技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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(2017年5月9日 10:00〜11:30)
本講座では、導電性炭素材料の中でもアセチレンブラックの特徴や用途展開について解説する。
また、近年のリチウムイオン電池で要求されている高エネルギー密度化に向けて導電剤が担う役割を粉体特性と分散性の観点から考察するとともにアセチレンブラックの分散性向上技術と高性能化について研究事例を交えて紹介する。
(2017年5月9日 12:10〜13:40)
リチウムイオン電池の高性能化に導電助剤も一役を担っている。
本講演では、カーボンナノファイバー (気相法炭素繊維) VGCF ® ついて、構造と物性、分散方法と分散性評価手法のポイント、電極特性と電池性能の向上効果について、メカニズムや市場トレンドを絡めて解説いたします。
また、カーボンブラックやカーボンナノチューブ等の他導電助剤の物性に基づく導電助剤としての役割の違い、併用効果についても解説します。
(2017年5月9日 13:50〜15:20)
グラフェンは炭素原子1個の厚さで、極めて比表面積が大きく、導電性にも優れているため、導電助剤として、大いに期待される。既に、各種高分子材料の導電性化や透明導電膜に用いられている。グラフェンが工業素材として着目されるのは、廉価なグラファイトから、低コストで量産でき、親溶媒性とすることができるので、各種素材に添加や複合化が容易なことである。
本講座では、このようなグラフェンの導電助剤としての特性とリチウムイオン電池用グラフェン導電助剤の開発の現状とその効果について説明する。
(2017年5月9日 15:30〜17:00)
Liイオン電池において電極は性能を左右する上で重要な因子です。高容量化のための高耐電圧材料、高出力化のための微粒子材料、さらには高安全性のための難燃性材料など、様々な材料が日々開発されています。ただし、それら単一材料だけの性能を上げたとしても、電池の実性能は期待されるものでない場合が多々あります。それは、電極に材料の分散性が一因として挙げられます。分散性が低い電極内では合剤粒子が不均一凝集して存在し、充放電において不均一反応を引き起こします。電極の不均一反応は電池性能だけでなく、長期使用における耐久信頼性にも影響します。
本講座では、電極合剤の導電助剤、バインダーの分散性を可視化し、定量化する手法を紹介いたします。また得られたパラメーターが実際の電池特性にどのように寄与するのかについても事例を交えて紹介します。これらの手法は、電極の製造法の最適化や品質管理の分野において、分析支援できるものと考えています。
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