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ロボット・AI技術と3次元物体認識技術

ロボット・AI技術と3次元物体認識技術

~生産・物流・生活支援分野への活用~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、3次元センサ、物体認識、3次元特徴量の基礎から解説し、具体的な応用事例として、生産ラインにおけるロボットピッキングに関する事例や、人物認識における3次元情報の利用例について解説いたします。

開催日

  • 2018年2月16日(金) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • 3次元物体認識に関連する技術者
    • ロボットシステム
    • メカトロニクスシステム
    • FAシステム
    • 医療系システム
    • 自動車
    • 生産技術・生産システム
    • 物流 など

プログラム

 ロボット知能化技術は、人工知能 (AI) の実適用における重要技術として、工場、配送センターから一般家庭にいたるまで、幅広い分野に関連しており、一部は既に実用化され、また未来技術としてもさらなる発展が期待されている。
 本セミナーでは、人工知能 (AI) およびロボット知能化の中心である3次元物体認識の概論から始まり、工場でよく用いられる特定物体認識と、大規模配送センターや生活支援ロボットにおいて必須となる一般物体認識の両面から課題を整理し、最新技術を紹介する。特に、2017年7月に名古屋で開催された世界的なロボット技術のコンテスト「Amazon RoboticsChallenge」に関連して、世界第3位の性能を実現した関連技術を網羅的に紹介し、さらに現在開発中の生活支援ロボットのための知覚技術や、新概念による製品設計につながる3次元データハンドリング技術についても例に挙げ、3次元物体認識とその応用に関する現在から未来構想までを整理する。また、ロボットの知覚技術におけるディープラーニング等の機械学習技術の利用についても実例を交えながら解説し、最近の研究トレンドや、今後重要となる課題についても展望する。

  1. 人工知能 (AI) 技術概論
    1. 人工知能に関する話題
    2. 機械学習の基礎
    3. ロボット知覚技術とAI
  2. 3次元物体認識の基礎
    1. 主要なセンサの原理と特徴
    2. 物体認識アルゴリズムの概要
    3. アピアランスベースとモデルベース
    4. 物体認識の周辺技術
    5. キーポイントベース物体認識の概要
    6. 3次元特徴量・局所参照座標系の主要技術
    7. 3次元特徴量に関する最新技術
  3. Amazonチャレンジ関連技術
    1. 背景
    2. 課題分析
    3. アプローチ 物体識別と姿勢認識
    4. 大会のようすと世界的な技術トレンド
  4. 物体認識技術の将来展望
    1. 展望1:物体認識から機能認識へ (生活支援ロボット)
    2. 展望2:人間センシングとAI (新しい設計・生産システム)
    3. その他の話題 (当日のご希望に応じてご紹介いたします)

講師

  • 橋本 学
    中京大学 工学部 機械システム工学科
    教授

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 50,760円 (税込)
1口
: 59,000円 (税別) / 63,720円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。