技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バッテリーマネジメント用リチウムイオン電池のインピーダンス測定の考え方

バッテリーマネジメント用リチウムイオン電池のインピーダンス測定の考え方

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、電気化学の基礎の基礎から測定・解析の具体的事例まで講師に丁寧に解説頂きます。

開催日

  • 2017年10月13日(金) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • バッテリーマネジメントに関わる研究者・技術者・開発者

修得知識

  • インピーダンスと電池の基礎知識
  • インピーダンスに関わる数学の基礎知識とコンピュータの活用方法
  • 実稼働電池でのディジタル情報収集に関わるノウハウ
  • 機械学習を使ったディープラーニングの応用の可能性

プログラム

 電池のインピーダンス測定に関するセミナーは多い。しかしながら、それらは実験系としての電池についてインピーダンス挙動の解析についてのトピックに終始することがほとんどである。バッテリーマネジメントとは実稼働しているバッテリーシステムに障害や不具合が発生した場合に、管理者に自動的に通知する仕組みと言っていい。
 本セミナーでは、実稼働バッテリーシステムのモニタリングのためのインピーダンス測定がどうあるべきかについて考える。

  1. インピーダンスと電池の基礎
    1. 電池の起電力と内部抵抗
    2. 電池の構造とインピーダンス
    3. 材料物性値とインピーダンス
    4. ボーデプロットとコールコールプロット
  2. 電池のモニタリングにおけるインピーダンスの応用
    1. 電流センサー
    2. 組電池の電圧測定
    3. AD変換とDA変換
    4. 能動的制御とGPSを使ったモニタリング
  3. インピーダンスと数学
    1. フーリエ変換とそのファミリー
    2. 離散変換とサンプリング
    3. 数式処理ソフトの活用
  4. 電池のモデル作成
    1. 等価回路を使った古典的アプローチによる解釈
    2. クラウドデータロガーとインピーダンスのビックデータ化
    3. 電池のモニタリングのためのネットワークインフラ
    4. 機械学習とビッグデータを活用したモデルの構築

講師

  • 立花 和宏
    山形大学 大学院 理工学研究科
    准教授

会場

中央大学 駿河台記念館

4F 480会議室

東京都 千代田区 神田駿河台3丁目11−5
中央大学 駿河台記念館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 44,444円 (税別) / 48,000円 (税込)
複数名
: 19,907円 (税別) / 21,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
2人目以降はメルマガ価格の半額、1名様あたり 19,907円(税別)/ 21,500円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 39,815円(税別) / 43,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 59,722円(税別) / 64,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 79,630円(税別) / 86,000円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 44,444円(税別) / 48,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 35,185円(税別) / 38,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/13 LIB製造における塗工・乾燥のコツ、ドライ方式の最新動向 オンライン
2025/5/13 有機系材料を用いたナトリウムイオン電池の特性と最新研究動向 オンライン
2025/5/15 全固体電池に関する試験評価、構造解析の進め方 オンライン
2025/5/15 全固体リチウム電池・固体電解質材料の最新の研究動向 オンライン
2025/5/16 汎用リチウムイオン電池の特性・健全度 (劣化度) ・寿命の評価手法の詳細 オンライン
2025/5/19 高容量リチウムイオン二次電池正極材の材料設計 オンライン
2025/5/20 バイオマスを原料とするバイオエタノール製造技術と課題 オンライン
2025/5/21 リチウムイオン電池の性能 (安全性、特性、劣化) の体系的知識と充放電特性、効率劣化診断・安全マネジメント技術 オンライン
2025/5/22 LIB製造における塗工・乾燥のコツ、ドライ方式の最新動向 オンライン
2025/5/22 リチウムイオン蓄電池最適管理のための残量・劣化推定技術解説 オンライン
2025/5/22 リチウムイオン電池の基礎と高性能化を実現するシリコン負極の最新技術 オンライン
2025/5/22 逆風に直面する洋上風力発電の最新動向と日本企業のビジネス・チャンス オンライン
2025/5/23 汎用リチウムイオン電池の特性・健全度 (劣化度) ・寿命の評価手法の詳細 オンライン
2025/5/26 有機系材料を用いたナトリウムイオン電池の特性と最新研究動向 オンライン
2025/5/27 リチウムイオン電池の寿命劣化防止にむけた材料技術 オンライン
2025/5/28 電気化学測定の基礎と実験データの解釈のポイント オンライン
2025/5/28 水素エネルギーとモビリティ オンライン
2025/5/29 リチウム-硫黄二次電池および硫黄系正極活物質の開発動向と応用展望 オンライン
2025/5/29 風力発電の現状と日本の技術 オンライン
2025/5/29 水素エネルギー市場の最新動向と水素戦略、およびビジネス展開 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/2/24 2017年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2017/1/27 2017年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2016/11/16 2017年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2016/9/23 2016年版 スマートハウス市場の実態と将来展望
2016/8/26 2016年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2016/8/26 リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術 2016
2016/7/22 2016年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2016/5/27 2016年版 スマートコミュニティ市場の実態と将来展望
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2016/1/29 2016年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2015/12/18 2015年〜2016年版 電力自由化市場総覧 (2016年 新春号)
2015/12/8 2016年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2015/11/20 2016年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2015/10/30 2015年〜2016年版 電力自由化市場総覧 (2015年 秋号)
2015/8/21 2015年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2015/7/24 2015年版 電力自由化市場・関連技術の実態と将来展望
2015/6/30 導電性フィラー、導電助剤の分散性向上、評価、応用
2015/6/26 2015年版 民生機器用蓄電池市場の実態と将来展望