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プラスチック製品の強度設計における安全率設定入門

プラスチック製品の強度設計における安全率設定入門

~応力、成形、環境要因を考慮したプラスチック製品の信頼性向上~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、自動車、家電等など至るところで用いられるプラスチック製品の安全率を設定する際に必要な知識を解説いたします。

開催日

  • 2016年11月30日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • プラスチック製品の設計、成形、品質保証、評価に関連する技術者
    • 自動車・自動車内装
    • 家電
    • 携帯電話・スマートフォン
    • PC
    • 食品容器
    • 部品トレー
    • 建材
    • 看板 など

修得知識

  • プラスチックの強度設計に必要な基礎特性および実用特性
  • プラスチック製品の信頼性に影響する諸要因と向上策
  • プラスチックの安全率設定の考え方

プログラム

 安全率 (安全係数) とは材料の破壊強度を許容応力で除した値であるので、安全率を高く設計するほど製品の信頼性は向上する。しかし、プラスチック材料では許容応力設定に関する考え方が体系化されていないので、安全率そのものが明確でないことが多い。その理由は、プラスチックは粘弾性挙動を示すこと、負荷応力の種類によって変化すること、環境劣化すること、成形条件によっても変化することなどが複雑に関係するからである。
 本講では、プラスチックの安全率に影響する諸要因について解説し、講師の体験を基にして安全率または許容応力を決める考え方を解説する。

  1. プラスチックの製品設計における安全率の考え方
    1. 安全率とは
    2. 安全率設定におけるプラスチック固有の課題
  2. 安全率に影響する諸要因
    1. 応力亀裂
      1. ストレスクラック
      2. ケミカルクラック
    2. 負荷応力と破壊強度
      1. 静的強度
        • 引張
        • 曲げ
        • 圧縮
      2. 衝撃強度
      3. クリープ破壊強度
      4. 疲労強度
    3. 成形要因
      1. 成形過程の分解
      2. 残留応力
      3. ウェルドライン
      4. 応力集中
      5. 再生材の使用
    4. 環境劣化要因
      1. 熱劣化
      2. 加水分解劣化
      3. 紫外線劣化
      4. 薬品劣化
  3. 安全率または設計基準の設定の考え方
    1. 許容応力
      1. 静的応力
        • 引張
        • 曲げ
      2. 定ひずみ下の応力
      3. 定応力下の応力
        • クリープひずみ
        • クリープ破壊
      4. 疲労応力
    2. 長時間寿命の予測
      1. 熱劣化寿命
      2. 加水分解劣化寿命
      3. 紫外線劣化寿命
    3. 実用製品の加速信頼性評価
    • 質疑応答

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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