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経皮吸収のメカニズムと製剤設計のための開発のポイント/評価法

経皮吸収のメカニズムと製剤設計のための開発のポイント/評価法

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、経皮吸収について基礎から解説し、経皮吸収実験法の方法、実験結果のデータ解析法など、実用的な実験方法とノウハウについて説明いたします。

開催日

  • 2017年4月20日(木) 12時30分16時30分

プログラム

 経皮吸収製剤は医薬品だけでなく、化粧品、医薬部外品などにも使われる剤形です。目的にあった有用性の高い製剤を開発する上で、経皮吸収性評価は非常に重要です。
 この講演では、経皮吸収製剤設計のための処方開発のポイント、基礎から始める経皮吸収実験法のやり方、実験結果のデータ解析法など、製剤開発を行う研究者にとって必要で、かつ、実用的な実験方法とノウハウについて説明いたします。

  1. 皮膚と経皮吸収
    1. 皮膚と薬物透過
    2. 経皮吸収製剤の種類
    3. 設計の目的
  2. 経皮吸収製剤の特徴と設計
    1. 有効成分の選定
    2. 有効成分の物理化学的性質
  3. 有効成分の選択と条件
    1. 薬物の生物学的な条件
    2. 薬物の物理化学的な条件
  4. In vitro実験の方法と評価
    1. 実験装置のデザインと特徴
    2. In vitro膜透過実験法
    3. 製剤の評価とデータの解析
  5. In vino実験の方法と評価・解析方
    1. In vino実験方法
    2. 経皮級製剤の評価とその解析方法
  6. 製剤の評価
    1. 薬物放出試験法
    2. 製剤物性評価法
    3. 安全性評価法
    4. その他の製剤評価法
    5. 結果の解析と留意点
  7. 薬物の経皮吸収促進法 ~有効性を上げるためには~
    1. 科学的な方法
    2. 物理的な方法
  8. In vitro/In vinoの相関性
    1. In vitro透過実験からIn vino吸収性の予測
    2. 経皮吸収性の種差
    3. 油/水分配率からの経皮吸収性の予測
  9. まとめ
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

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