技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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(2016年10月7日 12:30〜13:30)
持続的再生可能資源である植物の基本骨格であるセルロースナノファイバー (CNF) は、優れた特性から最近注目されている。
本発表では、CNF/熱可塑性樹脂コンポジットにおいて、これまで取り組んだカチオン変性、疎水変性などの変性処理が、CNFの樹脂中での分散性、物性に及ぼす影響について紹介する。
(2016年10月7日 13:40〜14:40)
セルロース・キチンの「ナノウィスカー」は、天然セルロースおよび天然キチン試料の酸加水分解により得られる棒状ナノ微結晶粒子であり、古くから食品添加物や化粧品材料など様々な面で応用されてきた。
近年はその高結晶性、低比重、無毒性、高弾性率、高強度などの優れた利点を活かし、ナノ複合材料のフィラーとしての応用が盛んに研究されている。
フィラーとしての応用に際しては、マトリックス内におけるナノウィスカーの高い分散が重要である。
本講演では、ナノウィスカー表面への種々の荷電基の制御された導入、および表面への高分子鎖結合による立体安定化について、当研究室で得られた成果を中心に解説する。
(2016年10月7日 14:50〜15:50)
セルロースナノファイバー (CeNF) は、高強度、高弾性率、低熱膨張性など優れた特性を有することが知られている。また太さが5~100 nm程度、長さが数~数十μmと非常に細く、アスペクト比が大きい繊維である。このためCeNFは複合体の優れたフィラーとして期待される。しかしCeNFの自己凝集性の強さから、乾燥時や貧溶媒中で凝集してしまう傾向にある。そのため複合体中にCeNFを分散させることが困難であり、期待される補強効果を得ることが難しい。
そこで我々はCeNFを核材とした高分子の希薄溶液からの結晶化を利用して、CeNF表面を高分子結晶で被覆したナノ複合繊維 (NCF) を作製する方法を確立した。NCFはCeNFのまわりを高分子結晶が覆うことでCeNFの自己凝集性の抑制、表面の凹凸による添加効果の増大が期待されている。
本講演ではNCFの作製法や構造の特徴および作製したNCFを用いた複合体フィルムへの応用についても論述する。
(2016年10月7日 16:00〜17:00)
セルロースとプラスチックの複合化技術から得られた課題及びその解決策をベースにCNFの複合材利用に向けた取り組みに関して説明。特に、今回は、ケイ酸カルシウム表面処理による利用技術を詳細に解説。
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