントと成分分析

~品質管理のクオリティ向上を低コストで実現させるための一助に~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、化粧品を流通するにあたって必要不可欠な品質管理のポイントを成分規制の観点に重点を置いて説明いたします。

開催日

  • 2018年2月22日(木) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 化粧品の自主回収事例と回収にならないための品質管理ポイント

プログラム

 規制緩和といわれたポジティブリスト・ネガティブリスト制の制定から18年、化粧品GMPとしてISO22716が業界自主基準として採用されてから10年が経ち、化粧品の品質管理はマニュアル化されてきたように見えます。しかし、化粧品の品質管理には法的な規制だけでなく、成分の化学的性質や規制に関する知識が必要です。様々なチェック漏れを原因とする化粧品の自主回収の報告は後をたちません。いざ回収となると回収コストがかかるだけでなく、自社ブランドに大きなダメージを与えます。
 本講座では化粧品の自主回収事例から、回収にならないための品質管理のポイントを成分チェックの観点からお話ししていきます。また、海外からの輸入における各国規制に基づいたチェックポイント、品質管理のための成分分析を自社または試験機関で行う際のチェックポイントなどについても取り上げますので、品質管理のクオリティ向上を低コストで実現させるための一助とすることが可能です。

  1. 化粧品基準
    1. 化粧品基準の変遷
    2. ポジティブリスト・ネガティブリスト
    3. タール系色素
    4. 業界自主基準
      • 微生物に関する基準
    5. 海外法規制の動向
  2. 近年の回収事例
    1. 収去検査からの検出事例・違反事例
    2. 近年の回収事例
      1. 回収事例1 – 微生物の混入 –
      2. 回収事例2 – ホルムアルデヒド –
      3. 回収事例3 – 法定表示の不備 –
      4. 回収事例4 – 成分無表示 –
  3. 輸入化粧品の品質管理
    1. Ingredient
    2. 国別にみる主な注意ポイント
      1. EU
      2. USA
      3. ASEAN
      4. 中国
      5. その他
    3. 成分分析 – 海外と日本との違い –
    4. 実際にあった事例 (製造元とのトラブル)
  4. 自社製造化粧品の品質管理
    1. 化粧品GMP
    2. 自社品質管理
      1. 微生物試験
      2. ホルムアルデヒド
      3. 防腐剤・紫外線吸収剤・承認化粧品成分 (医薬部外品有効成分)
      4. 色素
  5. 試験機関に出す成分試験
    1. 何を依頼するか
    2. 試験報告書
      1. 定量下限、検出下限
      2. 試験方法、定量下限による管理の仕方
  6. まとめ
  7. 質疑応答

講師

  • 辰巳 和子
    合同会社 和陽アドバイザリー
    代表

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第2講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/7 化粧品主要国成分規制と広告規制及び輸出入の留意点 オンライン
2024/5/16 化粧品の防腐処方設計と保存効力試験実施のポイント オンライン
2024/5/17 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/23 化粧品における薬機法・景品表示法・公正競争規約の留意点 オンライン
2024/5/24 ASEAN・台湾の最新化粧品申請制度解説 オンライン
2024/5/24 化粧品・医薬部外品・洗剤・雑貨商品開発のための効率的なデータ管理 オンライン
2024/5/29 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/29 化粧品の防腐処方設計と保存効力試験実施のポイント オンライン
2024/5/29 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 オンライン
2024/5/30 化粧品をめぐる日本と海外の規制と動向 オンライン
2024/6/3 化粧品・医薬部外品・洗剤・雑貨商品開発のための効率的なデータ管理 オンライン
2024/6/3 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 オンライン
2024/6/4 ASEAN・台湾の最新化粧品申請制度解説 オンライン
2024/6/5 化粧品をめぐる日本と海外の規制と動向 オンライン
2024/6/14 化粧品の品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応 千葉県 オンライン
2024/6/20 製造承認書および別紙規格の作成にむけた規格及び試験方法の記載・データの揃え方と原案作成要領 (手引き) の活用法 オンライン
2024/6/24 化粧品技術者に求められる微生物保証の基礎知識と理想的な防腐剤・殺菌剤の使用 オンライン
2024/6/25 経皮吸収の基礎と評価方法 オンライン
2024/7/1 製造承認書および別紙規格の作成にむけた規格及び試験方法の記載・データの揃え方と原案作成要領 (手引き) の活用法 オンライン
2024/7/3 化粧品技術者に求められる微生物保証の基礎知識と理想的な防腐剤・殺菌剤の使用 オンライン